みんなでつくる島一周神輿渡御
9月10日、9月11日の2日間にわたり、後鳥羽院遷幸八百年を記念して島一周神輿渡御が行われました。イベント当日は、隠岐後鳥羽院大賞さんがツイッターを更新されていて、そちらと併せてご紹介します!
神輿のまわりかたの詳細はこちらから。
NHKさんがニュースに取り上げてくださいました!
1日目
隠岐神社~福井小(諏訪湾)
隠岐神社にて出御祭が行われ、後鳥羽上皇に神輿にお遷りいただき、島一周神輿渡御の幕が上がりました。
隠岐神社での舞が終わったら神輿の出発です!
この度の神輿渡御では、神輿とともに矛も島を1周します。この行事のために1つだけ制作されたもので、道中神楽で先祓が使用します。先祓がいない場合は神職さんが矛を持ち、神輿を先導しました。リレーのバトンのように矛が渡される光景は、島のみんなで繋げる神輿渡御を象徴していますね!
船に神輿を乗せて崎地区へ向かいます。船に乗っていた人によると、海上が時化ていてかなり揺れたようです。
崎地区
後鳥羽上皇が一番最初に着船されたとされる崎地区へ到着。
神輿が三穂神社へ到着し、1日目は終了しました。中良公園ではお祝いの餅投げが行われました。
2日目
崎地区
再び崎地区からスタートです。舞を舞い、日ノ津港へ向けて出船しました。
日ノ津港へ着くまで、船は各地区の港を回りました。
日ノ津~隠岐神社
キンニャモニャ保存会のみなさんによる民謡演奏とともに船が入港しました。
後鳥羽上皇さまの長旅でのお疲れを癒していただくために、初音会のみなさんが民謡を披露しました。
続いて、宇受賀地区による道中神楽が披露されました。舞を終えると宇受賀の先祓から中里の先祓に矛が手渡されます。
海士町では地区毎に祭りがあり、違う地区の先祓同士が一緒になることはありません。神輿渡御でずっと渡ってきた矛が、先祓から先祓に手渡された貴重なシーンです。
こども神輿から大人神輿へ後鳥羽上皇にお遷りいただき、神輿渡御再開です。
隠岐神社での餅投げをもって、2日間かけて行われた約100キロの島一周神輿渡御は幕を閉じました。
島のあらゆる人が一緒になってみんなでつないだ神輿渡御。一連の行事を無事に終えて、後鳥羽院顕彰事業実行委員会の田口さんからメッセージをいただきました。
この度は、神輿渡御にご参加いただき、誠にありがとうございました。至らぬ点も多くあったと存じますが、皆様のお力添えのおかげで、2日間にわたる神輿渡御を無事に終えることができました。心より御礼申し上げます。
10月16日には牛突きを、10月30日には和歌のイベントを開催する予定です。
皆様に気持ちよく楽しんでいただけるイベントとなるよう、事務局一同取り組んでまいりますので、足を運んでいただけたら幸いです。