島暮らし4ヶ月目、人生初の畑で夏野菜がうれしい話
4月から海士町で暮らしはじめて、4ヶ月が経ちました。
長かったような、あっという間だったような。…あっという間でした。
海士町note担当、R5年度大人の島留学生です。
気がつけば7月も終わり。
三連休明けからは蝉の声も大きくなって、とうとう夏が始まりましたね。
一年の中で、夏が来るのも終わるのも、なんだか一瞬に感じるのは毎年のこと。冬は始まりも終わりもあんなに長く感じるのになぁ、なんて思ったり。
四季の移ろいを、より身近に感じることのできる島生活。
新鮮の連続だった日々が、日常になりつつあります。
見る景色全てに感動した、1ヶ月目。
今やよく通る景色は、目に焼き付き始めました。
島は似ている風景が多くて、迷子にならないように何度も自転車で道を予習したのが懐かしい…。
島暮らしも慣れてきた?ところで。
4月から静かに始めていた畑での話をしてみようと思います。
なんと言っても、今は夏野菜の季節。
島のいろいろなところで、美味しそうなきゅうりやなす、トマトが実っているのを見かけます。
私の住むシェアハウスでは、目の前に広い畑が広がっています。
「自由に使っていいよ!」と言ってくださった家主さんに感謝しつつ、夏野菜を植えたのが約2ヶ月前。
あっという間に成長した野菜のタネたちは、
ぐんぐん大きく、
成長し始めています。
そして畑は近所のお父さんの手により、
こんなにも立派に整備・アドバイスしてくださいました。
自分たちでは到底できなかった、さまざまな対策!
ありがとうございます…!
私たちが仕事から帰るのは夕方の時間。
土日に一緒に竹を切ったりすることもあれば、仕事から帰ってきた頃には、立派な支柱を立ててくださっていることもありました。
この日はあまりの猛暑にやられてしまったプチトマトの雑草取り。
「土のひび割れは、水が足りてねぇ証拠だぞ」
一緒に水やりをしました。
ひと通り水やりをして、暑くなったところでこの日は帰宅。
今日も一日、ありがとうございました。
少し涼しくなった頃、シェアメイトと野菜を収穫しに行きました。
赤く実ったトマトを収穫!
なす、きゅうりも立派に育ちました。
ちっちゃなタネたちが、ここまで大きく育ったことに
感動します。
島の天気は移り変わりが大きく、大雨が降ったり突風が吹いたり…。
そんな中でも土に根を張り育っていく野菜に、ありがとうの気持ちも湧いてきます。
外の水道で野菜を洗う姿、こんな光景も島らしくて、夏らしくて。
食卓には毎日、夏野菜が並びます。
8月からはもっと暑くなるんだろうな、
そしてイベント盛りだくさん!なんだろうな…
海士町での夏、存分に楽しんでみたいと思います。
(R5年度 島留学生:柿添)