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海士町で「島ッカソン」イベントがはじまります!

3月22日(金)~3月24日(日)の3日間にわたり、AMAホールディングス海士町Code for Japanと共同し、島の課題を解決する第1回「島ッカソン」を開催します。

おかげさまで多数お申し込みをいただきました。ありがとうございます!現地参加の募集は終了しましたが、X(旧Twitter)を使って「#島ッカソン」タグをつけながら、当日の様子を随時更新していきます!

ぜひ「島ッカソン」のプロジェクトを知っていただき、みなさんと交流ができたらうれしいです。

一緒に「島ッカソン」を盛り上げていきましょう✨

島+ハッカソン=島ッカソン
ハッカソンは、ソフトウェア開発におけるエンジニアやデザイナー、プログラマーなどが集まり、一定期間集中的にアプリケーションやシステムなどを開発するイベントです。


2300人の島をデジタルに!島ッカソンとは?

日本海に浮かぶ、人口約2300人の小さな離島海士町は、今、大きな変革の時を迎えています。押し寄せる人口減少や社会変化の波に立ち向かい、島の未来と新たな可能性を開拓するためにはチャレンジングなアイデアを必要としています。

しかし島にはIT人材は少なく昔ながらのやり方が未だ、続いています。豊かな自然や古き良き文化を守るためにも、ここで手を打っておかなければ、取り残されてしまいます。

そんな現状の解決に向けて立ち上がった企画が、「島ッカソン」

地域の未来を一緒に描くIT人材を発掘し、デジタルの側面から島の課題をハックする、挑戦的な取り組みです。

持続可能な島にするためにも、人材がいないからと諦めるのではなく、人がいないからこそテクノロジーやデジタルの力を借りて新たな未来を創っていかなければならないと考えています。

2300人の生活をテクノロジーやデジタルの力で豊かにすることは、海士町だけでなく、日本の課題解決にもつながるはず。そのようなアイデアを生み出す土台となるのが「島ッカソン」です。多くのアイデアやプロダクトが生まれることを期待しています。

当日プログラム
3/22(金)
・各自移動(現地集合)
・夜:懇親会(兼キックオフ)18:30開始を予定
3/23(土)
・午前:フィールドワーク
・午後:アイデアソン&ハッカソン
・夜:隠岐牛BBQ
3/24(日)
・午前:オプションツアー(任意)
*プログラムの内容は変更になる可能性があります


デジタルの可能性を探る機会として

今回、海士町のデジタル化を推進する1人。「島ッカソン」の企画者でもある、海士町役場 交流促進課 官民共創特命担当 吉元翔汰さん「島ッカソン」への想いを聞きました。

吉元翔汰さん

島ッカソンへの想い

━━海士町に来られた経緯や現在の仕事を教えてください
吉元さん:
海士町生まれ、海士町育ちで、大学進学を機に関東へ。東京のIT企業でシステムエンジニアという経験を経て、2年前にUターンしました。海士町役場に勤めており、商工振興と役場内外のデジタル化の仕事をしています。

━━現在はどのようなデジタル化が海士町で進んでいますか?
吉元さん:
大きく分けて2つのことを行っています。
1つ目は、「役場業務効率化」で、チャットツールの導入などのデジタルツールの導入を行っています。
2つ目は、「海士町デジタルプラットフォーム事業」で、住民も関係人口も誰もがデジタルを活用でき、恩恵を受けられる環境づくりを行っています。

━━海士町のデジタル化に向けた課題は?
吉元さん:

役場内のデジタル化はできることころから進めていますが、島内のデジタル化も推進していきたいと思っています。
島にはIT企業がないこともあり、デジタル人材不足が深刻で、思うようにデジタル化が進められていないのが現状です。

島で働くデジタル人材も随時募集しています。経験は問いません👇


━━課題解決に向けて実施しようとしていることが「島ッカソン」なんですね?

