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3月の海士町 特集:いわがき春香

こんにちは。
3月になり、梅が咲いていたりと、海士町の春の訪れを感じますね。山や動物たちも冬から目を覚まし、活き活きとしているように見えます。

3月は卒業シーズン。寂しさを感じてしまいますが、暖かな日の光が新しい道を応援してくれているようですね。
それでは、今月の海士町をお届けします。


特集:いわがき春香

3月から5月が旬のいわがき春香は、日本海の離島・隠岐海士町の外洋育ちです。人の営みから遠く離れた澄んだ海。

保々見湾

清冽な海水と新鮮な空気が、ゆっくり「いわがき春香」を育みます。外洋は潮の流れが良好なため、水温が低く餌となるプランクトンが極めて少ない海域です。

肥育という観点からはハンディキャップとなる環境ですが、人の営みから隔絶されることで、生活排水の海洋への拡散・カキの捕食行動によって人間の体内のウイルスがカキの体内に取り込まれてしまう恐れを軽減し、食中毒などのリスク回避につながっています。

【期間限定!獲れたて生牡蠣】
島育ちブランドいわがき「春香」特集


海士町からのお便り✉|NEWSをお届けします!

今月の海士町に関するお知らせやおすすめ情報です。

島民劇「海士のごとばんさん」
3月6日に隠岐神社で開催された、後鳥羽院遷幸800年記念行事の1つである「島民劇」。戦乱に敗れ、失意のうちに島へと配流された後鳥羽上皇と、島の人びととの交流を描いた物語を、海士町のみなさんで熱演されました。

▼当日のライブ動画:こちらからご覧いただけます! https://www.youtube.com/watch?v=qnLMJG3xA7E


ともに島の未来をつくってくれるマンスリーサポーターを100人募集します。
設立10年目を迎えた隠岐島前教育魅力化プロジェクトは次のステージに向けて、マンスリーサポーターを募集。未来の「共創者」として、サポーターのみなさんと共に意志ある未来を創っていきたいとの思いが込められています。


「ないものはない」一人一人が挑戦できる島へ
ふるさとチョイスさんがAWARD2021で大賞を受賞した海士町を訪れ、地域の活動やそこで暮らす人たちの想いを動画にしてくださいました。海士町特集ページも公開中


「わかりあえない」を越えるのイベント情報
『「わかりあえない」を越える--目の前のつながりから、共に未来をつくるコミュニケーション・NVC』に関連するイベントが随時更新中!4月9日に行われる「FAJ読書カフェ vol.1」 では、本の翻訳者のお一人である今井さんが登壇されるそうです。

【FAJ読書カフェ vol.1 「わかりあえない」を越える】
日時:4月9日(土) 午前8:00~9:00(参加費無料)
場所:オンライン(zoom) 


2023年と四季を通して学ぶ1年間コース「島食の寺子屋」募集
島食の寺子屋では、「和食の入り口に正しく立つ」人を育てます。その土地、その季節に、自然から頂戴したもので料理をする。和食本来の心や技術を島での暮らしを通じて学んでみませんか?
※ 募集期間:2022年3月1日~2022年12月20日


出会いと別れの季節、島ならではの美しい別れの景色
3月の海士町の風物詩と言えば、紙テープでのお見送り。出会いと別れの季節になりました。


海士町の学校給食でたぬきケーキが登場
海士中学校の3年生を送る会に合わせ、3月4日の学校給食でたぬきケーキが登場しました。この日は、小豆ごはんや隠岐牛の焼き肉などのメニューだったとのこと。かわいらしいたぬきも卒業をお祝いしています✨



今月の読みもの|おすすめの記事をご紹介!

