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隠岐最大の無人島「松島」の海岸清掃へ!約90個のゴミ袋と漂流ゴミの課題。

海士町豊田地区。
対岸にどどーんと見える大きな島が、
無人島の「松島」です。
隠岐の中では1番大きな無人島とされています。

この日は、
独立行政法人国際協力機構(JICA)
新入職員研修も兼ねて
松島の海岸清掃が行われるということで、
noteスタッフも参加してきました!

港から船に乗り込み
無人島「松島」に向かって、いざ出発です!!

船を走らせること20分。
到着しました!!

ゴツゴツとした岩場をたどって、
目的地の海岸へ向かいます。
さすが、無人島。
道も自然のまんまです。

キラキラと透き通った海も、
海岸に向かうとそこには残念な現実が。

まるで藻のようなビニール袋や
プラスチック製品が流れています。

ペットボトルや発泡スチロールなど、
あまりの漂流ゴミの多さに衝撃を受けました。

足の踏み場はなく、
ゴミ袋も一瞬でパンパンです。

埋まっている板も、

埋まっている漁綱も引っ張り出します。

ちょっとずつではありますが、
足元が見えてきました。

休憩も挟みながら2時間の清掃活動。
なんと溜まったゴミ袋の数は約90個でした!

渡船の着岸場所までゴミ袋リレー
炎天下のなか、この作業が特に大変でした。

まだまだ、ゴミも課題も山積みですが、
今回はここでタイムアップ。

松島から帰ってきたゴミたちは、
このあと清掃センターへ送られました。

今回、清掃活動に参加された方からは、

地元の方と島の課題を考えて、
一緒に手を動かすことができてよかった。

果てしない作業でしたが、
これがきっかけとなって
清掃活動が動き出していけたらうれしいです。

との声がありました。

今回の活動をきっかけに清掃活動を実施し、
月の輪神社の参拝や観光のルートの確保を
目指したいといいます。

松島には、
カニがお散歩していたり、

岩場には松の木が生え、

波の音と透き通った海に囲まれた。
どれも大切にしたい自然ばかりです。

普段は見えていなかった松島の現状。
他人事だとおもわず、
ゴミ問題の現実をしっかり受け止める
いいきっかけとなりました。

おつかれさまでした!!


(海士町note担当:渋谷)


島との距離は離れても、気持ちはいつも近くに