高校生×地域民謡×プロアーティスト。AMA FES 2023の開催に向けて、ガバメントクラウドファンディングを実施します!
海士町初のガバメントクラウドファンディング(ふるさと納税を活用したクラウドファンディング)が、本日からはじまりました!
AMA FES 2023という音楽イベントプロジェクトで、今年の秋に行われる「ごとばんさん芸術文化祭」の一環として開催されます。
AMA FES 2023発起人の隠岐島前高校に通う4人の高校生から、プロジェクトにかける想いを教えていただきました。
初めまして!
島根県、隠岐諸島の海士町に住む高校生4人です。
AMA FES 2023とは、中心となる高校生たちと本気の大人が一緒に企画する音楽イベントです。
✨ PV ✨
従来はオープニングアクト(前座)で使われがちな高校生バンドや、海士町ならではの地域芸能(神楽や民謡)などをプロのアーティストと交互に演奏します!
2023年11月4日のAMA FES 2023の開催に向けて、ガバメントクラウドファンディングをすることになりました。それまでの経緯や、AMA FES 2023を通じで実現したいことをお伝えしたいと思います。
「高校で校歌を歌ったことがないし、歌詞もよく分からない」
AMA FESの企画会議で出た僕たち高校生からのこの一言に、大人の方々はとても驚かれていました。
校歌は案外歳をとっても歌えてしまうそうですが、まともに歌えないまま学校を卒業していく生徒もいるのが昨今の世の中です。
「好きな歌は校歌です!」なんていう人はなかなかいないと思いますが、校歌を歌うことで思い出されるのは、学生時代を共に過ごした仲間のことであったり、好きなあの子のことであったり様々です。
歌が持つのはそんな、「その歌に付随する思い出」を呼び起こす力でもあると僕達は考えます。
この島でのフェスを選んだ理由は、この地域に根付く繋がりを感じて、みんなで繋がりを思い出したいからです。
民謡やバンド、形は様々だからこそ、幅広い参加者の心に眠る記憶を歌で呼び起こして、これからの島を活気づけることに繋げたいです。
AMA FESに来た人がそこで聞いた歌でフェスの熱気を思い出せるような、そんなフェスを作り上げます。
ガバメントクラウドファンディングという選択
フェスを行いたいという気持ちだけでは実現できず、資金面に課題がありました。
当初はクラウドファンディングも考えましたが、様々な人と相談を重ねて、海士町役場と連携して、ガバメントクラウドファンディングを実施することとなりました。
高校生だけの力では現実的に困難なことが多く、舞台を作るための費用や、アーティストさんへのギャラなど、十分に想像していましたがそれ以上にフェスはとてもお金がかかることを知り、大きな壁を感じました。
みなさんからのご寄付は、フェスの運営費として活用させていただきます。
AMA FES 2023を2023年11月4日に隠岐神社で開催します!
AMA FESの開催は、今回が二回目です。前回は、当日のスタッフなどで様々な場面で高校生が参加していました。
AMA FES 2018
↓前回のAMA FESの様子です
出演したアーティストは一度は海士町に来たことがあり、隠岐のことを気に入ってくれた方々でした。
屋台は隠岐の名物であるサザエや手作りのコロッケなどのほか、島外からの屋台もいくつかあり、島内の方、島外の方関係なく楽しめるようなフェスでした。
島民を巻き込んで行うAMA FES 2023では、島の規制緩和はもちろん、この地域に根付く繋がりを思い出すことにもつながると思っています!
コロナ終息に先駆けてこの島でイベントを行うことで、伝統を復活させたい!という気持ちがあります。
AMA FES 2023
AMA FES 2018が、高校生がフェスを企画・開催したということ知り、私たちは衝撃を受けました。今回のAMA FESが企画されたのも、前回のフェスに興味を持った高校生が中心となっていました。
AMA FES 2023は、私たち高校生が主催する実行委員会のコアメンバーとして、フェス開催に向けて動いています!
コロナの影響で地域と高校生の距離が開いてしまっている今日、AMA FESを開催することは、高校生と地域の人が交流する場としても大きな役割を果たすと思います。
AMA FES 2023を開催した後も、4年に1回、今回のようにフェスを企画したいと思うような人が現れることによって、このフェスが今後も海士のイベントとして続いて行ったら良いなと思っています。
高校三年生にとっては、コロナへの警戒が緩和された今、最後の島での高校生活で、フェスを開催できるラストチャンスです。
このチャンスを存分に生かしフェスに関わる全ての人の記憶に残るイベントにしたいと思っています。
発起人は、私たちです!
この企画を運営している高校生4人を紹介します!
⒈ 田川 桜(たがわ さくら)
島前高校3年生 大阪府出身
来てくれた人が2023年で1番熱が出たイベント!
と言ってくれるようなフェスにします!
⒉ 上田 敦生(うえだ あつき)
島前高校3年生 鳥取県出身
海士町をコロナ前の活気ある街へ!
みんなで作るフェスを目指して励みます!
⒊ 中村 詩(なかむら うた)
島前高校2年生 海士町出身
アーティストがメインではなく、
全員が主役のフェスを作りたい!
⒋ 小田 花(おだ はな)
島前高校2年生 広島県出身
誰かのエールになる
誰かの心にずっと残り続ける音楽をみんなで作りたい!
隠岐や海士町をはじめて知ったみなさんへ
隠岐や海士町ってどこだろう?という方に、私たちの学校や住んでいる場所についてご紹介させてください。
隠岐諸島は、4つの有人島と180を超える小島から構成される諸島です。
サザエや岩牡蠣などの美味しい海の幸が豊富で、美しい自然はもちろん、離島ならではの独自の文化や歴史も学べる素敵な島です。
島根県の北に浮かんでいる隠岐諸島の一つであり、1島1町の小さな島が、海士町(中ノ島)です。
人口は約2300人で、どこをみても海、山、生き物が目に飛び込んでくるほど自然が豊かな町です。
また、地方創生のモデルにもなっています!町民の4人に1人がIターン、島前地域唯一の高校は、全校生徒の5割以上が島外からの入学生徒です。
海士町は、全国の人々がなぜか吸い寄せられている魅力的で不思議な町です。
応援をよろしくお願いします!
見ず知らずの高校生の挑戦に目を向けてくださりありがとうございます!
世界中を襲った一つのウイルスの影響をうけ、私たちが想像していた高校生活とは少しずれてしまっていた現実ですが、今、一つの壁を乗り越えようとしているこのタイミングでチャレンジできる機会があるということに嬉しい気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。
このチャンスを逃すことなく、応援してくださる方に、AMA FES 2023を今年最高のイベントにすることを最大級の恩返しとし高校生一丸となって頑張ります!!
応援をよろしくお願いいたします。
AMA FES 2023を企画する隠岐島前高生のみなさん、プロジェクトにかける想いを綴ってくださり、ありがとうございます!
高校生のみなさんを応援する海士町の大人たちからも、メッセージもらってます。
・・・
AMA FES 2023に携わっているみなさん、海士町のみなさん、高校生、そして海士町と関わりのあるすべてのみなさんと一緒に、イベントを盛り上げていきたいですね!
ガバメントクラウドファンディングによる応援を、よろしくお願いいたします!
LINK
〈AMA FES公式Instagram〉
〈AMA FES公式Facebook〉
9/13追記:達成しました!