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海士人(あまじん)

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見どころ満載!島内で様々なことに挑戦されている海士町の「人」にフォーカスした記事をまとめました。
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2022年11月の記事一覧

「変化の時代」を乗り越えて@CAS凍結センター       

こんにちは。 海士町ふるさと納税担当の遠藤です! いつも海士町を応援して下さり、本当にありがとうございます。 今回は、離島であるが故のハンディを克服し、海士町の成長発展に著しい貢献をしてきた「株式会社ふるさと海士」のCAS凍結センターを再訪し、“withコロナ”の時代にどういう変化があったのかを根掘り葉掘り質問させていただきました! 海士町が離島としてのハンディを克服するために【島民インタビュー】|海士町ふるさと納税担当|note 1.業務用から個人用になったのが一番の

#ジオパークで生きる人02 |真っ直ぐな思いと確かな技術があるからこそ、"海士"を繋げる。

今回お話を伺ったのは中之島・海士町の農事組合法人サンライズうづかの代表、向山剛之(むこやま たかゆき)さん。戦後間もない1947年に海士町で生まれ、そこからずっと島で育ち暮らしてきました。食べ物も十分になかった青年時代から離島ブームの高度成長期そして人口減少・高齢化に悩まされる今。その80年近い人生で見てきた海士町と米作りの変遷。向山さんから、私達は何を学べるでしょうか。 戦後の島前地域で暮らす。  "ここらへんの風景も随分変わった。今は牛の放牧地帯になっとるけど昔はだんだ

#ジオログ02 |46億年の時間軸から隠岐を見る。かけあわせで生まれる『ジオパーク』の未来とは。

今回取り上げる寺田雅美さんは2019年海士町移住の後、隠岐ジオパークの「海士町ジオ魅力化コーディネーター」として活躍されています。「面白さ(自分自身がワクワクできるか)」「センス・オブ・ワンダー(自然の不思議さに目をみはる感性)」が自分の軸と語る寺田さん。その世界観から見える「隠岐ジオパーク」と実際の活動をお伝えします。 海士町にIターンで移住したことをきっかけに隠岐のジオパークに関わることになった寺田さんですが、以前にも「ジオパーク」に触れる機会はあったのでしょうか?

#ジオパークで生きる人01 |島を故郷に持ち、百姓として生きる。

海士町は離島の火山島という成り立ちでは珍しく平地と水が確保できる環境に恵まれており、島前地域の中で唯一田園風景が広がる場所です。しかし近年全国的な米消費の落ち込みや外国産の安価な米との競合の中、離島での米作りは難しさを増しています。波多さんから見える米作りの現在と昔と未来、一体どんなものでしょうか。 ー昔から今、百姓の現状とは。ー  "米作りはちっちゃい頃から当たり前のようにやっとったなあ。あとは餅、あんこ、赤飯、きなことかの加工品やな。あんこを1パック出すのも手間がかかる