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一人一人の物語の集積を垣間見える海士町noteであることを願って。

とてもうれしいお知らせです!
海士町は令和4年4月26日にnoteさんと情報発信に関する協定を結ぶことになりました。

さらに!令和4年度は海士町情報発信アドバイザーとしてnoteの公共教育ディレクター青柳のぞみさんを迎え、島の情報発信をサポートいただけることになりました。
noteディレクターさんが自治体の情報発信アドバイザーに就任することは初の取り組みになります。
 


noteさん・青柳さんにご協力いただきながら、今まで以上に海士町のさまざまな表情を発信できたらと思っています。これからもどうぞよろしくお願いいたします!

今回は、海士町noteをかげながら応援してくださっている隠岐島前高校で学校経営補佐官を務める海士町在住の大野さんと、海士町note開設時からお世話になっているnote公共教育ディレクター・海士町情報発信アドバイザーの青柳さんに、海士町noteについてお話しいただきました。



一人一人の物語の集積を垣間見える海士町noteであることを願って。

海士町noteのみなさん、こんにちは。島根県立隠岐島前高校で学校経営補佐官を務めています、大野佳祐と申します。おかげさまで海士町noteに島根県立隠岐島前高校関連の記事が増えてきました。ありがたいことです。
  

島根県立隠岐島前高等学校 学校経営補佐官 大野佳祐さん
AMAホールディングス株式会社取締役/交交(こもごも)株式会社代表取締役
1979年東京生まれ。2014年、海士町に移住し、隠岐島前高校魅力化プロジェクトに参画。2020年には教育からまちづくりにも参画し、AMAホールディングス株式会社ではふるさと納税に、交交株式会社では再生可能エネルギー事業等に挑戦中。


海士町noteや隠岐島前高校のマガジン記事は隠岐島前高校への取材記事もあれば、高校生たちが書いた記事もあります。高校生が自分自身のnoteで書いた記事も(希望すれば)海士町noteにまとめられているようで、彼ら・彼女らもきっと嬉しいのではないでしょうか。

隠岐島前高校の「今」を知りたいなら、高校のウェブサイトと合わせてこの海士町noteを読んでもらうとよいと思います。オススメです。


地域に飛び出す高校生

僕自身が海士町に来たのは2016年で、その頃の隠岐島前高校は今ほど「地域に飛び出して」という感じではありませんでした。徐々にその熱量が高まってきていたという感じでしょうか。
小さい島ということもあって、週末であっても高校生の活動はだいたい把握できていたような気がします。

ところが、今では週末に高校生がどこで何をしているのか、正直なところさっぱり把握できません。僕自身も高校生の活動を海士町noteの記事で知ることもありますし、高校生が企画・運営するイベントに参加させてもらうこともあります。

こないだなんかは海士町の図書館で絵本の読み聞かせをしているということで、張り切って娘と参加したら、絵本を読んでくれたのは高校生でした。


なかなかいいなと思っています、高校生と地域のこういう距離感。

そして、距離感がみずみずしい物語としてアーカイブされていくってのもステキです。


一人一人の物語の集積こそ

以前の海士町は、町としての物語(文脈というかもしれません)をつくりだそうとしていたように思います。隠岐島前高校も以前はそうだったかもしれません。一部自己弁護になってしまうかもしれませんが、それはそれでとても大事なことだったように思います。

でもその頃から時が経ち、明らかにフェーズが変わり、今は一人一人の物語の集積こそが町としての、高校としての物語になっていくのではないかと思い至るようになりました。そして、「私には語ることがない」という人にほど、語るべき物語が存在しているように感じています。


note株式会社のミッションは「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」だそうです。町に関わる老若男女がさまざまなかたちで創作をはじめて、それを続けていくことが町としての、高校としての「これからの物語」を紡いでいくことになるんじゃないかなと思います。

なぜならそこにはリアリティがあるから。
創作はnoteでもいいし、田んぼでもいいかもしれませんね。

一人一人の物語の集積を垣間見える海士町noteであることを願って、僕もたまにnoteを書いてみようかな。
創作は一人ぼっちになれるから好きです。



なぜだか、どんどんひとを惹きつける。

海士町noteをご覧のみなさん、はじめまして!noteディレクターの青柳です。
今回の協定を機に、海士町の情報発信アドバイザーという大役を務めることになりました。

noteディレクター(公共・教育) 青柳 望美さん
1983年生まれ、群馬県出身。東京在住。
人材系企業で営業・営業企画・Webマーケティング/デザイン、教育系の認定NPO法人で事業企画や組織開発等をへて、note株式会社に入社。公共・教育カテゴリ担当のディレクターとして、クリエイターの活動を支援している。


海士町の、スタートアップのようにあらゆることが決まっていくスピード感と、行政と民間が距離感ゼロで連携しながら町を経営する温度感を、いままで以上に近くで感じられること。とてもうれしく思っています。

海士町は、不思議な島です。

たとえばわたし自身、島を訪れたことは一度もないのですが、どんどん海士町の友だちが増えていっています。東京で出会った初対面のひとと、1番盛り上がる話題が海士町の話だったりもします。海士町のnoteを読んでいたら、島がすきになってふるさと納税してしまった、という声も聞きます。

なぜだか、どんどんひとを惹きつける。

そんな、一言では言い表せない島の魅力は、海士町noteを読めば分かります。ぜひ、たくさんの記事を読んでみてほしいなと思います。


読んでいるうちに、島の空気感が感じられて、住んでいるひとたちの顔がみえて、みんなが海士町をすきなことが伝わってきて、自分もどんどんすきになる。大野さんもおっしゃっていますが、「みずみずしい物語」でいっぱいです。

以前インタビューさせていただいた際、海士町役場の寺田さんがこんなふうに話してくれました。

海士町もnoteという場所でまちを表現して発信していきたい。noteには海士町のことを書いてくださっているクリエイターさんたちもいます。町民のみなさんはもちろん、noteのクリエイターさんたちとも、一緒に海士町を表現していきたい。海士町を知ってもらうための大通り的な存在としてnoteがあって、その中の裏道もめっちゃ楽しいよ!という場所になるといい。

「日本海にうかぶ小さな島の海士町が、みんなで町の公式noteをつくるわけ」より


むりせず。華美な装飾をせず。等身大のまま。海士町そのものを表現しているからこその、みずみずしさがあるんだと思います。

これからも、この海士町らしい語り口のまま、よりおおくのひとたちに魅力を届けるお手伝いができればと思っています。微力ながら、がんばります。海士町のみなさん、海士町note読者のみなさん、どうかよろしくお願いいたします!

最後に‥個人的な海士町との出会いは、2014年のことでした。noteで働くことも、まさかアドバイザーとして海士町を初訪問する未来も、想像もしていなかった頃です。このようなすてきな機会をいただいたことに、心から感謝しています。




大野さん、青柳さん、ありがとうございました。
これからも海士町らしさを大切にnoteを運営してまいります!

最近では「ないものはないストーリー」と題した、海士町のみなさんをご紹介する企画もはじまりました。


また、海士町内の小中学校によるnote proの活用も進みはじめ、今まで以上に、にぎやかな島の様子をお届けできるのではないかと思っています。こちらもご期待ください!


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