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【2023年最新版】主要都市から海士町までの“ざっくり”辿り着き方!

こんにちは!島根県に浮かぶ離島、人口約2,300人の島、「ないものはない」海士町(あまちょう)です!

SNSやメディアを通じて海士町を知ってくださった方の中には「海士町に遊びに行ってみたいけど、どうやって行けばいいのかわからない…」と、来島に至っていない方もいるのではないでしょうか。

海士町は、必ず船に乗らなければならない場所にあり、人気の観光地と比べるとアクセスは良くありません。ですが、決して「行くのがすごく大変!」なわけではなく、一度体験していただければ意外と簡単なんです。

このnoteでは、初めて海士町を訪れる方に向け、主要都市から海士町までの辿り着き方を“ざっくり”解説します。

ただし、海士町に来るために利用必須のフェリーや高速船(レインボージェット)は、季節、時間帯によって異なることがあるため、島を訪れる際には必ずご自身で公共交通期間の時刻表を確認したうえでいらしてくださいね。


海士町ってどんなところ?

海士町は、島根半島の沖合約60kmに浮かぶ、隠岐諸島(おきしょとう)の4つの有人島のひとつです。1島1町の小さな島で、4つの島のうち「中ノ島」が「海士町」です。本土から海士町までは、高速船(レインボージェット)かフェリーで約2~3時間かかります。

東京都杉並区と同じくらいの面積の海士町には、約2,300人が暮らしています。島にはコンビニも映画館もありませんが、海の恵み、悠久の歴史、隠岐ユネスコ世界ジオパーク、外から吹く風に対する柔軟さ、新しい知恵を取り込むフトコロの深さなど、大切なものはすべてあります。「ないものはない」。それが海士町です。

まずは、島と港の名前を覚えよう

隠岐諸島の島の名前と港の名前は一致していません。そのため、旅の計画を立てるときには、はじめの一歩として「自分が行きたい島がどこで、その島にある港は“何港”なのか」をインプットしておきましょう。

海士町に来るときは、「ジョルダン」と隠岐オリジナル乗換アプリ「隠岐航路案内」を頼ろう

普段から電車やバスを使う人にとっては「Google Maps」や「Yahoo!乗り換え案内」を使用するのが一般的かもしれません。しかし、海士町に来るためには飛行機、バス、船を乗り継がなければならず、Google MapsやYahoo!乗換案内では正確な時刻が表示されないこともあります。

そのため、海士町に来るときには、準公式乗り換えアプリ「隠岐航路案内」と、内船(隠岐島前地域の3島を結ぶ船)の検索も可能なジョルダン乗換案内を使用するのがおすすめです。

もっとも手間が少ないのはジョルダン

ジョルダン乗換案内の特徴は、なんといっても隠岐島前地域の3島を結ぶ船、通称「内航船」(ないこうせん)の時刻が表示されること。ジョルダン以外で内船の時刻表を検索できる乗換アプリはないため、なるべく手間をかけずに行き方を調べたい人にはジョルダンの利用がおすすめです。

島前3島の、別府港・菱浦港・来居港を結ぶのが「内航船」です
別府港(西ノ島)から菱浦港(海士町)は「内航船」で、他のアプリなどでは結果が表示されません(画像引用元:ジョルダン乗換案内

わかりやすいのは隠岐航路案内

隠岐航路案内は、西ノ島にある「隠岐デジタルラボ」が開発した乗換アプリです。船での移動に慣れている海士町のみなさんも、船に乗る前にはこの乗換案内を使用している人が多くいます。出発地と目的地をプルダウンで選択し、日時を入力すると、その日運航予定の船が表示されます。

最短ルートではなく、乗換先の港でちょっとゆっくりしたい、他の時間の船と比較してプランを考えたいという方には、この隠岐航路案内がぴったりです。

ただし、本アプリでは「内航船」の乗り継ぎは検索できません。船と船の乗り継ぎは検討しておらず、本土から海士町まで直接、1本の船で向かいたいという人向けのアプリです。

▼アプリのダウンロードはこちらから
IOS:
https://apps.apple.com/jp/app/%E9%9A%A0%E5%B2%90%E8%88%AA%E8%B7%AF%E6%A1%88%E5%86%85/id1121128278
Android:
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.naturebotlab.ferrytransit&hl=ja&gl=US

