【山陰広告賞2021】海士町のなかむらりょかんさん、ミナミデザインさんの作品が入賞されました。
山陰広告協会が主催する「山陰広告賞2021」の審査会が2021年2月16日に行われ、海士町のなかむらりょかんさん、ミナミデザインさんの作品が入賞されました。この度はおめでとうございます!作品についてご紹介させてください。
複合部門【金賞】なかむらりょかんプロモーション
制作をされた、なかむら旅館の中村徹也さんからは「大きな会社に頼まなくとも、広告のプロでなくても、そんなにお金かけんでも、離島にあるたった一つの旅館から、DIYで、おもしろいことができる、話題をつくっていける。」と、受賞のお気持ちを教えていただきました。
作品名:なかむらりょかんプロモーション
広告主:なかむらりょかん
制作社:なかむらりょかん
SPアーバンアド部門【銅賞】後鳥羽院遷幸八百年ロゴマーク
▼ コンセプト
「つながる8 0 0 」歴史と文化を未来につなぐ、後鳥羽院遷幸8 0 0 年
正円4 つで構成した8 0 0 のロゴ。「無限」の広がりや、過去と今と未来の歴史・文化が「リンク」するイメージです。また、4 つの円で隠岐4 島がより深くつながっていくことも表しています。シンプルで安定感があり、簡素な構成にし、幅広い媒体に使用できるように意図しています。また、他要素と組み合わせたりトーンやジャンルを問わず使えるようにしています。
▼ ビジョン
8 0 0 年前と今、今と8 0 0 年後を、つなげていく。
2 0 2 1 年は後鳥羽上皇が隠岐海士町に来てからちょうど8 0 0 年。「観光客×地元民×参拝者×企画者×担ぎ手×自分」という様々な人が自分の楽しさを発揮できるよう、後鳥羽院顕彰事業実行委員会が主導し事業を進めています。この海士町の事業をきっかけに、隠岐がつながり、それぞれの人がたくさんの楽しみを持って参加し、歴史と文化を未来に繋げていくことを目的としています。
▼ 制作されたミナミデザインの南貴博さんからのコメント
この度は山陰広告賞2021に出品し、賞をいただくことができました。ありがとうございました。なかむらりょかんのポストカード制作で、複合部門で金。後鳥羽院顕彰800年事業のロゴマーク制作で、SP・アーバン部門で銅。
崎みかんのリーフレットは残念ながら選外となってしまいましたが、すべてアイデアとコンセプトのしっかりした、とても思い入れのある広告です。
この受賞は「ないものはない」からこそできたクリエイティブを評価してもらった結果だと思います。なかむらりょかんは「なんでも楽しむ」なかむらりょかんらしさ、その剥き出しの本質を表現できたことが、複合部門の金の評価に。後鳥羽院800年は「つながる800」という実行委員が自ら紡ぎ出したコンセプトをしっかりと表現できたことが、SP・アーバン部門の銅とはいえロゴとしては最上位の評価を受けられた要因かと思っています。
ご協力いただいた皆さま、関係者のみなさま、ありがとうございました!
これからも魅力を120%引き出せるようなクリエイティブを続けていきたいと思います。これからもよろしくお願いいたします!
作品名:後鳥羽院遷幸八百年ロゴマーク
広告主:後鳥羽院顕彰事業実行委員会
制作社:ミナミデザイン
山陰広告賞2021 受賞作品一覧
あるものを工夫すること、発信し続けることは私たちも見習うべき姿勢だなと感じさせられました。なかむらりょかんさん、ミナミデザインさん、改めて、ご入賞おめでとうございます。