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子ども議会の提案から海士町のふるさと検定を電子ブック化

WEB上に登場!クイズ形式で海士町のことを知ろう!
平成21年に制作された海士町のふるさと検定。このたび、電子ブック化されました。WEB上からいつでもご覧いただけます。

▼ 海士町ふるさと検定はこちら

 

海士町ふるさと検定とは

海士町ふるさと検定は、平成21年2月の「子ども議会」にて、「町の歴史や素晴らしい自然を島内の人はもちろん、観光客たちにも知ってほしいのでふるさと検定をしてほしい」という提案から生まれました。

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問題作成のプロセスを大事にすることから、一部の関係者のみならず、小学生から高齢者まで幅広く公募したそうです。

海士町のふるさと検定は、得点による合格・不合格ではなく、級認定基準となっています。

ふるさと検定は、全国的には「ご当地検定」とも言われており、さまざまな地域でつくられています。


海士町のふるさと検定電子ブックの使い方

▼こちらをクリックすると海士町ふるさと検定の電子ブックがひらきます。

ふるさと検定の問題は、下記の7つの項目に分かれていて、全部で170問あります。

・文化・産業編
・歴史編
・後鳥羽上皇編
・動植物編
・ジオパーク編
・方言編
・学校編
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問題の横にある、「正解check」ボタンを押すと、音声で解答が流れます。


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ページの後半には解説があり、詳細や豆知識などを知ることができます。


ふるさと検定の電子ブック化は子ども議会による提案

海士町のふるさと検定電子ブック化は、令和2年度の子ども議会にて、海士町の魅力をもっと伝えたいという思いから、「ふるさと検定の電子ブック化」を提案してくださり、そこから動き出しました。

海士町ふるさと検定の本やインターネットを活用してたくさんの人に海士町を知ってもらおう

「今はコロナ禍で、海士町へ観光に来てもらうことは難しい状況です。そんな中で海士町についてたくさんの人に知ってもらう方法として、ふるさと検定の本をインターネットに掲載するのがどうかと考えました。インターネットは世界中でたくさんの人が利用していて、今遠い場所に住んでいても、その場所で海士町を知ることができるからです。 

ふるさと検定の本には、海士町のことがクイズ形式でいろいろと書いてあります。この本を活かせば、海士町に住んでいる人にも海士町以外に住んでいる人にも海士町のことをもっと知ってもらうことができると思います。今よりも深く知ることでもっとふるさとのことを好きになります。海士町のことを好きになった人がほかの人に魅力を知らせてくれたら、海士町に来たいと思う人が増えるのではないかと思いました。

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子ども議会とは

海士町の小学校の「総合的な学習の時間」の集大成の一つに位置づけられた活動として6年生全員で取り組むのが子ども議会。自分たちが住む場所を自分たちの手でよりよくしていこうという「志」の育成をねらいとしています。

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いわゆる「課題解決型」の学習ではありますが町の問題点を探すところからではなく、子どもたち自身の思いや好奇心を大切に学習をスタートします。自分の思いと町の願いとをどのように結びつけていくかを模索する中で、主体性や探究力、人と関わる力などを育みます。

地域の様々な魅力に存分に触れる機会にもなっており、この体験が中学校へのより深い学びへとつながっていきます。


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海士町をより知ってもらうための提案を考えてくださってありがとうございました。海士町役場としても、ふるさと検定を電子ブック化したことを発信していきますね。

海士町noteを見てくださっているみなさん、ぜひこの機会に海士町ふるさと検定をやってみていただけるとうれしいです。

▼ 海士町ふるさと検定はこちらをクリック


島との距離は離れても、気持ちはいつも近くに