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島で唯一のホテル×ジオパーク施設 Entô(エントウ)

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「ないものはない」という新しい贅沢を提案する、日本初の本格的なジオホテル・Entô(エントウ)に関するマガジンです。Entô https://ento-oki.jp/
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#ユネスコ世界ジオパーク

Entôに興味を持ってくださった方へ

Photo by Kentauros Yasunaga 島で唯一のホテル×ジオパーク施設「Entô(エントウ)」に関する情報が増えてきており、みなさんにぜひ見ていただきたい記事などをまとめました。じっくり読んでいただけるとうれしいです。 Entô掲載情報こちらに随時追記していきます。 2022.07.26 【】TECTURE MAG 2022.05.23 Pen Online 2022.05.02 TRANSIT 2022.04.21 TURNS

ご縁の2021年。芽を育む2022年。

新年明けましておめでとうございます。 自分の自覚以上に走り続けることになった2021年。年末までありがたくバタバタさせてもらったんですが、新年を迎えた元旦に、意を決して人生で初めて昼から1人で日本酒を味わってみたところ、たまらない幸福感を覚えてしまいました。そのうえで、本当に文字通りのんびりと2021年を振り返ってみると、それは濃密な1年間だったなぁと自覚しました。ほろ苦い課題も含めて少しここで振り返ってみたいなぁと思います。 本文の前に1つお知らせが。この投稿の最後にも

海士町の取組が、観光庁長官表彰を受賞しました。

海士町の取組について、観光庁長官表彰を頂くことができました。 遠くこの小さな島の取組を見つけてくださり、そして多数の方が長きにわたって、種に水を与え続けるように様々な形で関わってくださり、このプロセスまでをも評価してくださったのではないかと思うと、本当に感極まるものがありました。関わってくださったすべての皆さまへ、関係者の1人として心から御礼と感謝申し上げます。ありがとうございました。 今回の受賞に際してポイントとしてあげてくださったのは主に4点。 ①ジオパークの拠点施設

Entôにとって、島の夏。

毎日いるEntôのロビーから少し下をのぞくと毎日のように海の色が変わっていく。この時期の海を見ると、Entôの新棟が建つ前の旧館の名前が「緑水」だったことを思い出す。島に移り住んだときに「緑水」がこの眼前の風景を表している言葉だとは思わなかったし、海のことをこんな呼び方をしているなんて思わなかった。 以前に、海士のアイデンティティは海じゃなくて水なんだと思う。と話していた記憶があるけれども、長年住んでなお、そう思う。僕の勝手な想像だけれども、やっぱりカルデラとなっているこの

開業10日間。

7月1日のグランドオープン。気づけば10日間がたちました。 1日の朝には地元の皆さんが集まってくださって、僕にとっては過去最多の量の餅投げを実施。地元の皆さんが民謡で盛り上げてくださり、真夏のような天候で僕からも意気込みを語らせていただき、山内前町長、大江町長からとても熱いメッセージを頂きました。 この日から雑誌の編集者の皆さんや、各種取材で来られる皆さん。以前からこのプロジェクトをずっと見守ってくれ続けた友人、このプロジェクトを共に創ってきたパートナーの皆さんが集ってく

グランドオープンの前日、という今日。

明日、グランドオープン。 ほんとかよ、ってのが偽らざる本音です。「いつか」だったはずのオープン日が「明日」になってるという事実に改めて驚く。 たくさんの大先輩からホテルオープンは、直前がすごいことになるよ、と聞いていたけれども、こんな毎日は想像すらできなかったなぁと今思う。少しだけ時系列で振り返ってみたい。 6月21日のプレスイベントを終え、24日には株主総会を経て、改めて代表としての3期目を正式に迎えさせて頂いた。その日の夕方に集まれる限りのスタッフ・関係者が集まって

ようやく、泊まれた。

どれだけこの日を待ったことだろう。島民を対象とした試泊の前にスタッフ試泊として、自らまずは泊まってみる、という日を設けた。それどころじゃない、という状況でもあったものの、それでもやっぱり楽しみなことはあふれ出てしまう1日だったように思う。 解体現場から見学に来ていた小学4年生の長男が「おお、できたねー!」と第一声。どうしても負担がかけてしまっていた家族が、少しだけいつもと違う表情で、いつもと違うテンションで時間を過ごしてくれることは、つかの間の大切な時間だった。 どうした

プレスイベントを終えてみて。

38歳の誕生日前日。少し日差しが強くて、青空が眩しい月曜の朝、人生初めてのプレスイベントで、Entôの開業を盛大に発表することができました。会場には30名弱、オンラインでは100名を超えるメディア関係者の皆さま。多様な顔ぶれの会場はどこか温かく、とても素敵な空気でした。 冒頭の写真は、イベントの最後に、この5年間、離れた土地からこのプロジェクトに深く、深く関わってくれたパートナーの皆さん。可能性は限りなく小さいよ、というタイミングからずっと伴走をしてくれた十枝裕美子さん、設