大人の島留学生・体験生にキンニャモニャ講習会を行いました
海士町では、スポーツが盛んです。5月25日に行われたスポーツイベント チャレンジデーに向けて、事前に大人の島留学生・体験生にキンニャモニャ講習会が行われました。もちろん大人の島体験生として教育委員会でインターン中の筆者 名取彩雲(なとりあやも)も参加してきました!
海士町のチャレンジデー
チャレンジデーとは、公益財団法人笹川スポーツ財団が主催する、自治体まるごと参加のスポーツイベントです。日常的なスポーツの習慣化に向けたきっかけを作ることで、住民の健康づくりや地域の活性化につなげることを目的として、年に1回開催されています。
海士町では、各地区の公民館を中心に、学校や事業所など様々な場所で楽しく運動できる企画が行われます。教育委員会は、道具の貸出や島内広報など、全体のサポートを担っています。より多くの方に参加していただけるよう、今年は1日3回、島内放送でキンニャモニャを流すことになりました。
誰でも踊れるキンニャモニャ
「キンニャモニャ」とは、海士町発祥の隠岐民謡です。町の自然と文化・人情がうたい込まれています。その民謡に合わせて踊るのがキンニャモニャ踊りで、しゃもじを両手にもって踊ります。
町内では、子どもから大人まで誰もが踊ることができ、町内の盆踊りなどのお祭りでは必ず披露されます。大人の島留学生・体験生も町の一員!キンニャモニャを踊れないとは言えません。そこで、今年の大人の島留学生が始めに参加する町全体で行われるイベント チャレンジデーに向けて練習を行いました。
当日の様子
はじめに、講師をしてくださる町民の方と共に、教育委員会の職員も課長を筆頭にお手本キンニャモニャを披露しました。
大人の島留学生・体験生は、一時間半ほど講師の方からレクチャーしていただきました。
発信者から:あもメモ
キンニャモニャは、You Tubeにも動画が掲載されており、自分で覚えることもできます。しかし、民謡は庶民の日常生活の中から自然に生まれて、伝承されたものです。そのため、海士町の人々の生活や感情を表している民謡キンニャモニャも、誰から習うか、どの地区で習うかによって、少しずつ異なる踊りを伝承することになります。You Tubeで知らない誰かが踊っている動画ばかり見て覚えるのでは単に「習得作業」であり、やはり町民の方から直接教わるからこそ「伝承」になるのだと感じました。