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島で唯一のホテル×ジオパーク施設 Entô(エントウ)

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「ないものはない」という新しい贅沢を提案する、日本初の本格的なジオホテル・Entô(エントウ)に関するマガジンです。Entô https://ento-oki.jp/
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2021年6月の記事一覧

島を象徴するレストランとして、Entô Diningのすべてを島の総力戦で。

2021年7月1日にオープンする、島で唯一のホテル×ジオパーク施設のEntôでは、Entô Dining が併設されています。 Entôスペシャルインタビューの2回目は、ダイニングの調理を務めるマネージャーの阿部さんと、中山さんにお話をうかがいました。 ひときわ目を引く海を眺めながら島のコース料理を Entô Dining の特徴は、海を眺めながら季節のコース料理を楽しめるところです。内装はできるだけ無機質に、色味やトーンを抑えているそうで、余計なものが目に入らない空間

雄大な空、静かに広がる海、船の往来、船と波がつくる波模様。景色がごちそうって、すごい。

島で唯一のホテル×ジオパーク施設のEntôは、いよいよ7月にオープンします。Entôさんの粋な計らいで、6月は海士町内のみなさんが試泊できるプログラムを用意してくださっていました。 ↑ Entô代表の青山さんによる投稿 試泊されたみなさんの感想や、応援メッセージがとても心に響く内容で、この場を借りてご紹介させていただきます! 雄大な空、静かに広がる海、船の往来、船と波がつくる波模様。景色がごちそうって、すごい。 【Entôエントウ】7月1日にグランドオープンするエントウ

極限まで削ぎ落としていく徹底した品質管理

学校や教育委員会、文部科学省といった教育の世界だけで働いていたら、決して出会うことのなかったのが、タイトルにある言葉です。 島根県海士町に出向しているときには、観光や福祉、漁協など様々な分野の方々と町の将来について膝を突き合わせてたくさんの議論を重ねました。教育以外の分野で働く人達と議論するのは初めての経験で、様々な気付きや学びがあって、それは今も自分の中で深く残っています。 まちづくりは楽しいこと、ワクワクするようなことだけではありません。 商品開発をするとき、新しいプ

Entô Journal

7月1日にオープンする日本初の本格的なジオホテル・Entô。公式サイトのJounal では、隠岐ユネスコ世界ジオパークや旅に関する記事が掲載されています。 人には自然治癒力が備わっている。身体の不調や傷を自らの力で治癒、再生していく力。ただ、日々のストレスや口にするものなどの影響で、本来持つその力を発揮できなくなることもある。日々、自分の身体の声に耳を傾け、整え、その力を呼び戻すこと。それは、わたしにとっての隠岐を旅する時の感覚によく似ている。自分をまっさらにリセットし、自

グランドオープンの前日、という今日。

明日、グランドオープン。 ほんとかよ、ってのが偽らざる本音です。「いつか」だったはずのオープン日が「明日」になってるという事実に改めて驚く。 たくさんの大先輩からホテルオープンは、直前がすごいことになるよ、と聞いていたけれども、こんな毎日は想像すらできなかったなぁと今思う。少しだけ時系列で振り返ってみたい。 6月21日のプレスイベントを終え、24日には株主総会を経て、改めて代表としての3期目を正式に迎えさせて頂いた。その日の夕方に集まれる限りのスタッフ・関係者が集まって

新しい建物

こんにちは。島食の寺子屋・受入コーディネーターの恒光です。 この島に唯一あるホテルが、「Entô」という新しい名前でリニューアルオープンを控えている。7月1日がリニューアルオープンなので、もうすぐ。そんな折に島民向けの試泊の公募があったので、好奇心も手伝い参加してみました。 外部のお客様を本格的に迎える前の、オペレーショントライアルの要素もあり、アンケートに応えることが必須条件。 少し早めの15時半頃にチェックイン。梅雨で曇天が続いていたけれども、その日は珍しく晴れてい

柔らかく尖りながら、前へ進む。_Entô開業プレスイベントに参加して

動くひと、会社、地域、 挑戦するひと、会社、地域には、その熱量に巻き込まれて色んなものが集まってくる。 人だったり、情報だったり、チャンスだったり。 また、そういうひと同士や会社同士、ときには地域間も互いに引き寄せ合う。 そして、そこからは新しいものが生まれる。 その日も、そんなことを実感する機会に立ち会った。 以前から、しごとのつながりでお付き合いがある島根県本土から離れた隠岐諸島。海士町にある、とあるホテルが新たなスタートをきる。 そのお披露目プレスイベントが東京で開催

カオスな世界の生存戦略と島の新しいホテルEntô(エントウ)

しばらくぶりの船旅のおともに選んだ本は、「京大的アホがなぜ必要か カオスな世界の生存戦略」。 今月、スタディ・リトリートを始めてから、そのときどきに自分が勉強していることと、誰かの勉強や目の前で起きる物事とのいろいろなシンクロが起こるのだけれど、今回の本とホテルはまさにそうだった。 カオスな世界を生き延びてきた生物の歴史の中でも、特筆すべき存在として紹介されているシアノバクテリア。彼らは二酸化炭素で満たされた環境で暮らしていた生物にとって「毒」である酸素を光合成で生み出し

ようやく、泊まれた。

どれだけこの日を待ったことだろう。島民を対象とした試泊の前にスタッフ試泊として、自らまずは泊まってみる、という日を設けた。それどころじゃない、という状況でもあったものの、それでもやっぱり楽しみなことはあふれ出てしまう1日だったように思う。 解体現場から見学に来ていた小学4年生の長男が「おお、できたねー!」と第一声。どうしても負担がかけてしまっていた家族が、少しだけいつもと違う表情で、いつもと違うテンションで時間を過ごしてくれることは、つかの間の大切な時間だった。 どうした

プレスイベントを終えてみて。

38歳の誕生日前日。少し日差しが強くて、青空が眩しい月曜の朝、人生初めてのプレスイベントで、Entôの開業を盛大に発表することができました。会場には30名弱、オンラインでは100名を超えるメディア関係者の皆さま。多様な顔ぶれの会場はどこか温かく、とても素敵な空気でした。 冒頭の写真は、イベントの最後に、この5年間、離れた土地からこのプロジェクトに深く、深く関わってくれたパートナーの皆さん。可能性は限りなく小さいよ、というタイミングからずっと伴走をしてくれた十枝裕美子さん、設

インバウンドサミット2021振り返り

昨年に続き、今年もインバウンドサミット2021に参加しました。 どなたかが「観光業界のフジロック」とおっしゃっていたように登壇者は総勢105人、直前までぐんぐんのびた参加者も3,600人!と、今や観光の一大イベントに。オンラインでこの規模のイベントはなかなかないのでは。 それぞれのセッションでは、インバウンドだけでなく、これからの日本の観光について、さまざまな切り口で熱いトークが交わされ、チャット欄への参加者コメントも熱を帯びたものに。 ▲各セッションは同時進行で展開。お