綱を引くより魚に引かれろ。景品総額18万円の釣り大会が開催されました。
こんにちは。大人の島留学生、嘉根千花です。
4月11日(日)の第18回キンニャモニャセンター創業祭とあわせて開催された、海士町の釣り大会についてご紹介します!
なんと賞金(総額18万ハーン)をかけた釣り大会!!
ハーンとは海士町内で流通する地域通貨のことで、海士町のほとんどのお店で「円」の変わりに使うことができます。
この日は朝からイベント日和で、ポカポカと雲一つない晴天でした。
綱を引くより魚に引かれろ-釣り大会-とは
島の活気につながるほど特に盛り上がるイベントととして、毎年4月に30チームほどが参加する隠岐島綱引き大会が開催されますが、残念ながら中止となってしまったため、島内の方々が楽しめるイベントを開催したいという思いから「786会(なやむかい)」が主催となって釣り大会が開催されました。
主催:786会
海士町在住や出身の方が島の課題解決に向けて昼夜悩みながら活動している集まりです。
釣り大会は事前申込制で、2名以上の団体戦です。当日は夜の0:00からスタートしました。
賞金獲得方法
賞金は一番大きな魚を釣ってきた人が独り占め・・・ではなく、
平均重量の重い方から順番に、ルーレットを用いて当たった番号の賞金がもらえるという仕組みになっています。
釣りが得意じゃない方にも賞金を獲得できるチャンスとなっていました。
長さ78.6㎝や、重さ786gなどの786会にちなんだぴったり賞もありましたが、残念ながらいらっしゃいませんでした・・・
海士町の事業者のみなさんがさまざまな景品を提供してくださっています。
約60名の方がお友達同士や、親子で参加してくださり、年齢問わず、みなさんに楽しんでいただけたのではないかと思います。
参加者のコメント
今回の釣り大会で一番計量重量が重かった「低賃金で島ぐらし!」チーム(サムネイル写真のみなさんです。※マスクをはずして撮影しました)のロドリゲス拓海さんに感想をお聞きしました!
みんな海士町に移住してきた、いつも遊ぶ友達たちでチームを組みました。夜の0時から日之津で釣りをしていましたが、なかなか大きな魚を釣ることができず、体力も尽きていく中で、制限時間の1時間前にチームのメンバーが3.6㎏のタイ(今大会で最も重い)を釣り上げました。
疲れと眠気が飛ぶくらいうれしい瞬間でした。賞金は、お食事券3万ハーンをいただきました!
チームメンバーでYouTubeもしているのでこちらもぜひ見てみてください!
ロドリゲスさん、感想をありがとうございます。まず0時から10時間も粘り続けたことがすごい!私なら3時間で諦めそうです・・・ラスト1時間で釣ったなんて!ドラマの話みたいですね!
おわりに
イベントを主催した786会のみなさんからもコメントをいただきました。
綱引き大会に替わる島民が楽しめるイベントを開催するという目的で企画しました。参加者のみなさんの中には、親子やおじいちゃんとお孫さんのペアでの参加、普段のイベントではあまり見かけない方の参加もあり、目的以上に島内の様々なみなさんに楽しんでいただけたと786会チーム全員で喜んでいます。来年の開催は今のところ決まっていませんが、綱引き大会が中止になったら検討したいと思います。ご参加された方、お手伝いいただいたみなさま、ありがとうございました。