旅の計画を立てるのが好きな人は「隠岐の島旅」をチェック

旅の計画を立てるのが好き!ちょっと面倒でも、時刻表を見ながらプランを作ってみたい!そんな人は、飛行機や電車の時間はお手元の乗換アプリで、船の時間は隠岐ジオパーク推進機構の公式サイト「隠岐の島旅」で調べてみてください。

隠岐の島旅の特徴は、全国の拠点から隠岐の島の各島までの行き方が図でわかりやすく示されていること。「都市からのアクセス」のページには、東京、大阪、名古屋、福岡などからのアクセスがざっくり示されているので、まずは概要を把握してから綿密なプランを練りたいという人にはぴったりです。

隠岐の島旅内には、船の運航会社「隠岐汽船」の時刻表ページへのリンクも記載されています。

ここからは、基本的な海士町への行き方を、東京スタート、大阪スタートに分けてご紹介します。


【東京編】前泊なし!もっともシンプルなルート

最短ルートで海士町に着きたい!と考える方におすすめのルートが、以下の2つです。

1つめと2つめの違いは、米子鬼太郎空港以降の経路。隠岐諸島に行くための本土の空港は七類港(しちるいこう)と境港(さかいみなと)の2つで、どちらも米子鬼太郎空港からほど近い位置にあります。どちらを使用するかによって、乗る船、港までの交通手段が異なります。

羽田空港から米子鬼太郎空港へ

まずは羽田空港から米子鬼太郎空港へ向かいます。羽田空港と米子鬼太郎空港を結ぶのは、ANAのみ。発着時刻は米子鬼太郎空港の公式HPに掲載されているので便利です。所要時間は約1時間20分です。

引用:米子鬼太郎空港「航路・時刻表」(2023年7月現在)

米子鬼太郎空港から境港 or 七類港へ

隠岐へ向かう港は境港と七類港の2つです。

時間帯、季節、フェリーと高速船(レインボージェット)どちらに乗りたいかによって最適な港が変わるため、必ず時刻表を調べ、どちらの港を利用するか検討しましょう。このときに役立つのが、先ほどご紹介したジョルダン乗換案内です。

たとえば、7月の14時に米子鬼太郎空港を出る場合は、バスで七類港へ向かい、七類港から菱浦港(海士町)へ向かうのが最短ルートです。

ところが、同じの日午前10時に米子鬼太郎空港を出発する場合、境港から別府港へ、別府港から内航船を利用して菱浦港(ひしうらこう)(海士町)へ向かうのが最短ルートとなります。

引用:ジョルダン乗換案内

ここから先は、七類港の利用をパターン①、境港の利用をパターン②として解説します。

パターン①米子鬼太郎空港から七類港へ

米子鬼太郎空港から七類港までは、タクシーで向かうのがおすすめです(所要時間約20分)。港までの接続バスも走行していますが(所要時間約30分)、ANA381便(8:10頃着)を利用し9:30に七類港を出る船に乗る【最短ルート】を目指す場合は、事前予約の上タクシーを使用すると安心です。

パターン①七類港から菱浦港(海士町)へ

七浦港から菱浦港(海士町)に行く船はフェリーと高速船(レインボージェット)の2種類です。乗船時間は、高速船で約1時間45分、フェリーで約3時間10分です。

パターン②米子鬼太郎空港から境港へ

米子鬼太郎空港から境港は、JR境線、もしくは境港市民バス「はまるーぷばす」(右回り)の利用が便利です。JR境線の所要時間は約15分(6駅)、はまるーぷばすの所要時間は約30分です。

パターン②境港から菱浦港(海士町)へ

境港から菱浦港(海士町)に行く場合、基本的には高速船で島後を経由し、西ノ島の別府港で内航船に乗換が必要です(※季節によって一部例外あり)。境港からフェリーに乗る場合は、境港から別府港までの所要時間が約2時間40分、別府港から菱浦港(海士町)への所要時間は約30分です。

季節によって、境港から菱浦港(海士町)に直通する高速船(レインボージェット)が出ている場合があります。高速船の場合、所要時間は約2時間です。


【東京編】飛行機好き&船酔いする方へ

飛行機大好き!船が苦手だから、船に乗る時間はなるべく短くしたい!そんな方におすすめのプランがこちら。

羽田空港から出雲縁結び空港へ

まずは羽田空港から出雲縁結び空港へ向かいます。羽田空港と出雲縁結び空港を結ぶのは、JALのみ。発着時刻は出雲縁結び空港の公式HPに掲載されています。所要時間は約1時間25分です。

