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今年もやりました!ビーチかるた大会!

8月27日(日)に晴天のレインボービーチにて、ビーチかるた大会が行われました。

会場は菱浦港近くにあるレインボービーチ。入道雲がきれいでした!

去年に続き、2回目の開催となったビーチかるた大会。(主催:後鳥羽院顕彰事業実行委員会 共催:海士町中央公民館)
今年も隠岐島前高校ヒトツナギ部のみなさんが大会の運営を引っ張ってくれました。去年の様子はこちらから↓

ビーチかるたのルール
① みんなで集まって歌を覚えます
② 5人1チームになって、4チームで競います。
③ 各チーム、中央のかるたからの距離を均等に取り、四方を囲います。
④ 読み手が上の句を読み終えたら動くことができます。
⑤ 「けん、けん、ぱ」でかるたを取りに行きます。

ビーチかるた大会で使うかるたは、後鳥羽院遠島百首から16首。
上の句と下の句の組み合わせを覚えることと、どこに何のかるたが置いてあるかを覚えることが勝利へのカギとなります。(あとはケンケンパがどれだけ速くできるかも意外に大事です笑)

A3サイズの大きなかるた。

大人も子どもも、かるたをめがけて真剣にケンケンパ。
歌の詠み手の声とチームの応援の声が夏の空に響きます。

4方向からかるたをめがけてケンケンパ!
ゲームが白熱してくると飛び込んでかるたを取ろうとする参加者たち。
前日のキンニャモニャ祭りの疲れはどこへやら。


16首のなかで一番人気だったのはこの歌。
「我こそは 新島守よ 隠岐の海の 荒き波風 心して吹け」
これは隠岐に後鳥羽院が配流された際にお詠みになった有名な歌で、ごとばんさんといえばこの歌!というほど、海士町民にとって親しみのある歌です。

「我こそは」が詠まれると、早くかるたの元に向かいたいとばかりに、ニヤニヤとウズウズが止まらないみなさん。

ごとばんさんもきっと、こうやってご自身の歌が楽しく語り継がれているのを見たら微笑んでくださることでしょう✨

かるた大会の結果、16枚中7枚を獲得したチームが優勝!
優勝の秘訣を聞くと、風景と一緒に歌を覚えたり、チームで歌の意味や覚え方を話しあったりしたことが良かったそうです。

また、去年の参加者の方が大活躍していたという話もあり、経験値も大事なことがわかりました!

かるたを覚える時間が結構大事!みなさん真剣です。

大会の感想のなかで、次は海の上にかるたを浮かべて取りに行くのも楽しそう、という意見も出ました。泳いでかるたを取りに行くのはまた陸上とは違う面白さがありそうでいいですね。

ビーチかるた大会は、3回戦まで行われました。各チームの結束も高まり、最後はこの素敵な笑顔で大会を終えることができました。

隠岐島前高校ヒトツナギ部のみなさん、参加してくださったみなさん、ありがとうございました!

今年参加できた方もできなかった方も、ぜひまた次の機会に参加してみてくださいね!


(筆者:教育委員会伝承郷育係 大人の島留学 坂梨)

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