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煌めく思い出!隠岐島前高校の体育祭に行ってきました!!

9月4日、9月5日に隠岐島前高校で学園祭(文化祭・体育祭)が開催されました!

2日目の9月5日は体育祭が行われ、競技や応援合戦など、日々の練習の成果を発揮できた盛り上がる1日でした。その様子を隠岐島前高校生と振り返りながら、お届けします。

取材に協力してくれたのは、前回の文化祭レポートでもお手伝いしてくれた岡さんと應手さん。

▼文化祭レポート

2人とともに裏話を交えながら体育祭の様子をご紹介します!

体育祭

体育祭では、クラス対抗ではなく、赤・黄・青の3チームに分かれて競います。この3チームはくじ引きで決められました。

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競技のほかにも、隠岐民謡や応援合戦、生徒会企画、火の集いなどが行われました。デコレーションの部、衣装の部、ダンスの部、競技の部それぞれに勝敗があり、すべて合わせた今回の総合優勝は、黄組でした!おめでとうございます!

9:10 開会式
9:40 隠岐民謡
10:20 競技(5種類)
12:40 昼食
15:10 応援合戦
16:20 閉会式・表彰
18:15 生徒会企画【未成年の主張】
19:00 火の集い

デコレーション

デコレーションとは、それぞれのチームのみなさんが描いた大型の絵のことで、運動場を彩ります。3チームそれぞれのデコレーションが並んでいて圧巻でした。

青組

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岡さん:青組の絵のデザインは、歯車で動き出す絵本の世界を表していて、海の生き物たちの勢いと、狼の迫力で圧倒させるイメージです。どこを黒で塗るのか、狼を目立たせるために気をつけました。

赤組

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岡さん:赤組のコンセプトは「和×洋」で、和を赤い着物、洋をフラミンゴで表しているそうです。着物の花柄には、「感謝」「勝利」の花言葉があって、組のみんなや周りへの感謝を忘れずに勝利に繋げたいという思いを込めているみたいです。

黄組

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應手さん:黄組の絵のデザインは、後鳥羽上皇をモデルに現代風にアレンジしました。絵の具だけでなく、コピック(ペン)も使っています。
黄組のテーマは「月」で、背中に月を描いたり、衣装にも月を取り入れました。肌・手足の影の色も変え、細部までこだわって作りました!

競技

「障害物競走」「スウェーデンリレー」「養老の滝」「綱引き」「みんなでよーいドン!」の5種類の競技を行いました。

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スウェーデンリレー: 第1走者100m、第2走者200m、第3走者300m、第4走者400mの計1000mを4人で走りタイムを競います。

養老の滝:チームの色に染められた水を、小さな容器でこぼさないように運び、ビンいっぱい早く入れることを競います。

みんなでよーいドン!:全校生徒が参加しみんなでバトンをつなぐリレー競技。


綱引きでは、3チームで1番強かった黄組が先生チームと対決しました。大接戦の末、最後の力を振り絞り先生チームが勝利しました。綱が動かないほど互角の戦いで、とても盛り上がりました。

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みんなでよーいドン!では、半周の差をつけ青組が優勝しました。全校生徒が参加するため、一体感が生まれる競技でした。

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應手さん:養老の滝に出場しました。はじめは負けていたのですが、上手い方法を模索していると、中間で追い越すことができ、優勝しました!
コップの持ち方と打点を高くして瓶に入れることを意識するといいみたいです。
岡さん:障害物競走に出場しました。思っていたよりハードで、走る場所が多かったです。(走りたくなくて障害物競争に参加したのに…と嘆いてました(笑))
「好きな子を連れてくる」というお題があって、1つ上の女性の先輩に頼みました。先輩は喜んでくれていてよかったです。(笑)

応援合戦

体育祭の中でも特に力を入れて練習を重ねる応援合戦。学年を越えて話をする機会が多くあり、チーム内の距離がぐっと縮まったようです。

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応援合戦では、3チームそれぞれが数曲ダンスを披露しました。ペアダンスや、アイドルのカバーダンスもしていました。

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ダンスの衣装も組ごとに違っていて、それぞれ時間をかけて作ったものに着替え、おめかししていました。みんなが楽しそうな応援合戦でした。

衣装

組ごとにデザインをみなさんで考えて作ったようです。運動場にいるみなさんがひと際輝いていました!

