島の未来を創る熱量に、「今」投資をすること。
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島の未来を創る熱量に、「今」投資をすること。


海士町未来投資委員会が運営する海士町未来共創基金について、ご紹介します。
投資や基金と聞くと、少し固いイメージや難しそうなイメージがあるかもしれませんが、「島の未来につながる新たな挑戦」をサポートする取り組みです。

海士町未来共創基金とは

海士町未来共創基金(運営:海士町未来投資委員会)は、島の未来に繋がる事業への投資・共創を行うため、2020年12月に設置された基金です。

日本全国のみなさんからいただいた海士町へのふるさと納税(年間全納付額の25〜30%程度)を活用させていただき、魅力的で持続可能な島の未来のために不可欠な事業に投資し、新たな挑戦を支援します。

ふるさと納税生まれた故郷や応援したい自治体に寄付ができる制度。
寄付金の使い道を指定でき、地域の名産品などのお礼の品もいただける魅力的な仕組みです。ふるさと納税でぜひ海士町を応援いただけるとうれしいです!


なんでやってるの?どんな基金なの?

海士町の高齢化率は約40%。人口減少・少子高齢化などにより、次の世代に事業継承ができていないこと、時代の変化にあわせた新しい事業を生み出せていないことが原因で、島の持続性が失われてしまうかもしれません。

だからこそ、島の未来をつくる熱量に「今」投資し、新たな挑戦を支援しています。そして、人材が島に還流し続けることを実現していきたい。そんな想いから、海士町未来共創基金が生まれました。
この基金には、みなさんに知っていただきたい3つのポイントがあります。


01:申請ができるのは500万円以上の事業。

海士町未来共創基金の事業に対しての投資額は500万円から。上限ではなく、下限があります。海士町の未来につながることではあれば、どんなことでも背中を押せる制度になっています。大きな夢に、ぜひチャレンジしていただきたいです!
海士町の未来につながることであれば、海士町にお住まいの方だけでなく、海士町外にお住まいの方も申請いただけます。

海士町未来共創基金の申請条件
①海士町の未来につながること。
②事業費は、500万円以上であること。


02:申請はシンプルに。

応募申請は、「概要」と「つくりたい未来」をそれぞれ200文字ずつ、書くところからスタートします。事業の内容や自分の思い、目指したい姿を綴ってください。申請いただいた後、海士町チームが事業構想などをサポートしていきます。

03:みんなでしゃばる

アドバイザーと、海士町内の伴走者(海士町と縁が深いさまざまな分野の方)が協力し、申請いただいた事業が進んでいくよう、みんなでしゃばり(※)ます。

サポート体制
アドバイザー:事業の構想に対して、深堀を行ったり、新しい視点を加えたりと、構想に対する具体的な行動を提案します。

伴走者:申請された方の想いを聞きながら、事業の構想や計画を一緒に組み立てます。

※しゃばる:「強く引っ張る」という意味の海士町の方言。海士町の町政スローガンである『みんなでしゃばる島づくり』に使われています。

多角的な視点で事業のあるべき姿を一緒に考え、サポートしてくれる体制があることも海士町未来共創基金の特徴の一つ。行き詰まりそうになったときはぜひ、アドバイザーや伴走者に頼っていただきたいです。


2021年度の事業は2つ。

今年度事業は、2つ採択されました!
なまこ漁師会さんの「ナマコ事業」と宇野さんの「マリンボート事業」です。それぞれの概要をご紹介します。


▼ 「ナマコとともに生きていく」なまこ漁師会さん

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ナマコは海の掃除屋と呼ばれており、ナマコを増やすことは、生態系豊かな海の環境を少しでも長く維持することにつながります。

本事業では育成場の設置を機に、適切な資源管理など考えながら未来にナマコを残し自然と共存する姿を維持したいと考えます。このまま採るだけの漁業を続けるとナマコは年々減少していくことが予想されます。

本事業では、漁港を使用しナマコの育成場を作り、いわがきの養殖施設に人口藻を装着し、着生したあと育成場に移動させ稚ナマコから外敵に捕食されづらくなるサイズまで育成した後、放流場所を数か所決め放流する、という事業です。


▼ 「海が好きになるマリンボート事業」宇野将之さん

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全国的にアクティビティを求める傾向が強まっており、海士町でも遊漁などの需要が高まっています。しかし、海士町内には気軽に釣りを体験できる遊漁船は少なく、観光客の満足度やリピート率に影響しています。

本事業で、遊漁船をはじめとするマリンボート事業を展開して、海士町の観光コンテンツの充実を図ります。他方で海士町内において水産業に従事する若者の減少が問題となっています。

水産業の方を中心に副業という形で船長を集め、収入の安定化につなげます。また、島内の若者が海に接する機会を作り、若者にとって海を身近なものにしていきたいと考えています。


海士町未来投資委員会スタッフより

2021年度の事業を筆頭に、新しい取り組みが増えていってほしいと思っています。未来共創基金を通じて一緒に事業を考えていくことが、島のよりよい未来につながると信じています。来年度の申請をお待ちしています!

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海が好きになるマリンボート事業の打合せ。アドバイザーと伴走者が一緒に事業をしゃばります!


▼ 未来共創基金の応募の流れ

⒈申請
海士町民や海士町のためになることなら、【どなたでも】申請することができます。「概要・つくりたい未来」についてそれぞれ200文字ほど記入していただきます。

⒉相談
申請内容に応じて、アドバイザーと伴走者が事業形成のサポートをします。

⒊海士町未来投資委員会へ申請
事業として形になった段階で、(一社)海士町未来投資委員会に企画書を提出・申請を行います。審査の前に一度海士町未来投資委員会からフィードバックをいただきます。

⒋海士町未来投資委員会の審査
(一社)海士町未来投資委員会が事業審査を行い、投資の可否を決めます。

⒌投資
投資が採択された事業について、(一社)海士町未来投資委員会が投資をします。

⒍事業評価
数年間に渡り、事業評価を行います。投資後も伴走者・アドバイザーがサポートします。


▼ 詳しくは公式ホームページをご覧ください。


さいごに

海士町未来共創基金に関するお知らせです。

10月下旬 公開!事業レポート
2021年度に採択された投資事業であるナマコ漁師会さんと宇野さんに、経緯や想いについてお聞きしました。お楽しみに!!

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チャレンジフォーラム
令和3年11月20日に海士町で開催される産業文化祭というイベントで、海士町未来共創基金や今年度採択事業の紹介、パネルディスカッションなどを行う予定です。パネルディスカッションはオンラインでも配信しますので、当日来島がかなわない方もぜひご参加いただけるとうれしいです。


島との距離は離れても、気持ちはいつも近くに

ブクブクブクブク(ありがとう!)
教育の魅力化など様々な取り組みを推し進める【挑戦の島】海士町。島根県隠岐諸島に位置し人口は約2,250人。海・山・田畑のそろった自給自足のできる半農半漁の島です。2011年に【ないものはない】宣言。https://naimonowanai.town.ama.shimane.jp/