キンセンプチ屋台に行ってきました!
2022年5月28日、海士町港である菱浦港(キンニャモニャセンター)屋外ブースにてキンセンプチ屋台が開催されました。当日の様子詳しくレポートします!
入り口はこんな感じ!色んなブースが出ていたので、ここからは一つ一つ紹介していきますね。
海士物産さんの屋台
まず出迎えてくれたのは海士物産さんの屋台。「日常で親しまれてきた隠岐の恵み、伝統の味を『食卓に届けたい』」という想いのもと誕生した企業で海士町に加工所があります。町内のイベントなどでは、隠岐の食材を使った料理を屋台で提供されています。
美味しそうな匂いにつられて行ってみるとサザエコロッケが!実は私サザエがあまり得意ではなかったのですが、思い切ってチャレンジしてみたところ美味しくてびっくり!サザエらしさはもちろんあったのですが、ジャガイモと衣がサポートしてくれてサザエの風味や食感をしっかりと楽しめました。また食べたい…
まちかど健康相談
こちらはまちかど健康相談。今年の4月から海士町役場半官半X特命担当で働き始めた根岸さんが血圧を測定し、身体の困っていることについて相談を受けてくれました。
私も血圧を測ってもらったところ、結果は低血圧!寝起きがすっきりしないのはそのせいかもしれないそうで、朝起きてストレッチすると良いみたいです。(根岸さん、ありがとうございます!)
スーファミ マリカー
まちかど健康相談の隣では、なつかしさ爆発のスーファミ・マリカーの体験コーナーが!…といっても私は生まれて初めて実物を見ました。
タイムアタックでランキング上位者にはプレゼントがあるとのことで、多くの人がチャレンジしました。
世代ドンピシャの大人たちを筆頭に、初めてやった人も一緒になって大盛り上がりでした。ドリフトが鍵なんですね!
かんぺもち・スイートポテト屋台
お次は ”島かんぺ” の端材を活用した2つの商品の屋台です!
① かんぺもち
実は今回が初披露のかんぺもち。JICAのグローカルプログラムで海士町へ来た七瀬さんが島かんぺの製造途中で出てしまう端材(規格外の島かんぺ)を活用すべく、開発されました。
そのままだと硬いので、フライパン(アルミホイルを敷いて)やトースターで焼いて食べます。やわらかくなり、風味も増しておいしかったです!歯切れが良くて食べやすいかんぺもち、しゃん山で販売中なので、ぜひ食べてみてください!
② そのまんま(スイートポテト)
去年の島体験生が開発したスイートポテト「そのまんま」。現在は有志で高校生が引き継いでくれて、イベントがあるときには今回のように作って販売してくれています。
しゃん山でも不定期で販売されていますが、出会える確率は低め!見つけたときには迷わず買うことをおすすめします。
私は今回初めていただきましたが、まさに商品名の通りそのまんまお芋です!美味しいのはもちろん、鼻から抜ける香りも最高でした。
島かんぺの端材活用については、別でまた掲載予定なので、こちらもお楽しみに✨
もったいない市
会場の一番奥は早朝にもかかわらず人だかりができていました。最後に紹介するのはもったいない市です。
実は、海士町では以前からリユースの取り組みの必要性に注目が集まっていました。今年の2月に行われた子ども議会(*)では、
と、モノを無駄にしないリユースについての提案もありました。
そこで、使わなくなったモノたちをごみにするのではなく町内で循環させるべく、海士町役場・環境整備課に所属している島体験生の2人が中心となって試験的に実施。
役場職員から使わなくなったものを集め、ほしいという人に無償で譲渡。
一つひとつに番号が振られていて、リユースの取り組みに関するアンケートに答えたあと、持って帰りたいものの番号を入力することで受け取れるという仕組みでした。
私は買い物する気満々だったのに小さいカバンで来てしまったので、エコバッグをゲットしました。また、面白そうな本とトラベルセットも。大切に使わせていただきます!
企画した島体験生に聞いたところ、もったいない市という形に限らず、リユースの取り組みは今後も展開していくそうなのでこちらも楽しみですね!
キンセンプチ屋台に行ってみて
海士町歴たったの2か月の私にとっては、楽しかったのはもちろんですが、この島でどんな人がどんなことをしているのかを知る大切な機会になりました。
それと同時に、なぜこういった取り組みが行われているのか、そんな背景に自然と目を向けることができました。取り組みを目の当たりにするだけでも、自分も当事者なんだという意識が生まれ、普段気にも留めないことに気づくことができるというのが面白かったです。
同じ日に「とって隠岐ツーデーウォーク」という島前を巡るウォーキングイベントも開催されており、帰りにふらっと寄って行かれる方もみえたので、島外の方にとっても、海士町の空気感に触れていただける良い機会になったのではないでしょうか。
こういったイベントがたくさん実施されることに期待して、noteを締めくくらせていただきます。では、また!