読書だけじゃない楽しい2日間!あま図書館フェスティバルまるごとレポ📚
海士町中央図書館で、あま図書館フェスティバルが12/14㈯、15㈰に開催されました!
約300人が訪れたというイベントの様子を写真とともにお届けします ♪
図書館に入ってみると、おやおや?
子どもたちの笑い声が聞こえてくる😊
さっそく覗いてみましょう…!
図書フェス1日目📚
クリスマスおはなし会 byおはなしぽけっと🎄
和室に入ると、子どもたちでいっぱい!!
真剣な眼差しを辿ってみると、読み聞かせボランティアグループ「おはなしぽけっと」さんによる、おはなし会がはじまっていました📖
「季節にちなんだ絵本」や「はじめてお子さんが笑ったという赤ちゃん絵本」など、楽しい読み聞かせに会場の子どもたちもにっこり笑顔😊
「メリメリクリスマス~♪」とお歌をうたっていたら、
サンタさんがやってきちゃった!!!
うれしいお菓子のプレゼントをもらって、
子どもたちも大喜びのおはなし会でした🎅
歌人にきいてみよう!歌集ってどう読むの?
和室は次の企画へバトンタッチ!
歌人の榊原さんをお迎えして、歌集の読み方や楽しみ方を共有し合いました!
「歌集は解釈の違いがおもしろい!」など、さらに歌集の魅力も深まった企画となりました💡
絵本「からすのパンやさん」のパンを作ろう🍞
一方、調理室を覗いてみると…👀
すてきなかたちのパンがたくさん登場する「からすのパンやさん」にちなんで、パンづくりがはじまっていました🥐
冬らしい雪だるまや可愛らしいクマさん、なかには海士町のかたちをパンで再現している子も!?
こんがり焼き色、おいしそうにできました!!
まるで絵本の1ページから飛び出してきたみたいです✨
仕上げは、チョコペンやカラースプレーでデコレーション!
みんなで美味しくいただきました🙏
your life as art 自分の人生を創り出すレッスン
和室に戻ると、なにやら真剣に考えている様子…。
こちらでは、ロバート・フリッツの著書「自分の人生を創り出すレッスン」を参考に、アーティストがアート作品を創り出すようにに自分の人生を創り出すワークショップです。
数週間の人生を考える短期チームと25年後、30年後の人生を考える長期チームにわかれて、人生を3つのプロセス(手順・姿勢・精神)にそって創りました。
参加された方からは、
「やりたいこと多すぎて、どれから手をつけようか考えるのが難しかった」
「2か月後にやってみたいことを書いたけど、本当にやりたいことなのかを考えさせられた」
などなど、「難しい!」と悩みながらもそれぞれの人生に刺激を与えたワークショップになりました!
図書フェス2日目📚
まだまだイベント盛りだくさん!!
今日はどんな出会いがあるかな…👀
「ねぇねぇどんなかお?」絵本作家フフフーンさん きったり・はったり・ちぎったり、お面作っちゃうよー!」 🤡
「ねえねえどんなかお?」「あっぷっぷ~!!」をはじめ、最新刊「おかいものいこうよ!!」でも知られている絵本作家フフフーンさんと一緒にお面をつくるワークショップです。
雑誌をチョキチョキ切って、ちぎって
のりやボンドで紙袋に貼り付ける。
大人も子どもも夢中です😄
じゃじゃーん!
個性豊かなお面が揃いましたー!!
ポーズを決めてハイチーズ📸
撮影した写真は、小さな本になるのだとか
こちらもとってもたのしみですね✨
本と出会う企画1人1冊手渡しにチャレンジ📚
突然、和室の扉がガラガラ…。
入ってきたのは、偶然の出会いの演出家!?
どうやら、来場された方に本を手渡しで渡すチャレンジをしているのだとか!
私は、小西由稀さんの著書「食のつくりびと」と永松真紀さんの著書「私の夫はマサイ戦士」を手渡されました。
たしかにこのジャンルは、読んだことがなかったな~🤔
読み進めてみると、、、あれ、おもしろい!
偶然の出会いに感謝して、読書タイムを楽しみたいなと思いました!
