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地域を変えていくのは紛れもなく私たち一人ひとり

隠岐諸島の島前地域をフィールドに、『To Be Dozen』プロジェクトとして雑誌を制作している、隠岐島前高校の高橋さん。

『To Be Dozen』プロジェクトにかける想いやnoteで発信するワケをお聞きしました。

 


自分がやりたいこと、得意なこと、地域のためになることが全て詰まっている

ーまずは自己紹介をお願いします!

高橋さん:隠岐島前高校2年の高橋恭介です。出身は埼玉県坂戸市、趣味はカメラと映画鑑賞、行きつけのお店は「花屋のポンタ(海士町にある鉄板焼き屋さん)」です。3年前のオープンスクールで海士町に一目惚れをして入学を決意しました。現在はインタビュー活動をはじめ、様々な活動をさせていただいています。

 

ー早速ですがなぜ雑誌をつくることになったのですか?

高橋さん:元々、1年次から「島前の色んな方々のお話を聞いてみたい」という想いからインタビュー活動をしていました。そして2年次になり、教育魅力化の広報である「しましま」に関わらせていただいてから、自分の言葉で話を伝えることにも興味を持ち始めました。

こちらからすべての魅力化通信「しましま」をご覧いただけます!


高橋さん:島前地域には「カッコいい」と思える方がたくさんいらっしゃいます。それと同時に、その方々と「同じ船に乗っている」という感覚が私にはあります。高校生だからといって、学ぶためだけにここに住んでいる訳ではありません。自分から地域に良い変化や影響をもたらしたいと思っています。

仁夫の海にて(写真:高橋さん)


そんな中で、自分がやりたいこと、得意なこと、地域のためになることが全て詰まっているのがこのインタビュー記事作成でした。皆さんが今、何を想い、どこへ向かおうとしているのかを知りたかったし、共有して話し合いたかった。『To Be Dozen』プロジェクトを通じて、そういうキッカケを作りたかったんです。

地域を変えていくのは紛れもなく私たち一人ひとりで、それを考え始めるのに早すぎるということはありません。

『To Be Dozen』プロジェクト
 2020年から現在まで、新型コロナウイルスの影響で島前地域の多くの人々の生活や交流に変化があったが、この変化は島前地域の魅力について深く考える一つのきっかけにもなったのではないだろうか。
 そして、この島前地域はこれから、さらなる変化を遂げていくことだろう。 そんな今、「働く場所が島前である」「学ぶ場所が島前である」「人生の1ページを刻む場所が島前である」意味はなんなのか。「島前が島前である」ためには何が大切で島民は何を願うのか。そんな島前地域の人々のストーリーと想いをのせた記事を作りたい。そして、これから私たちはどこへ向かうのかを皆さんと一緒に考えたい。

高橋さんのnoteより


みなさんのご協力がかかせません

ー雑誌づくりの前になぜnoteで発信されようと思ったのですか?

高橋さん:このプロジェクト自体は結構自由にやらせていただいていて自由度も高いのですが、裏を返せば、それは「自分の実力が直接的に記事のクオリティに繋がる」ということです。私自身、今まで文章を書くという経験を特別してきたという訳ではないですし、インタビューについても課題が残っています。

ほうかごあそびクラブの様子(写真:高橋さん)


高橋さん:このインタビュー記事は最終的には雑誌となって、島前三町村に配られる予定ですが、そのお金はどこから出るかといえば、それは町の予算からです。その責任感もあり、事前にnoteで記事を公開してフィードバックをいただくことで、最終的に雑誌になるまでにある程度の調整をすることができます。

そうすれば自分の実力の無さをある程度カバーできると考えたためです。そのためには皆さんのご協力が欠かせません。多くのご意見、ご感想をお待ちしています!


ーさいごに、今後の意気込みを教えてください!

高橋さん:島前史上最高の雑誌を創り上げますので、お楽しみください!

  



高橋さん、『To Be Dozen』にかける熱い想いをありがとうございました。海士町noteスタッフ一同、雑誌の完成を心待ちにしています。

現時点で公開されている高橋さんのインタビュー記事はこちら。


それぞれの記事の最後には、記事に関するアンケートフォームが設置されています。読んでくださった方は、ぜひこちらもご協力いただけるとうれしいです!みなさんのご意見ご感想をお聞かせください ✨

  

海士町や隠岐島前高校のみなさんへ
海士町で新しく生まれた企画や新商品などがありましたら、ぜひ海士町総務課(TEL : 08514-2-0115)までお知らせくださいね。海士町noteやあまチャンネル(島のケーブルテレビ)などでご紹介できればと思います。

島との距離は離れても、気持ちはいつも近くに