青組

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赤組

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黄組

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應手さん:黄組の衣装は4種類あり、チラリと黄色が見えるデザインにしたり、袖を切って編んだりしています。

はじめの案ではシンプルにしていましたが、アレンジを入れたくて、デザインを夜に何回も話し合って考えました。絶対にあきらめたくなくて頑張りました!(笑)
コンセプトである「月」をデザインにいれています。

生徒会企画【未成年の主張】

バラエティー番組「学校へ行こう!」の企画を再現した未成年の主張。

主張者は、グラウンドの上の高台から気持ちを叫びます。他の生徒はグラウンドにいるのですが、主張者の言葉に涙している姿もありました。

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みんな感謝の言葉を伝えていて、「友達になってくれてありがとう」「生徒会のみんなありがとう」などの声がありました。全国各地から集まる特別な高校で、さまざまな経験をともにして、一生の親友になっているんだなと感じました。

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ほかにも、「仲良くなりたいので、ご飯一緒に食べませんか」や「お米がぐんぐん育ってくれてありがとう、一緒に育てませんかー!」というお誘いの声もありました。かわいい。

岡さん:純粋に生徒会企画を未成年の主張にしてよかったなと思いました。感動的で、泣いてる子が多かったです。組団長のみんなが、生徒会執行部に感謝の気持ちを叫んでくれて、嬉しくて頑張ってよかったなと思った瞬間でした。

火の集い

火の集いとは、碧燎祭(学園祭)の後夜祭のことです。開催できなかった年もあったそうですが、半世紀以上続いている隠岐島前高校の伝統行事の一つです。

一人ひとつ火のついた棒をもって、真ん中のキャンプファイヤーをぐるっと囲み、運動場をまわります。今年はできませんでしたが、例年は火を囲んでのフォークダンスも実施されています。

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本当にきれいでした。「蛍の光」の曲と一緒に、火が一つの円になっている様子は一生忘れないと思います。これからも火の集いが、ずっとずっと続いてほしいですね。

学園祭が今年も終わってしまう悲しさと、またここから次に向けて頑張ろうという気力が湧き上がってくるような、そんな光景でした。

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應手さん:今年はフォークダンスがなくて残念でしたが、これが最後の火の集いだったので、写真を撮るよりも自分の目に焼きつけました。
岡さん:オープンスクールなどでも、火の集いの話を聞いていて、隠岐島前高校でする特別なイベントに参加できてうれしかったです。

感想

應手さんと岡さんから、体育祭の感想をいただきました!

★應手さん
高校3年間デコレーションに携わっていて、毎年自分の組が1番かっこいいなと思っていたけど、今年もやっぱり自分の組が一番好きだなと思いました。技術が高いデザインを間近で見れて、新鮮で楽しかったです!

衣装に関しては、はじめて携わったんですが、縫うよりも編んだりしていました。得意なものを活かして、苦手なものは補ってもらう。忙しかったけど、協力してできて楽しかったです。

★岡さん
はじめに、開催できた事にすごく感謝しています。たくさんの人の力添えがあって、開催できたことを忘れてはいけないなと思って1日を過ごしていました。

応援合戦のダンスが最初は難しすぎて、絶対完成しないと思ってたけど、当日は楽しくニコニコ踊れました笑
生徒会執行部として大変なことも多かったけど、すごく思い出に残った最高の体育祭でした!!

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應手さん、岡さんありがとうございました。

文化祭・体育祭を取材させていただき、青春を思い出す最高の2日間でした。みなさん感動をありがとうございました!!

▼高校生のみなさんが碧燎祭についての様子や思い出をつづっているので、こちらもぜひご覧くださいね。


島との距離は離れても、気持ちはいつも近くに