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海士町・磐梯町・横瀬町との三町未来共創協定を結びました!

令和6年1月15日、海士町は福島県磐梯町、埼玉県横瀬町と三町未来共創協定を結びました。また同日、SHIBUYA QWSにて三町未来共創協定調印セレモニーを行いました。今回は、当日の様子をお届けします!

左:磐梯町長 佐藤淳一氏 中央:横瀬町長 富田能成氏 右:海士町長 大江和彦

今回の協定により、各自治体の強みを生かし事業の広域展開や、人材交流を進め、一つの自治体だけではできなかった新たな自治体運営に挑戦していきます。

これまで海士町では先進的な関係人口施策を進め、磐梯町では自治体DXをいち早く推進し、横瀬町では官民連携の枠組みを構築し実績を重ねてきました。

しかし、それぞれの自治体において伸ばしきれない取り組みがあったことや、変革に必要な人材の確保が急務となっている共通課題があります。

そこで三町が協定を結ぶことで新たな価値創出や、人材の獲得・育成等、自治体を超えて新たなチャレンジを進めていきます。



三町共創協定調印セレモニー

セレモニーでは2部に分かれており、第1部では調印式、第2部では三町長によるパネルディスカッションを行いました。


調印式

はじめに、三町長それぞれから町の紹介がありました。

続いて、本協定の事務局長より三町未来共創協定について説明がありました。

事務局長:青山(海士町役場 還流促進特命官)
現状、それぞれの地域で強みを伸ばしていった取り組みが一方で、単一自治体では伸ばしきれない取り組みもあります。

また、まちづくりの攻めを担うチームは少数のことも多いため、変革に必要な人材獲得が必要です。

そこで各自治体のノウハウを展開し新たな価値を生み出すこと、人材や業務をシェアし人材の獲得や育成環境を整えることを目指します。

「旅する公務員」として各自治体の人材や業務をシェアし、行政の新たな価値をもたらす人材を創出していきます。

そして各自治体が行っている取り組みのノウハウを広域展開することで、これまで単一自治体では創れなかった新たな取り組みや価値を創造していきます。

続いて、三町長によって三町未来共創協定の調印が行われました。

左:運営事務局長 青山達哉 右:運営事務局補佐 山口勉


三町長によるパネルディスカッション

第2部では運営事務局長補佐である山口氏(株式会社Public dots & Company代表)をモデレーターに三町長がパネルディスカッションを行いました。

会場にお集まりいただいた方からも質問を受けながら、これからの自治体運営や三町未来共創協定によって生み出したい変革について議論がなされました。


これから三町の関係性をさらに深め、一つの自治体に留まらない新たな自治体運営を創造していきます。三町による新たなチャレンジにご期待ください!



磐梯町と横瀬町について

福島県磐梯町
他の自治体に先駆けて2019年11月に自治体初のCDO(最高デジタル責任者)を設置し、行政事務や地域サービスのデジタル化、組織改革や意識改革を積極的に推進。国内有数の自治体DXモデルとして数々の賞を受賞。日本DX大賞2023「行政機関・公的機関」部門特別賞受賞日経自治体DXアワードDXリード部門賞受賞。


埼玉県横瀬町
民間の企業や団体、個人が横瀬町のフィールドや資産を使ってまちづくりのアイデアを実証できる官民連携の枠組み「よこらぼ」を運営。2016年9月のプロジェクト発足から2023年9月25日までで事業提案は234件、採択は141件。2023年1月には総務省の「令和4年度ふるさとづくり大賞」の優秀賞を受賞。


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