令和4年度 第1回 海士町社会教育委員会が行われました
「あま育」の投稿も気付けば15本目。読者の皆さんが、当初より少しでも教育委員会を身近に感じていただけていたらうれしく思います。
さて、地域で住民と教育委員会のパイプ役を担っている方々をご存じですか?それは社会教育委員さんです。海士町では6月初旬に今年度初の社会教育委員の会が行われました。
社会教育委員とは
海士町の社会教育委員
現在、海士町には昨年度任命された6名の社会教育委員さんがいます。
海士町の「地域共育」を一緒に考えてくださる大切な存在です。
当日の様子
当日は、社会教育委員さん5名と、教育委員会職員が参加しました。
はじめに、社会教育委員の役割や、県・隠岐の社会教育を巡る動向について全員で確認しました。
その後、教育委員会職員より、昨年度海士町で行われた社会教育事業の報告と、現時点で計画されている今年度の事業計画について報告がありました。
最後に、参加者が3グループに分かれ、今年度の社会教育委員会の活動についてアイデアを出し合うワークが行われました。
発信者から:あもメモ
これまで、「社会教育委員」と聞くと堅苦しく近寄り難いイメージがありました。しかしいざ委員会に参加してみると、海士町の社会教育委員さんは、地区活動でグラウンドゴルフを教えてくださった方や、地区のお祭りについて教えてくださった方など、これまで私もお話ししたことがある方々でした。
海士町では、地域の声や歴史、暮らしをよく知っている方々が地域共育に参画してくださることで、教育においても「みんなでしゃばる」(現町長が掲げている町政スローガン。海士弁で「みんなで強く引っ張る」という意味。)が実現していくのかなと思います。
振り返れば、海士町に住んでいると、市町村長さんだけでなく議員さんや役場の方、社会教育委員さんなどの特別職の公務員さんに至るまで、教育に限らず行政に携わる多くの方の顔を知ることができました。
町民の方は、町の意思決定をする「政治」がとても身近に感じられるのではないか、と思います。2019年に行われた海士町議会選挙の投票率は87.35%だそうです。一方、私が選挙権を持つ東京都では、昨年の都議会議員選挙の投票率が42.39%でした。
体感とデータから、町を「みんなでしゃばる」ことは、海士町だからできることの1つなのかなと考えています。(大人の島体験生名取彩雲)
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