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大自然に囲まれたこの海士町で「夢」を探す

はじめまして。
このたび短期インターンシップ制度である大人の島体験生として3ヶ月の間、海士町役場 総務課で働くこととなりました。
神津太一コウヅタイチ(25)と申します。

この島体験を漢字一文字で表すと?という問い。
新しいことに混ざる、人の良いところを混ぜるという意味で「混」を選びました。

僕がなぜ地元埼玉を離れこの島に来たか、
実際来島して1週間ほど経ってどう感じたか。
そんな内容をこの記事にまとめていきたいと思います。


なぜ大人の島留学プロジェクトに参加したか

大自然に囲まれた海士町で「夢」を探す これが今回の目的です。

「進路」や「仕事」ではなくなぜ「」なのか。

おそらくほとんどの方が子供の頃に「〇〇になりたい」という夢を持っていたと思いますが、僕は卒業アルバムの「将来の夢」欄を埋めるのが苦手でした。

大人になっても「」が見つからなかった僕は高校卒業後、いろんなバイトをして何かきっかけがないかとがむしゃらに探し始めました。

経験したバイト
・球場スタッフ 
・Zoomでのオンライン会議の司会進行 
・サッカースタジアム警備員
・Amazon倉庫 ・ラーメン屋 
・雀荘スタッフ ・パンフレットデザイン
・webデザイン 
・都庁で行われたオリンピック表彰式の音響 
などなど…

バイトの合間に趣味として3DCGやプログラミングなど様々な業種に着手してきましたが、どれも就職という決断に踏み切ることができませんでした。

趣味で作った3DCGの作品

」ありきの進路、そして就職という大きな決断をしたい僕は、新しい環境に飛び込めば「」がみつかるかもしれないと大人の島体験に参画することに決めました。

実際来島してみて

来島前に海士町の下調べをしていると、
海士町のロゴを何度か目にする時がありました。

海士町のオフィシャルロゴ


ないものはない

当時、海士町の知識が浅かった僕は、
「何て開き直ったロゴなんだ!」という率直な感想を持ちました。

実際島に来てからこの「ないものはない」というシンプルなワードから様々な意味に気づかされることになりました。

ここ海士町では都会のようなコンビニもなければ娯楽施設も少ない。
けれども、島内では様々な楽しいイベントがあり、イベントに企画者として飛び込んだり。お休みの日は商店のお母さんと他愛のない話で盛り上がったり、ルームメイトと食事をしたりなど、笑顔溢れる日常が当たり前になりました。

便利なものは無くてもいい、
人が豊かに暮らす上であるものはこの海士町にある」という
メッセージに気づくことができました。

地元ではロボットのように働き、生きていた自分ですが、
ここ海士町に来て心が宿ったような気持ちになりました。

ないものはない」この海士町だからこそ生まれた感情だと感じています。

ルームメイトとの楽しい食事。


これからの目標、挑戦したいこと

自分が海士町役場の総務課を選んだ理由として
幅広い分野で活躍したい!というのが大きな理由です。

自分がたくさんの業種で経験してきた知識を活かせる仕事がしたいと思っています。
海士町公式noteの作成や記事作成にあたってのインタビューやyoutubeを媒体にした情報発信などにも興味があるのでそちらの業務にもチャレンジしていきたいなと思っています。
また、今年の11月に新しい役場が完成するということで庁舎移転に関する業務をしていく予定です。

街中で動画を撮影中。


プライベートでは、自分にしかできない何か特別なことをしたいなと思い
色々考えた結果、「youtubeで海士町での生活を配信してみよう!」
と日々のスキマ時間を使って「おきチャレ!」という動画配信を始めました。

動画の中でも「3ヶ月後の自分が何をやりたいかを決める」という
目標を掲げています。

海士町で自分の「夢」が見つかることを信じながら役場での業務や
動画投稿、いろんな人との会話を通じて、
この三ヶ月を彩りのある暮らしにしていきたいと思っています!

(R6年度島体験生 総務課:神津 太一)


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