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後鳥羽天皇をお祀りする、隠岐神社。85年の歴史と5年ぶりのお神輿。

後鳥羽天皇の御神徳を讃えるお祭り。
隠岐神社創建85年式年大祭が執り行われました。

一列になって、祭員参進。

祭典がはじまりました。

海士町で収穫した野菜や海産物をお供えし、

後鳥羽天皇が詠んだ和歌
「我こそは新島守よ隠岐の海の荒き波風心して吹け」に曲と振りをつけた「承久楽」(町指定無形民俗文化財)が奉納されます。

祭典のあとは、
後鳥羽天皇御火葬塚前守部に感謝状贈呈。
前守部村上助九郎さんへ感謝状が贈られます。

新任守部
村上良さんによる挨拶もありました。



遷幸800年記念刀奉納式と猿回しは
大祭前日の天候不良により、
延期となりました。


午後からは道中神楽と神輿渡御。
行きは菱浦地区のみなさんが道中神楽を披露してくださいます。
先祓いと後祓いの色が異なるのは菱浦地区ならでは!

迫力ある獅子と、

美しい音色に導かれます。

神輿綱は、けいしょう保育園の子どもたちが担当してくれました。

隠岐神社大祭のお神輿は、
ゆっくりゆっくり練り歩くのが特徴。

11月に完成する新しい役場の前では、

御旅所祭と、

美しい巫女舞✨

帰りの神輿綱は、
海士町の森のようちえん「お山の教室」の子どもたち。

道中神楽は北分地区が担当しました。

キリっとした目つきに、力強く舞う先祓い。

地区ごとに違う道中神楽も見どころです。
海士町では珍しい白い獅子舞も。

隠岐神社を出発し、新しい役場へ。
中里地区をあるいて、お神輿は隠岐神社にかえってきました。

最後は盛大な餅投げで。
縁起のいい紅白餅が配られます。

こうして85周年も後鳥羽天皇の御神徳が
讃えられました。

つぎの隠岐神社式年大祭はまた5年後。


(海士町note担当:渋谷・神津)


島との距離は離れても、気持ちはいつも近くに