引用:出雲縁結び空港「就航路線・時刻表

出雲縁結び空港から隠岐世界ジオパーク空港へ

出雲縁結び空港から隠岐世界ジオパーク空港へは、航空会社がJACにバトンタッチ。機体の小さなプロペラ機で向かいます。所要時間はわずか30分。ジェット機と比べると飛行時間が短く低いところを飛ぶので、飛行機から見える景色が好き!という人にはうれしいかもしれません。

隠岐世界ジオパーク空港から西郷港へ

隠岐世界ジオパーク空港を出て向かうのは、西郷港(さいごうこう)。隠岐世界ジオパーク空港を出ると目の前に西郷港の船乗り場「隠岐ポートプラザ」へ向かう連絡バスがあるので、それに乗車しましょう。このバスは飛行機到着の約10分後に出発します。

西郷港から菱浦港(海士町)へ

隠岐ポートプラザ前で降車したら、菱浦港(海士町)へ向かう船に乗りましょう。西郷港から菱浦港(海士町)へ向かう船は、「フェリー」と「高速船(レインボージェット)」の2種類。フェリーの所要時間は約1時間10分、高速船の所要時間は約30分です。

▼乗る船の確認は「隠岐航路案内」から
https://naturebot-lab.com/ferry_transit/


【東京編】ゆったり旅を楽しみたい&飛行機嫌いな方へ。米子前泊プラン

飛行機が苦手だから陸路で行きたい!ゆったり楽しみたいから、本土で1泊したい!そんな人におすすめなのが、出発当日に米子まで陸路で移動し、米子で一泊、翌朝船に乗るコースです。

東京から米子 or 松江へ

まずは東京駅を出発し、米子駅もしくは松江駅へ向かいます。

米子駅へ向かう場合は、新幹線で東京駅から岡山駅へ向かい、岡山駅から特急やくもに乗車。東京駅から岡山駅までは約3時間20分、岡山駅から米子駅までは約2時間20分。合わせて6時間ほどかかる長旅です。

引用:ジョルダン乗換案内

松江駅へ向かう場合も同様に、まずは新幹線で岡山駅へ。その後特急やくもに乗車します。東京駅から岡山駅までは約3時間20分、岡山駅から松江駅までは約2時間40分。こちらのコースも合わせて6時間ほどかかります。

米子・松江でゆったり1泊

米子駅前にはビジネスホテルが立ち並んでいます。松江駅前にも同様にビジネスホテルがあり少し足を延ばして「松江しんじ湖温泉駅」まで行くと、天然温泉付きのお宿も。旅の疲れをゆっくり癒したい方は、温泉を楽しむのも良いかもしれません。

米子・松江から七類港 or 境港へ

隠岐へ向かう港は境港と七類港の2つです。

時間帯、季節、フェリーと高速船どちらに乗りたいかによって最適な港が変わるため、必ず時刻表を調べ、どちらの港を利用するか検討しましょう。このときに役立つのが、先ほどご紹介したジョルダン乗換案内です。

たとえば、7月の午前9時30分に米子駅を出発する場合、境港を利用し、境港から別府港へ、別府港から内航船を利用して菱浦港(海士町)へ向かうのが最短ルートです。

ところが、同日の14時半に米子駅を出る場合、電車とバスを利用して七類港へ向かい、七類港から菱浦港(海士町)へ向かうのが最短ルートとなります。

引用:ジョルダン乗換案内

松江駅から菱浦港(海士町)に向かう場合にも同様に、季節・時間等の条件によって最適なルートが変わるため、都度調べるのが安心です。

ここから先は、米子駅を出発するルートをパターン①、松江駅を出発するルートをパターン②として説明します。

パターン①米子駅から境港 or 七類港へ

米子駅から境港へはJR境線を利用しましょう。所要時間は約55分です。米子駅から七類港へは隠岐汽船連絡バス(七類港行)を利用しましょう。所要時間は約55分です。

パターン①境港から菱浦港(海士町)へ

境港から海士町に行く場合、基本的には西ノ島の別府港で内航船に乗換が必要です(※季節によって一部例外あり)。境港からフェリーに乗る場合は、境港から別府港までの所要時間が約2時間40分、別府港から菱浦港(海士町)への所要時間は約30分です。

