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はにわ、作ってみた

いろいろな場所でイベントが行われていることが多い海士町。
とあるものづくり体験のお話です。

イベント会場の小学校に入ってみると、
理科室からはなんだか楽しそうな声が聞こえてきます。

近づいてみると、
「はにわづくり体験?」なんだか面白そうな企画を発見しました👀!

海士町教育委員会 海士町史編纂室のみなさんによる、はにわづくり体験

なかでは、みなさんおしゃべりを楽しみながら
はにわづくりに夢中です。

海士町noteスタッフの私たちは見学のつもりでしたが…
目の前にはねんどが置かれています。

「おや?」

せっかくなので、私たちもはにわを作らせていただくことになりました!


はにわの作り方

①粘土をひも状に伸ばす。
粘土が乾きやすいので、水にぬらすことがポイント!

②ひも状にした粘土で輪っかをつくり、積み上げていきます。
はにわのサイズがここで決まります。

③上に蓋をするのでどんどん輪っかが小さくなるように積み重ねる。

「はにわといえばこんなカタチだったような??」
ですが、今回はどんなカタチでも良いとのこと。

③はにわのカタチが決まったらへラを使ってきれいに整えていきます。

④つやつやにしたら最後は手を付けたり、目・鼻・口に穴をあけて顔をつくる。

できました!!
思いどおりのカタチにするのが、意外とむずかしい。

バンザーイ

実はこのはにわづくり体験、もともとは本土の博物館で働かれていた方が、
「博物館で人気企画だったはにわづくり体験を、海士町で開催してみよう!」
とのことで始まった企画だそう。

かわいらしい雪だるまも!

海士町に博物館はないけれど、知識と材料さえあれば、同じ企画を開催することができる!
おかげさまで、楽しい体験をさせていただきました。

歴史を学ぶ、スタンプラリー🗒️

一方、会場ではスタンプラリーも開催されていました!
クイズやデッサンなどミッションをクリアするとスタンプがもらえます!

はにわはどれかな?
クイズで歴史を学ぶ。そんなスタンプラリーも大盛況でした!

続々と完成するはにわたち。
一人ひとり、個性ゆたかなはにわが仕上がりました!

できあがりまでは約2週間。完成が楽しみです。


あの日から、2週間が経ちました。


ようやくはにわが完成したということで、早速取りに行かせていただきます!

どきどき・・・

いよいよ緊張のご対面です。

コンコン。

失礼します。

ガチャリ


扉をあけると、ズラリと並ぶ「はにわ」たち。
私たちの「はにわ」はどこにいるかな??

\ココダヨ!!/

あ!みーつけた!!

\ココダヨ!!!!/

最初はねんどだったはにわたち、
しっかりと「はにわ」になっていました!

2週間ぶりの再会。
大切に育てたはにわたち、大切におうちに持って帰りました。




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島根県で埴輪といえば、こちらの「見返りの鹿」埴輪(重要文化財)が有名です!島根県立八雲立つ風土記の丘(松江市)で常設。ぜひ訪れてみてくださいね✨



島との距離は離れても、気持ちはいつも近くに