吉元さん:
そうです。
現在は、島内のデジタル人材と頑張っていますが、少人数でできることは限られてますし、技術にも偏りがあります。
そこで、多くのデジタル人材と関わり、海士町におけるデジタルの可能性を探る機会として、「島ッカソン」を企画しました。

━━イベントまでのこりわずかですが、参加されるみなさんにメッセージをお願いします!
吉元さん:
はるばる海士町まで来島いただくので、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。海士町の課題を知ってもらいつつ、みんなで一緒に解決策を探っていけたらうれしいです!


イベント詳細

  • スケジュール:2024/3/22(金)~2024/3/24(日)

  • 会場:島根県隠岐郡海士町福井1375-1 ホテルEntô バンケット

  • サポート・リソース:海士町が提供するオープンデータを活用いただけます。

メンターのみなさん

経験豊富な4人のエンジニアがメンターとして参加者をサポートします。

新谷 慎吾さん:
1984年島根県隠岐の島生まれ 大学進学で上京、新卒で電子部品・半導体商社にエンジニアとして入社しEC・物流領域のシステム開発に従事。その後、医療・エンタメ・建設業界などの様々な基幹システム開発を経験。2015年からはスタートアップ企業での開発組織立ち上げや、エンジニアリング組織マネージメント、プロダクト責任者として複数プロダクトのMVP・PMF・グロースに携わる。


西川 健一さん:
情報処理系の専門学校を卒業後、マルチメディアやゲームを取り扱う企業に入社しプログラマーとして従事。その後複数の企業でWebサービス開発やプロジェクトマネジメントを経験し、2014年にDMMグループ会社(現EXNOA)に入社。2023年4月より庁内業務の効率化などを始めとする海士町のDXに携わる。



川邊 悠紀さん:
2018年から在学中にフリーランスエンジニアとして、スタートアップの立ち上げ時期の開発を主な活動を行う。2022年からCode for Japanにて、データ連携基盤(都市OS)やオープンデータ、気候変動対策、web3に関するプロジェクトに参加し、プロトタイプ開発やシビックテックコミュニティの醸成を行っている。


上東 亜佑稀さん:

大学在学中にフリーランスのエンジニアとして活動をスタート、国内外の多様なプロジェクトで開発に携わる。また、スタートアップでの経験を積んで新しいアイデアやビジネスでの開発経験などを経て2021年にCode for Japanにjoin。参加型民主主義プラットフォームDecidimの開発、運用や、じぶんごとプラネットの開発など、シビックテックやOSSに関わる活動を行っている。


当日のテーマ(予定)

産業:
小規模農家が多く、収量が安定しない。効率よく生産販売したい!
海士町中に張りめぐらされている牧柵から脱走する牛を何とかしたい!
産業医がいない。海士町全体のメンタルケアを何とかしたい!
漁師の勘をデータ化。いつどのポイントで何の魚がとれた記録したい!
島が持つ大きな資産は海。海に関連する事業を増やしたい!

観光:
宿や飲食店のデジタル対応、インバウンド対応の遅れ。機会損失を軽減したい!交通の便が悪いこともあり、一生に一度の旅行客が多い。何度も来てもらえる場所にしたい!
冬は観光客が激減。冬でも楽しめる観光コンテンツがほしい!

関係人口:
多くの中長期滞在者がいるが、島を離れると関係が薄くなってしまう。関係人口とつながり続けられるようにしたい!
たくさんの関係人口がいるが、もう誰が誰とつながっているのか分からない。島全体が関係人口と共創できる環境がほしい!

医療・福祉:
医療環境が整っていないと人は住めなくなる。診療所の医師・看護師の確保がしたい!海士町で最期を迎えたくてもできないことも。福祉業務の改善、人材確保がしたい!

その他:
町営住宅は70人待ち。建設費は本土の1.5倍。海士町に移住したいのに家がない!海士町中の事業所が人材不足。今いる人で生産性を上げたい!



みなさんの知識やスキルを集結させ、一緒に海士町を変えるアイデアを生み出しませんか?

イベントの様子はX(旧Twitter)で随時投稿していく予定です。
ぜひ#島ッカソンをつけて、気軽に反応してくださいね!

海士町公式Xアカウントはこちら



島との距離は離れても、気持ちはいつも近くに