隠岐島前高校生岩田さん探究活動発表📙
13時からは、島前高校生岩田さんの研究活動発表会へ!
「読書」をテーマに探究活動をしてきた岩田さんの視点で本を楽しむポイントを教えていただきました!
岩田さんのおすすめは「味見読書」だといいます。
気になる本をパラパラと読んでみたり、目次や好きなページなど5分間だけ読んでみることで読書に対するハードルが下がるのだとか!
これなら気軽に読書が楽しめそうですね📖
いろんな本と出会う♪味見読書📖
「味見読書」は、図書フェスの企画にも!
1人3冊、普段読まないジャンルの本を選んで1冊5分間の読書をしていきます📕
すると…
「3冊の中でHowTo系の本は読み続けるのが大変だった」
「小説は50ページくらい読まないと面白さに到達できない」
「漢字ばかりの本には拒否反応があった」
「みんなで読むから頑張って読もうと思えた」
などなど、様々な気づきがありました!
みなさんが選んだ本を並べてみたら、「この本読んでみたい!」といった新しい出会いも!
興味関心が広がった頼もしいプログラムでした👏
学習センター図書係さんによる絵本の読み聞かせ📖
こちらも高校生による企画🙌
学習センター図書係として活動する高校生3人による読み聞かせです。
「この本知ってるー!」と、子どもたちもうれしそう!
大人も子どもも一緒になって、絵本に釘付け👀
世代を越えて、みんなが楽しめる絵本の読み聞かせでした!!
みんなで太陽をかこう🌞
図書館を飛び出して、お隣の島民ホールへ!
ここでは、ブルーノ・ムナーリ作の絵本「太陽をかこう」を読んで、おもいおもいの太陽を大きな紙に書く企画です!
長くて大きな白の紙に絵の具や、
スポンジをつかって太陽を描いていきます🎨
いろんな色やかたちの太陽が集まりましたね!!
カラフルでエネルギーが溢れた作品は、なんだかパワーがもらえました✨
田んぼで朗読会🌾
図書館に戻ると、外から声がきこえる?
窓から外を覗いてみると、田んぼで詩の朗読会が行われていました!
今年は田んぼと図書館で相互に詩を読み合うという新たな試みにも挑戦!
素敵な詩の朗読は、図書館までしっかり届きましたよー👏👏
みんなで作ろう!わがとこ味噌仕込み🥣
調理室では、何かをつくっている様子👀
入ってみると、ふわっと大豆の香りがしてきました…。
島のごはん屋さん「きくらげちゃかぽん」さんにご協力いただき、隠岐の麹を使った味噌づくりのスタートです!
ポイントは、みんなの「手」で仕込むこと👐
味噌の「噌」は「かまびすしい」と読むそうで、みんなでワイワイつくる味噌は、きっと食卓をにぎやかにするおいしい味噌になるんだろうな~。
昨年のワークショップで仕込んだお味噌は、お昼にふるまい豚汁として島のみなさんに提供されました!
空気を抜きながら容器につめ、完成するまで1年間。
夏の気温で発酵がすすみ、味噌も膨らむのだとか…。
どんな味になるのか楽しみですね🙌
本のソムリエいたします🍷
図書フェス最後のプログラムは夜の図書館で「本のソムリエいたします」。
ワインと海士町産の牛乳を楽しみながら、読みたい本のテーマを持ち寄り、くじをひいて互いに本を紹介しあいます。
食、暮らし、医学、ムササビなど各々が持ち寄ったテーマにあわせて本が手渡されました。
自分では選ばない本と出会えたり、誰かが誰かに渡した本が気になったり、本の新たな楽しみ方を知れた企画は、イベントのラストを彩りました。
こんな楽しみも😊
お昼はプルコギ風の隠岐牛サンドに、
ミックスビーンズがたっぷりのチリコンカン🍛
甘いものは、至福のひとときで🍪
ハンドメイドアクセサリーにも癒されました🐇
ボルダリングで体を動かしたら、
ポップアップカードをつくってみたり🎅
素敵な本棚であたらしい本にも出会えました👀
本の楽しみかたって十人十色。
海士町中央図書館さんのイベント報告もぜひご覧ください🙌
(海士町note担当:渋谷)