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地域の困りごとをマッチング「ちと、ごさんか」がリリースされました!

海士町ではこの度、島での困りごと・やりたいことを投稿できる「ちと、ごさんか」というサービスのお試し版がリリースされました。
まずは、そのトップ画面をご覧ください。

動画のように、サイトのトップ画面には、利用者の方が投稿した困りごとの葉っぱがひらひらと落ちていく様子が映されています。

このサービスを利用することで、島での暮らしで困ったことや、新しく何か始めたいことなどがあるときに、誰かにアドバイスをもらったり、新しいつながりを持つことができます。


「ちと、ごさんか」の思い

このサービスの名前は海士町の方言で「ちょっと、やってくれないか」
という言葉が元になっています。

「ちょっと、(〇〇に)参加」
「ちょっと、(やって)ほしい」

という、人と人をつなげる為の2つの意味の言葉で表しています。

「ちと、ごさんか」は日々の生活の中で、ちょっとした困りごとなどを、気軽に投稿できる場所です。

《「ちと、ごさんか」をこんな感じに使ってもらいたいと思っています》
☑ 役場に相談するほどでもないけど困った事

☑ フェイスブックより気軽につぶやきたい
☑ 命に関わるほどではないけど、解決したい
☑ まだ近所に相談できる人もいない
☑ 誰にも届かなくてもいいけど、聞いて欲しい

ちと、ごさんか サイト紹介より

実は、「ちと、ごさんか」が目指すのは、島の継業や創業もマッチングできる、小さな「困った」から、大きな「困った」までが、繋がっていくような未来です。

まずは、「ちと、ごさんか」
いつか、「まっと、ごさんか」を目指して進めていきます。
(「まっと」は海士弁で、「もっと」)

▼詳しい内容は下記ページにて公開されています!


「ちと、ごさんか」の使い方:会員登録

「ちと、ごさんか」はWebサービスのため、スマートフォン、パソコンなど様々なデバイスでアクセスすることができます。
まずは、サイトにアクセスすることで会員登録を進められます。


「ちと、ごさんか」の使い方:困りごと投稿

会員登録ができたら、トップ画面から簡単に困りごとを投稿することができます。日々の暮らしでの疑問や、ちょっと手伝ってほしい!ということまで、気軽に書き込んでください!

利用方法について(困りごとの投稿)


「ちと、ごさんか」の使い方:困りごと返信

トップ画面で流れる葉っぱの中に気になるものがあれば、タップすると詳細が確認できます。自身の知り合いに、困りごとについて知っている人がいる、自分なら手伝えるよ、という場合はぜひ葉っぱに返信をしてみてください。返信が来るとメールで通知が送られてくるので、時々メールを開いておくと情報を見逃さないので安心です。

利用方法について(困りごとの返信)


💡海士町LINEと連携すると通知をLINEでも受け取れます

「ちと、ごさんか」では海士町LINEと連携することで葉っぱへの返信の通知をLINEでも受け取ることができます。


💡プロフィールを詳しく入力するとより便利に使えます

会員登録の時に、表示名とアイコンを設定しますが、マイページのプロフィール設定からはさらに細かく、所属や地区、連絡先の情報などを登録することもできます。入力しておくと、葉っぱに返信する際によりスムーズに連絡が取ることができます。


わたしが1ヵ月使ってみて

色々な方から島の暮らしに関してアドバイスをいただき、とても参考になりました。特に虫などの対策はネットで調べるものよりも、実際に島の方に聞く方がより効果的だな、と感じました…
さらに、高校生のマイプロジェクトについての情報を知ることができたり、同じ島留学生の中で相互に暮らしの情報を交換していたりと、島の様々な人たちが交流できる場になっていました
気軽に投稿できるからこそ、返信する側も気軽にメッセージを送ることができるので、とても便利に使えました!
これから、葉っぱがどんどん増えていって、ひらひら流れ落ちる葉っぱを見るだけでも楽しいサービスになっていくといいなと、わくわくしています!

さいごに

いかがでしたでしょうか、
「ムカデの対策ってどうすればいいんだろう…?」
「誰か使っていないフライパンを譲ってくれないかな…」
「海士町でこんなイベントをやりたいんだけど企画を誰か一緒に手伝ってほしいな…」 などなど

ぜひ「ちと、ごさんか」を使っていただき、そんな日々のちょっとした思いを投稿してみてください!


▼アクセスはこちらから



文:村上直輝(大人の島留学生)

島との距離は離れても、気持ちはいつも近くに