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海士町を散歩して取り上げるのは、兵庫出身の旅ブロガー!?

4月下旬、海士町や隠岐島前地域の散歩紀行の記事を見つけました。ブランチ@兵庫県出身の旅ブロガー 日本のへそからぶらりたび さん(以下、ブランチさん)がつくられた、「あまさんぽ」というシリーズの記事です。

ブランチさんは大人の島留学(就労お試し移住制度)で海士町に移住し、現在は海士町教育委員会に所属しています。

この記事では、お散歩記事制作のきっかけや、海士町を発信することへの想いをお聞きしました!

記事内の写真提供:ブランチさん



見逃されがちな「日常」を伝えたい


――「あまさんぽ」記事のコンセプトを教えてください。

ブランチさん:
観光以上移住未満って言ったら変かもしれないですけど、記事を読んだ人に深い旅をしてもらいたいと思います。
せっかく町に来たんだったら日常の細かい風景を見てもらいたいです。
僕は海士町に来てそういうところを大事にしているように見えたので。

それを伝えるために、自分が各地区を歩いておけばその日常の風景みたいなのが伝えられるのかなーって思います。

海士町にせっかくきたからこそ、やりたいことをやろうと思った。
それは海士町の各地区を散歩すること。
各地区散歩して地区ごとに散歩紀行としてまとめたら楽しそうやなと思ったので海士町を散歩すること、「あまさんぽ」としてnoteで紹介していく。

日本のへそからぶらりたび 海士散歩(あまさんぽ) 崎地区編
崎地区の写真

ブランチさん:
人間はずっと旅しているわけじゃないですか。
いつもの風景は日常で、旅は非日常って考えた時に日常の方が多いのは当たり前で、その中でより日常を楽しむにはどうしたらいいのかなって考えた時に、いつもの風景にフォーカスを当てると、住んでいる人はこんな風景あったんだって伝えることができますよね。

――記事を書く上で何かやりたいことはありますか?

ブランチさん:
海士町のことをより深く知りたいなというのと、せっかく来たなら全部回りたいなって思いますね。

あとは他の地区のことを知れば自分の地区との比較もできるし、島単位でも同じだと思っていて。

西ノ島や知夫を知ることで客観的に海士町を見ることができると思っています。そういう意味でも、他の地区を回って知っていくっていうのは大事だと思います。


なぜ海士町へ?

新卒で6年間勤めていた会社を辞めて海士町へ来たというブランチさん。
イベントをきっかけに大人の島留学で海士町に来ることを選択したそうです。
海士町を訪れるまでの詳しい経緯はブランチさんのnoteに書かれているので、そちらもぜひご覧ください!


お散歩記事をつくろうと思った理由は?


ブランチさん:

最近はネットでも観光地の情報とか見れると思いますけど、もっとディープなところを知りたいなっていう人も一定数はいるかなと思いました。
そうなった時に伝える側である自分が、島の地区や、島前地域のことをわかっていないと意味がないなと思ったので、自分が散策して各地区や島のことを学んでいく。
そして、それを発信することでよりディープなところを知ってもらえるんじゃないかなと思ったからですね。


島前地域の春のお散歩どうだった?


ブランチさん:

地元の桜は川沿いにあったので、川と山と桜のイメージが強かったんですけど、西ノ島の由良比女神社に咲いている桜は目の前に海があるという、海と桜が同じ視界に入るところを見ると、心がざわつくというか違う世界に来たような感覚になりましたね。

季節ごとの海士町を見ていくだけでも、4つの海士町が見れます。

さらに海士町には14地域があってそれぞれの地域に季節ごとに4つのパターンがあるので、海士町だけでも合わせて60通りもの楽しみ方がある。
記事にできることはたくさんあるので、たくさん発信していこうと思います。


ここでブランチさんが制作された、春のお散歩記事の一部をご紹介!ぜひ島前3島のお散歩記事を読んでみてくださいね!

西ノ島町散策 春の由良比女神社

西ノ島に詳しい方に偶然案内していただき、普段の観光だと絶対に気づかないであろうところを教えてもらえた。
拝殿や石灯籠にイカが描かれているのが印象的。
めちゃくちゃイカ推しやないかい笑

日本のへそからぶらりたび 西ノ島町散策 春の由良比女神社編


知夫村 お大師参り編

ゴールデンウィーク前半戦 4月29日に島根県知夫村でお大師参りがあると聞きつけて海士町から島前地域内航船いそかぜに乗って知夫村に向かった

そもそもお大師参りってなんやねんって思う方もいるかもしれない。
今回は知夫村のお大師参りに訪れたので、そのことも踏まえてお大師参りについて、雰囲気を紹介したいと思う。

日本のへそからぶらりたび 知夫村 お大師参り編


海士町散策 春の隠岐神社編

隠岐神社の写真

春の隠岐神社はなんといっても、鳥居の近くと参道に多く咲き誇る桜には圧倒された。

後鳥羽上皇が桜を見ながら余生を隠岐で過ごしたのかと思うと過去の空間と対話しているような感覚に陥り浪漫を感じた。

酒を交わしながら隠岐神社でお花見をしていた人たちの姿も印象的だった。
友人がもし海士町に遊びに来たら隠岐神社は必ず案内したいと桜を見て思ったのである。

日本のへそからぶらりたび 海士町散策 春の隠岐神社編

ブランチさん:
やっぱり、記事で書いた地域のことを少しでも気になってもらえたらうれしいです。最終的には実際に足を運んでもらうっていうのが一番の目標なんですけど。

これからの季節、結構祭りがあるっていうのを聞いたので、そういうのを写真も入れて記事にしたいし、それに今働いている教育委員会の関係でお手伝いに行くことが多いので、そういうのも記事として残していきたいっていうのはあります。

とりあえず1年間は島暮らしするし、その後も何年かいるとは思うんですけど、お世話になっているこの海士町を、SNSとか自分のできることを駆使しながらいろいろな人に伝えていけたらなと思います。


ーーありがとうございました。

島の発信をしていくブランチさん。
同じ発信をする立場としてこれからも目が離せません!

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(海士町note担当:布野)

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