じっくり読んでいただきたい、おすすめの読みもの・動画特集です。

自分で育てた「もち米」で作る本みりん「海士の本みりん 儘(mama)」
海士町の自然の”まま”に育った、海士町のその”まま”の味を感じる「海士の本みりん 儘(mama)」。海士町のお米から作られた本みりんができました。本みりんを作るきっかけや、特徴、オススメの使い方などを取材しています。


地域を変えていくのは紛れもなく私たち一人ひとり
島前地域をフィールドに、『To Be Dozen』プロジェクトとして雑誌を制作している、隠岐島前高校の高橋さん。島のみなさんが今、何を想い、どこへ向かおうとしているのかを知りたい。そんな気持ちからプロジェクトがはじまったそうです。


Entô と100万人のクラシックライブ
月刊誌『LEON』さんにEntôを紹介していただきました。3月9日には、100万人のクラシックライブの方々が海士町を訪れ、Entôで演奏をしてくださいました。Entôでは、様々なイベントが開催されています。


あまマーレ感謝祭2022
2月27日に行われた、あまマーレ感謝祭では、焼き菓子やインド料理などの多国籍な食べ物や、雑貨やアート作品、マッサージ屋さんなど、バラエティー豊かな出店でした。感謝祭に訪れる人々もまた、すれ違うたびに会話を交わい、とても賑やかだったそうです。


農業という環境に贅沢にかかわった1年間だった
大人の島留学生として地産地商課で働いていた妹尾さん。この1年間で関わってくださった方々への感謝と1年間をまとめた記事です。海士町で何をしてきたか、そこから何を感じていたのかを綴られています。


島で育つみかんを使った濃厚みかんジュース
海士町の崎地区で育った崎みかんを使った濃厚みかんジュース。海を見晴らす最高の立地で育つみかんは、甘くてちょうどいい酸味が特徴です。炭酸やお湯、お酒と割って楽しむことができます。ぜひお手に取ってお楽しみください!


第11回まるどマーケット
3月もまるどマーケットが開催されました!いわがきの解禁を祝った特別セールや竹を使ったMY箸づくりのワークショップなど、にぎやかなイベントになったそうです。


【夢ゼミ】誰かの何かの話が今後の人生のどこかでパッと思い出されることがあったら素敵だなと思う
学習センターで開講している夢ゼミ。魅力化プロジェクトメンバーのみなさんに、夢ゼミに込めた想いを取材されています。

「夢ゼミはあらかじめ用意された答えとかゴールがないし、成績もつけない、ある意味無責任な時間。だからこそ、ありのままの自分を受け入れてもらえて、必要であれば寄り添ってくれる場。夢ゼミはそういう場であってほしい。」


島根県・隠岐諸島、島前・海士町のリバイバルストーリーをタドる
リバイバルストーリーと題してTADORiさんが海士町の取り組みを特集してくださいました。


運用1年を振り返る。海士町noteの裏側全部!
ないものはない海士町公式noteは2022年1月に1周年を迎えました。海士町でのできごとや新しい取り組みなどを発信してきた、海士町note。改めてこれまでを振り返り、そこから見えてきた運用のコツやこれからの目標などをお話ししています。


今月選んだ1枚:海士町

最近、春の匂いがします。山の色が変わってきて、虫がすこしずつ増えてきました。自然は毎日ちがう顔をしています。ここはものや情報が少ないからこそ、変化に敏感になることができます。離島してもこの感覚を忘れたくありません。


ピックアップ SNS


「今月の海士町」アーカイブ

毎月の海士町の様子をまとめています。こちらのマガジンもぜひ見てみてくださいね。

▶ 2月の海士町 特集:地産地消
▶ 1月の海士町 特集:離島にもっと若者の還流を


Episode ~今月の表紙~

3月の海士町は卒業をテーマに描きました🌸
3月は新たなステージに飛び込むためのお別れの季節であり、4月からの新生活に向けて、これまでの1年間を見つめ直す月だと思います。今までの素敵な思い出、繋がりを大切に、みなさんの4月からはじまる生活が楽しいものになりますように!!との想いを込めて、フィルムやカメラのイラストでまとめました!(イラスト:東瀬戸

今月の写真は、土曜日のお昼ごろに撮影した多井地区。なんでもない、いつもの日常の風景ですが、どこを切り取っても映画のワンシーンのような素敵な景色が広がっています。私は3月に島を去ってしまいますが、いつまでも覚えていたい景色の一つです。(写真:嘉根)


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島との距離は離れても、気持ちはいつも近くに