海士町×ブータン 島の高校生がつくる「海のワークショップ」
こんにちは隠岐島前高校 地域国際交流部(ちーこく)です!
私たちは先日、ブータンから来島された方々と交流を行いました。
内容は私たちが主催する海洋プラスチックを使ったアクセサリーづくりワークショップです!
このワークショップは、今まで地域のマーケット出店や、小学校への出張授業など活動を広げてきましたが、今回ブータン交流の場で開催させていただけることになりました。
それでは当日の様子を紹介していきます!
アイスブレイク(自己紹介&部活紹介)
まずは自己紹介です。今回の交流はオールイングリッシュでメンバーも緊張していましたが、温かい拍手で迎えてくれました!
最初のプログラムはちーこくの部活動紹介です。
まだ出会って10分と経っていませんでしたが、みんな興味津々に聞いてくれました。私自身も、発表のクオリティに驚きました!ブータンの方々に日本の高校生活を少しでも知ってもらえたのではないでしょうか。
海岸清掃
アイスブレイクが終わると、全員でレインボービーチ(学習センターの近くのビーチ)にごみ拾いに行きました。
なんと道中、ビーチに虹が掛かっているのを発見!初めて見る光景で思わず足を止めて写真を撮ってしまいました。
一見きれいに見える海岸ですが、足元をよく見てみるとプラスチックの欠片が落ちていたり、奥まで行くと漁の道具が打ちあがっていたりと、意外と多くのごみがありました。
風が強く寒い中でしたが、大勢でごみを拾ったので30分程であっという間にごみ袋4袋分が満杯になりました!
ブータンの参加者の中には海を見るのが初めての人もいるようで、とても楽しそうに写真を撮ったり島の人と会話したりしていました。私たちには日常的な風景ですが、海士町で海岸を清掃をしたという良い思い出になってくれたら嬉しいです!
昼食
海岸清掃から帰ってくると、ちょうどお昼時。
お楽しみランチタイムです!
これが初めての日本料理という人もいて、感想を聞いてみたらとても美味しくて気に入ってくれたみたいです。ちなみにブータンの料理はもっと辛い物が多いそうです。
食事をしながらたくさんお話をして仲良くなることができました!
アクセサリーづくり
おなかが満たされたら、いよいよお待ちかねのアクセサリーづくり!
作り方は、型にレジンを入れ、チップ状に加工したプラスチックをお好みに入れてライトで固める、というのが一連の流れです。
簡単なようで意外と奥が深い作業で、みんな集中して取り組んでいました!
部員も場数を踏んでいるので手順の説明は慣れている様子。ただ、英語には苦戦したようです。
作った作品は最後にUVライトに当てて固めます。このできあがるまでの時間が5~10分くらいかかるのですが、待ちきれないようで何度も確認に来る人がたくさんいました。
そして、完成したキーホルダーがこちら!
キーチェーンをつけて渡すと笑顔で受け取ってくれました。
みんなお気に入りのアクセサリーができたようで良かったです!
嬉しいことに「この活動をブータンでも活用してみたい」と言ってくれる人もいました。
最後に
今回の交流は私たちにとっても経験が広がった学びある楽しい会になりました!
特に持てる語彙や身振り手振りを駆使して伝える力はとても伸びたのではないでしょうか。
ブータンの方々にも海プラのキーホルダーが今回の交流の思い出になってくれたらとても嬉しいです!
以上、地域国際交流部×ブータン交流の紹介でした!
ここまで読んでくださりありがとうございました。