さまざまな想いを抱えた11人が隠岐・海士町で過ごした、ある夏の記録。ーー大人の島留学ショートムービー
歩んできた道を外れ、違う道へ進むことを決めた人。
新たな挑戦で、昨日とは違う自分になることを求める人。
さまざまな想いを抱えた11人の若者が住み慣れた町を離れ、隠岐の海に浮かぶ小さな島で暮らし働きながら3ヶ月を過ごす。
ちょっと遠回りしながら、少しずつ変化していく11人の姿を通して、いまこの時代に少し迷いを感じている誰かの背中をそっと押し、一歩踏みだすきっかけを与えてくれるショートムービー「風のよりみち」(21分)が公開されました。🎥✨
ショートムービー 「風のよりみち」
海士町とデロイトトーマツコンサルティング合同会社は、2023年10月に包括連携協定を結んでいます。「風のよりみち」は、ブランディング・プロモーションに関する取り組みの一環として制作されました。
監督の藤代さんより
「風のよりみち」の監督は、ミュージックビデオやテレビCMなどを手がける映像ディレクターの藤代雄一朗さんです。メッセージをご紹介します。
このたび「風のよりみち」という短編ドキュメンタリーをつくりました。
本土から3時間フェリーに揺られてようやく辿り着いた海士町。「離島」のイメージを覆すように、若いひとたちが多く暮らす海士町の景色に驚いたことを今でも鮮明に覚えています。
これまでいくつかの地域で「若者の流出を抑えるための施策」としての映像を作ることがありましたが、この海士町では人が来ては去っていく「環流」に価値を見出していることが自分にとっても新しい気づきになりました。
2023年7月にこの島へ降り立った11人を、島に到着する前から去っていく日まで3ヶ月間密着して撮影をしました。みんながいろいろな思いと対峙しながら、11人それぞれ大切な時間を過ごそうと向き合う姿が本当に美しくて素敵だなと思いました。
ある方から「海士町に住む魅力は別れだと思う。別れるからさみしいし、別れるからできる付き合いもある。」という言葉をもらいました。映像でも、その島の「別れの魅力」を映し出すことができた気がしています。
音楽には、クラムボンの原田郁子さんがこの映像のために4曲も書き下ろししてくださいました。最後の楽曲の歌詞も素晴らしく、何度か話し合いながら島留学生や島に長く住む方々の思いを拾い上げて書いてくださいました。
20分近くの長い映像ですが、ぜひ見ていただけると嬉しいです。
海士町長より
続いて、大江町長からのメッセージです。
「この度は、デロイトさまや藤代さまをはじめ、関係者のみなさまによって素晴らしい映像作品が制作・公開されたことを大変うれしく思っています。大人の島留学のリアルな姿が描かれており、感銘を受けました。『風のよりみち』に描かれているように、海士町や隠岐島前地域には、若者のみなさんが新たな担い手としてチャレンジできる『大人の島留学』という仕組みがあります。全国の若者のみなさん、島を舞台に、一緒に新たな挑戦をしてみませんか。海士町でお待ちしています。」
令和6年度大人の島留学に参画しませんか?
応募対象となるのは、20歳〜35歳までの若者(大学生・社会人含む)の方です。
滞在期間は3ヶ月以上から選択することができ(最大2年間)、滞在中の働き方も多様な選択肢があるため、休職または退職して制度を活用する社会人の方はもちろん、会社員の方やフリーランスの方なども複業的に島に滞在しながら制度を活用することも可能です。
大人の島留学が始まってからの3年間で、約300名の若手社会人や大学生の方が参画しています。若者が自分の手で行動し、考えて成長していく。これまでのスキルや経験を活かしながら、地域で暮らす方々や仲間と協働し、島の仕事”や“島の暮らし”に挑戦しています。
令和6年度の募集
令和6年度「大人の島留学」では、2024年4月からの1年間コースと、3ヶ月のインターンシップコースに参画する5つのコースがあります。
2024年04月〜2025年03月までの1年間
2024年04月〜2024年06月までの3ヶ月間
2024年07月〜2024年09月までの3ヶ月間
2024年10月〜2024年12月までの3ヶ月間
2025年01月〜2025年03月までの3ヶ月間
島の「役場、福祉、医療、建設、漁業、農業、観光、教育」など各種事業所の業務に携わりながら島を体感する働き方から、地域の新しい価値を創造するプロジェクトに携わりながら自身のスキルやキャリアを磨く働き方まで、豊富な滞在期間と滞在方法から、自分らしい手触り感のある挑戦ができます。
自身の生き方や働き方を、新しいことに挑戦しながら島で探究してみる。そんな想いを持った、学生、新卒、転職を検討されている方など、様々な方からのご応募をお待ちしております。
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