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そのかっこよさに惚れました。 大学生がこの”まち”に来たワケ。(海士町インターンシップ)

東京を出発してから夜行バスを使って17時間。
半日以上かけてたどり着いた場所、海士町。

七類港 出航時


海士町役場総務課のインターン生として情報発信のお手伝いをさせていただくことになりました。
東京都市大学(以下、都市大) 2年の丸山です。

魅力あふれる海士町のことを自分の中だけにおさめるのではなく、
誰かに共有し、
新たな価値や行動のきっかけにしてもらいたいという思いから、
役場の総務課に所属することに。

初めての土地、初めての体験に不安を抱えつつも、
「かけがえのない経験にするんだ!」と大きな希望を持ち、この島にやってきました。

通勤路の稲穂風景


普段は東京の大学生

私は、大学で「都市生活学部」という全国でも同じ名称の学部がない、
珍しい学部に在籍しています。

何を学ぶのか?

建築や経営を中心としながら、”まち” について学んでいます。

え? どういうこと?

正直、自分でも説明するのが難しい。
学問の分類的には、文系でもあり理系でもあるんです。

「都市開発」「地域創生」「インテリアデザイン」「都市文化」「建築史」「都市マーケティング」 などなど!

良い風に言い換えれば、”まち” に関わることは何でも学べます!

授業で制作した「理想の住宅」模型


都市生活学部には一学年160人程いますが、みんなやりたいことも違うし、
将来就きたい職種もバラバラです。

ただ、ひとつ共通しているところがあります。
「私たちの暮らしをより豊かに、快適にできるように考えて行動すること」 
そんな学部です。


海士町に惚れました…。

私は「コミュニティマネジメント」という授業を通して、海士町について知りました。

隠岐島前高校の島留学制度をはじめとした
島外の方を積極的に受け入れ、ひとつのまちをつくる。
他にない新しさに、

「なんだ、このまちは⁉」

今の日本の大課題である「少子高齢化・人口減少・財政の不安定さ」。
これらの課題に前向きにチャレンジしている、

「こんなかっこいい地域があるのか!」

と衝撃を受けました。

明屋海岸


私自身、山梨県という地方出身で
少子高齢化や人口減少を目の前で感じながら過ごしてきました。

ぶっちゃけ、
「もうこのまま私の地域は衰退していく一方なのかな」
と思っている部分もありました。

「諦める必要はない!」
そんな私の気持ちを大きく変えたのが海士町。

ぜひ一度、そんなまちを自分の目で見てみたい、肌で感じたい、
と思い、海士町にインターン生として参加することを決断。

宇受賀からの海の景色


「ないものはない」。

普段、都心部で生活している私にとって
すべてあるのが当たり前。

しかし、海士町には
ないものがあるのも当たり前。

ないものがあっても
自分たちで創り出せる。

そんな魔法のようなコトバ。


海士町で生活をし始めて5日目ですが、
「ないものはない」生活に少し不便さを感じつつも、
シェアメイトと協力し工夫しながら、楽しく過ごしています!

既に海士町マジックにかかっています!

海士町の野菜で作った肉じゃが


きっとあっという間に終わってしまうこの2週間。
でも、たくさん海士町の良さを吸収し、
『今後の自分の成長』や、『私たちの暮らしの成長』に、
繋げていきたいです!


たくさんの都市大インターンシップ生がいます!

今回、海士町でインターンシップをしているのは私だけではなく、
同じ都市大の都市生活学部 2年生が約10人ほど来ています。

みんな、海士町に魅力を感じ、自ら応募してやってきました。

保育園や小学校、民宿、キンニャモニャセンターなど
さまざまなところで働いています!

大学2年生の夏、いちばん自由で貴重な夏と言われるこの時期に、
たくさんの経験をし、大きく成長をするために、
私たちは毎日がむしゃらに海士町で頑張っています。

中には、初めて生まれ育った地元を離れて
新しいことに挑戦しようと、意気込んで来ている人もいます。

仕事終わりにみる夕日


就業体験だけではなく、海士町の方々とコミュニケーションを取り
新しい人脈が広がることも楽しみにしてきました。

積極的に海士町のみなさんと交流を深められたらと思います!

街中で黄色い電動自転車を見かけたら、
私たち都市大のインターンシップ生なので
ぜひ、お声をかけていただけるとうれしいです!

黄色い自転車に乗る都市大生


改めまして、2週間という短い期間ですが、
どうぞよろしくお願いします!

(海士町インターンシップ生:丸山)


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