季節によって、境港から菱浦港(海士町)に直通する高速船(レインボージェット)が出ている場合があります。高速船の場合、所要時間は約2時間です。

パターン②松江駅から境港 or 七類港へ

松江駅から境港へは、JR山陰本線とJR境線を利用しましょう。所要時間は、最速で1時間30分程度です。

松江駅から七類港へは、松江駅から米子駅までを山陰本線、米子駅から七類港までを隠岐汽船連絡バスで向かいましょう。松江駅~七類港までの所要時間は最短で約2時間ですが、米子駅発の隠岐汽船連絡バスは本数が限られているため、米子駅で数時間の待ち時間が発生してしまうことも。

繰り返しになりますが、乗る船、季節、時間帯によって最適なルートが異なるため、必ず事前に時刻表を確認しましょう。

パターン②七類港から菱浦港(海士町)へ

七類港についたら、いよいよ船での移動です。七類港から海士町に行く船は「フェリー」と「高速船(レインボージェット)」の2種類です。乗船時間は、高速船で約1時間45分、フェリーで約3時間10分です。

おまけ:東京からの陸路なら“寝台列車”もあり!

東京から米子まで電車で6時間と思うと、ちょっと億劫に感じてしまうかもしれません。そんな人に選択肢のひとつとして考えてほしいのが寝台列車「サンライズ瀬戸・出雲」。下りは東京駅を21時50分に出発し(2023年7月現在)、翌朝9:29に松江に到着します。

12時間ほどかかりますが、ベッドやパジャマ、コンセントなどホテルのような滞在が楽しめるだけでなく、朝のうちに松江に到着できるので、その後の旅の行程をゆったりと楽しめます。


【大阪編】西日本エリアの方はこちら!飛行機での大阪から海士町への行き方

ここからは、羽田空港に行くよりも伊丹空港に行く方が近い、西日本エリアにお住いの方に向けたプランです。

伊丹空港から隠岐世界ジオパーク空港へ

伊丹空港から隠岐世界ジオパーク空港へは、JALが運航しています。伊丹→隠岐便は1日1便。時刻表は季節によって異なるため、伊丹空港の公式HPでチェックしましょう。

引用:伊丹空港フライトスケジュール「隠岐の月間スケジュール」(2023年7月現在)

隠岐世界ジオパーク空港から西郷港へ

隠岐世界ジオパーク空港を出て向かうのは、西郷港(さいごうこう)。隠岐世界ジオパーク空港を出ると目の前に西郷港の船乗り場「隠岐ポートプラザ」へ向かう連絡バスが待っているので、それに乗車しましょう。このバスは飛行機到着の約10分後に出発します。

西郷港から菱浦港(海士町)へ

隠岐ポートプラザ前で降車したら、菱浦港(海士町)へ向かう船に乗りましょう。西郷港から菱浦港(海士町)へ向かう船は、「フェリー」と「高速船(レインボージェット)」の2種類。フェリーの所要時間は約1時間10分、高速船の所要時間は約30分です。

▼乗る船の確認は「隠岐航路案内」から
https://naturebot-lab.com/ferry_transit/


【大阪編】飛行機が苦手な人はこちら!陸路と船だけで海士町へ行く方法

飛行機が苦手だから陸路で行きたい!そんな人におすすめなのが、電車かバスで米子に向かい、そこから船に乗る方法です。

大阪から米子駅へ

まずは大阪から米子へ向かいます。米子への行き方は「電車(山陽新幹線+特急やくも)」と「バス」の2通りがありますので、電車をパターンA、バスをパターンBとして説明します。

パターンA 大阪から電車で米子へ

新大阪を出発し、まずは岡山へ。「のぞみ」「みずほ」「ひかり」「さくら」「こだま」などの山陽新幹線に乗車します。新大阪~岡山間の所要時間は約45分です。

岡山駅についたら、米子駅まで「特急やくも」を利用します。所要時間は約2時間10分です。新幹線と特急やくもを合わせた所要時間は3時間10分~3時間20分程度です。

パターンB 大阪からバスで米子へ

バスを利用する場合、日本交通運行の「大阪 - 米子線」、もしくは帝産観光バス運行の「WILLER EXPRESS」のどちらかを利用します。

「大阪 - 米子線」には、なんば発着便と梅田発着便があり、なんば発は月曜日~木曜日は6往復、金曜日~日曜日・祝日は9往復、梅田発は毎日5往復運航しています(2023年7月現在)。大阪~米子間の所要時間は約3時間40分です。

