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海士人(あまじん)

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見どころ満載!島内で様々なことに挑戦されている海士町の「人」にフォーカスした記事をまとめました。
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2021年11月の記事一覧

食べれるしゃもじ、踊れるサブレーができるまで。

海士町を代表するものと聞いて、みなさんはなにを思い浮かべますか? そのひとつに「キンニャモニャ」があります。 キンニャモニャは、海士町で古くから大切にされている隠岐民謡の一つです。毎年8月に開催される町一番のお祭りのキンニャモニャ祭りでは、両手にしゃもじを持ち、新しく移住してきた人も、ずっと海士町で暮らしている人も、みんなで一緒に踊ります。 そんな島のアイデンティティでもあるしゃもじをモチーフに、新しい海士町のお土産ができました。食べれるしゃもじ、踊れるサブレー「あましゃ

ナマコ事業をきっかけに持続可能な漁業に切り替えていく

令和3年度、海士町未来共創基金では2つの事業が採択されました。なまこ漁師会さんの「ナマコとともに生きていく(ナマコ資源増殖支援事業 以下、ナマコ事業)」と宇野さんの「海が好きになるマリンボート事業」です。 事業を提案された宮﨑さんと、事業を伴走者としてサポートする山下さんに、ナマコ事業を行うきっかけや経緯についてお聞きしました。 ▼ 設立の経緯や基金についてはこちら ーーーーー ナマコが減少している危機感があった 3年ほど前から海士町近海でナマコが減少している現状を山

このまちで育った子どもたちに隠岐の海のすばらしさを伝えたい。【未来共創基金 海が好きになるマリンボート事業】

令和3年度、海士町未来共創基金では2つの事業が採択されました。宇野さんの「海が好きになるマリンボート事業(以下、マリンボード事業)」となまこ漁師会さんの「ナマコとともに生きていく(ナマコ資源増殖支援事業)」です。 事業を提案された宇野さんにマリンボート事業を行うきっかけや「アドバイザー・伴走者」という海士町未来共創基金独自のサポート体制についてお聞きしました。 ▼ 設立の経緯や基金について ーーーーー 海士町の海を知ってほしいマリンボート事業提案者 宇野さん(以下、宇