海士町に夏到来!始まりを告げる大祭
夏といえば、、、祭り!!!
ここ海士町でも7/10 ~7/22の間に、今年はなんと5つの地区で大祭が行われました。新型コロナウイルスの影響で、8年ぶりや10年ぶりという地区が多く、各地区でにぎわいを見せていました。
それぞれの地区で色のちがう大祭の様子を写真とともにお届けします。
宇受賀地区
トップバッターの宇受賀地区は7月10日と11日に大祭が行われました。
10日は雨のため、宇受賀命神社にて祭典のみ執り行われました。
宇受賀地区では、他の地区にはない巫女舞があります。
中学生の少女らが巫女としてきれいに舞いました✨
11日は雨もやみ、列になって宇受賀地区を練り歩きます。
宇受賀地区の大祭は6年ぶりだそうです。
お神輿も出発!!神輿は田んぼの間も通り海岸のほうへ
道中神楽もにぎわっています!
最後は無事、境内に神輿をおさめました。
北分地区
つづいてお隣の北分地区は、8年ぶりの地区大祭。
7月13日と14日に執り行われました。
大祭1日目は天気にも恵まれ、北乃惣神社を出発です。
子どもたちも神楽にくぎ付けです👀
神輿は地域中を練り歩き、時には家にも突撃します。
2日目の神輿渡御はあいにくの雨予報のため中止となりました💦
菱浦地区
海士町の玄関口、菱浦地区では7月14日と15日の2日間に分けて大祭が執り行われました。
通常は各地区4年に一度、大祭が行われる地区が多い中、菱浦地区は2年に一回行われます。しかし、新型コロナウイルスの影響で6年ぶりとなったため、神輿をかつぐ声にも力が入ります。
神輿が下りた後は鳳凰を取り付け地区内を練り歩きます。
先祓いと後祓いのお面の色が異なるのは、島内で菱浦地区だけだそうです。
それでも最後は押し込み、神様は無事神社にお還りになりました。
保々見地区
保々見地区では7月19日と20日に大祭が行われる予定でしたが、19日の雨により、20日のみ執り行われました。
神楽の音色とともに、先頭をゆく道中神楽は海の方へ。
天気にも恵まれ、沿道には地域のみなさんが集まります。
8年ぶりの大祭では、地区の垣根を超えてお神輿を担ぐ姿もみられました。島内でも特に階段の長い神社といわれている穂々美神社。
地区をまわり終えたら長い階段を上り、境内へ戻ります。
やはり最後は神輿の押し合い。
長い攻防が続きましたが、最後は無事神社におさめられました。
保々見地区も無事終わり、残るは一地区となりました。
中里地区
今年の大祭のトリを飾るのは中里地区。
7月21日と22日の2日間で執り行われました。
なんと10年ぶりだという地区大祭は、2日間とも快晴。
夏休みに入っていたため、子どもたちの姿も多く見られました。
陽が照り付けるなか、坂の上の保健福祉センターひまわりを目指します。
日が沈み暑さが和らいできた午後7時半頃、ご神体を神輿から神社に遷す神霊遷しの儀式が執り行われました。
どの地区も夏のスタートにふさわしい、活気あふれる大祭ばかり。
地区が一体となり、盛り上がる光景を目の当たりにして
心があつくなった2週間でした。
大祭の様子はこちらの動画からも!!🎬✨
(海士町note担当:布野・福田)