「WILLER EXPRESS」は、梅田のバスターミナルから出発します。昼行便は2往復、夜行便は1往復運行しています(2023年7月現在)。大阪~米子間の所要時間は約4時間10分です。

所要時間だけで見ると電車の方が少し短いですが、料金は高速バスの方が安いことも多くあります(※時間、曜日などにより異なる)。また、特急やくもはカーブが多く揺れが激しいエリアがあるため、酔いやすい方は酔い止めを飲んでからのご乗車がおすすめです。

米子駅から境港 or 七類港へ

隠岐へ向かう港は境港と七類港の2つです。

時間帯、季節、フェリーと高速船どちらに乗りたいかによって最適な港が変わるため、必ず時刻表を調べ、どちらの港を利用するか検討しましょう。このときに役立つのが、先ほどご紹介したジョルダン乗換案内です。

たとえば、7月の午前10時に米子鬼太郎空港を出発する場合、境港から別府港へ、別府港から内航船を利用して菱浦港(海士町)へ向かうのが最短ルートです。

ところが、同日の14時に米子鬼太郎空港を出る場合は、バスで七類港へ向かい、七類港から菱浦港(海士町)へ向かうのが最短ルートとなります。

引用:ジョルダン乗換案内

ここから先は、境港の利用をパターン①、七類港の利用をパターン②として解説します。

パターン①米子駅から境港へ

米子駅から境港は、JR境線を利用しましょう。所要時間は約45分(15駅)です。

パターン①境港から菱浦港(海士町)へ

境港から海士町に行く場合、基本的には西ノ島の別府港で内航船に乗換が必要です(※季節によって一部例外あり)。境港からフェリーに乗る場合は、境港から別府港までの所要時間が約2時間40分、別府港から菱浦港(海士町)への所要時間は約30分です。

季節によって、境港から海士町に直通する高速船(レインボージェット)が出ている場合があります。高速船の場合、所要時間は約2時間です。

パターン②米子駅から七類港へ

米子駅から七類港までは隠岐汽船連絡バスの利用がおすすめです。所要時間は約55分。ただし、直通バスは1日2~4本と数が少ないため(2023年7月現在)、事前に時刻表を調べてから計画を立てましょう。

パターン②七類港から菱浦港(海士町)へ

七類港から海士町に行く船はフェリーと高速船(レインボージェット)の2種類です。乗船時間は、高速船で約1時間45分、フェリーで約3時間10分です。


船の予約は必要?

ここまでお伝えした通り、海士町にいらしていただくためには、フェリーか高速船(レインボージェット)どちらかの利用が必要不可欠です。

フェリーの予約はなくてもOK

フェリーは2等~特別室まで5つの等級があります。2等~特別2等室の客室は絨毯敷の大部屋で、空いているときには横になって休むことができます。1等室より上の等級のお部屋は、小グループもしくは家族などで利用できる予約制の個室です。

基本的には予約なしでも乗船できますが、個室でゆっくり休みたいという希望がある方は、予約制の「特別2等室~特別室」をご利用ください。

▼フェリーの等級についての詳細はこちらから
https://www.oki-kisen.co.jp/ships/31

高速船(レインボージェット)は予約がおすすめ

高速船(レインボージェット)は座席付きの船で、乗船者数に限りがあるため、事前予約がおすすめです。予約なしでも乗船できますが、予約が満席の場合は予約なしでの当日乗船はできません。

▼高速船(レインボージェット)の座席ご予約はこちらから
https://www.oki-kisen.co.jp/reservation/

まとめ

  1. 海士町に行くためには、必ず船に乗らなければなりません

  2. 海士町に来る方法は、ざっくりわけて「本土(米子・松江)から港(島根の七類港・鳥取境港)へ行き船に乗る」パターンと「お近くの空港から隠岐の島まで行き、隠岐の島から船に乗るパターン」の2つがあります

  3. 米子・松江までの行き方は多種多様!好みに合わせて計画してみてください

各種リンクはこちら

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