あまチャンネルの影の声ディレクターにインタビュー!
昨年、あまコミュニティチャンネルで放送した「にじいろ羅針盤」という番組が、第12回中国地区番組アワードで1位を受賞しました!
受賞のご紹介とともに、この番組の企画から撮影、編集までをされた、影の声ディレクターさんにお話をお聞きしました。
賞について
中国地区番組アワードは、日本ケーブルテレビ連盟中国支部が主催するアワードです。企画部門に応募された20作品の中から見事1位に輝きました!
審査員からのコメント
方言は地域の文化遺産だとして、後世に残そうとする島の人たち。西日本豪雨で被災し水につかった写真が修復され、懐かしがる人たち。そしてけん玉を通じて世代を超えて、そして世界中と交流を図る人たち。
いずれも地域の人たちや、その土地の自慢の宝の魅力が、映像やコメントから伝わってきました。
影の声ディレクターさんにインタビュー
あまコミュニティチャンネルを見たことがある方はみなさんご存じだと思いますが、ほぼすべての番組をお一人でつくっている影の声ディレクターさんに受賞についてインタビューをしました。
ーーまずは受賞を知った時の率直な感想をお聞かせください。
入賞は期待していましたが、このアワードで1等をいただくことははじめてだったので純粋に驚きましたし、うれしかったです!
ーー番組制作中、大変だったことがあれば教えてください。
新たに撮影したのはインタビューのシーンだけで、その他は過去の映像を使ったので編集にかかった時間は短かったのですが、長さわずか5分という番組上の制約の中で、テンポ感を重視しながら分かりやすい内容にするための構成やナレーションのセリフを考えるのに少し苦労しました。
ーー「にじいろ羅針盤」の名前の由来は何ですか?
元々ショートドキュメンタリー番組が好きで、情熱大陸、ガイアの夜明け、地球ドラマチック、セブンルールなどなど、いつもいろんな番組を観ているんですが、どれもタイトルが素敵だなあって思ってました。
なのでこの番組のタイトルが決まるまでにかなり長い時間がかかりました。
まず、日本海にポツンと浮かぶ小さな離島でありながら、常に何か目標に向かって前進しようと頑張っている海士町って、なんか島全体が一隻の船のようだなというイメージから、きっとその航路は島民それぞれが持っている羅針盤によって決められるんだろうなと考えました。
でも、それぞれの羅針盤が示す方角はバラバラではなくて、色とりどりではあるけれど、虹のようにはるか遠くの同じ場所につながっている…
ということで、いろんな海士町のみなさんがそれぞれ羅針盤に導かれて、どのような航路を進んで行こうとしているのかを紹介していきたいと考え、番組のタイトルを『にじいろ羅針盤』としました。
ーー最後に、今後の展開(シリーズの続編など)を教えてください。
たとえそんなに目立たなくても、海士町が好きで海士町のために地に足がついた活動を続けている海士人を紹介していきたいと思います。
影の声ディレクターさん、この度の受賞、おめでとうございます!
シリーズ続編やこれからの番組も楽しみにしていますね。
あまコミュニティチャンネルでは、他にも様々な番組を放送しています。一部の番組は、こちらのサイトから見ることもできます。ぜひご覧ください!
▼ ama11ch's