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海士町のふるさと納税 / 海士町未来共創基金

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海士町のふるさと納税と海士町未来共創基金(ふるさと納税を原資とした島の未来へつながる事業への投資と伴走)に関する記事を掲載しています
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#海士町未来共創基金

小さな島の未来をつくる!挑戦の連鎖!

挑戦に貪欲な島AMAホールディングス株式会社の石原紗和子です。 神奈川県出身の私が隠岐島に流れ着いてから5年。 海士町では、新年度が始まったときも、キラキラときれいな水面をEntôから見下ろすときも、里山になった果物や山菜を町民がみんなこぞって取りにいくときも、いつでもどこでも「挑戦、挑戦、挑戦、、、」と半ば取り憑かれたかのように、島のあらゆる人が「挑戦」の話をしています。 本土からフェリーで3時間も離れた海士町は、暮らすには不便なことも多く、ビジネスをするには2200人と

2023年度(第3期)海士町未来共創基金採択事業者決定のお知らせ

2023年度海士町未来共創基金は、7月に公募を開始し、3件の応募がありました。審査の結果、12月にこの基金からの投資で1つの事業が誕生しました。 採択されたのは、「島のビールで乾杯を!田んぼと海を活かしたクラフトビール醸造事業」です。 この事業で製造していくビールは主に2種類 ビールづくりに欠かせないのが水。この海士町には名水百選にも選ばれる天川の水があります。また、この豊かな湧水のおかげで海士町でお米が育ちます。 そこで生まれるのが ”天川の水と島のお米を使った島のおもて

2024年度(第4期)海士町未来共創基金説明会のお知らせ

この度、2024年度海士町未来共創基金の説明会を以下の日程で実施することになりました。ご関心のあるかたは、是非説明会にご参加ください。 【説明会日程】  第1回:2024年 3月 1日(金) 19:00~20:30 場所:開発センター1F 研修室  第2回:2024年 3月 13日(水) 10:00~11:30 場所:図書館和室                         ※キッズスペースあり    第3回:2024年 4月 1日(月) 19:00~20

島の新しい事業を島民のみなさんに知ってもらい、応援に繋げるために

AMAホールディングス株式会社の田中早由里です。 「海士町未来共創基金」「わがとこバスツアー」2つの事業に携わっています。 AMAホールディングス株式会社(以下、AMAホールディングス)のある島根県隠岐郡海士町(あまちょう)は、本土から北に60km離れた人口2,300人の小さな島です。 少子高齢化、産業の衰退など、課題先進国と言われているこの島ですが、行政や島内外の方々の努力もあり、新しい取り組みがどんどん増えています。 新しい取り組みが増えるにつれ、町は急激に変化してい

【後編】2022年度、海士町未来共創基金では2つの事業が採択されました

2022年度、海士町未来共創基金では2つの事業が採択されました。1つは、向山さんの「海の魅力と安心をつなぐマリンサービス事業」、もう1つは、掛谷さんの「近くで作って近くで飲む牛乳生産事業」です。  この記事では、「近くで作って近くで飲む牛乳生産事業」を紹介していきます。  この事業は、「近くで作って近くで飲む」をコンセプトに、地域の放牧場を利用した乳牛の放牧、また牛乳・その他加工品の製造販売する事業です。  この事業では、生産と消費の顔が見える好循環を大事にしており、掛

【前編】2022年度、海士町未来共創基金では2つの事業が採択されました

2022年度、海士町未来共創基金では21件の応募があり、2つの事業が採択されました。1つは、中ノ島マリタイムの「海の魅力と安心をつなぐマリンサービス事業」、もう1つは、株式会社まきはたの「近くで作って近くで飲む牛乳生産事業」です。 この記事では、「海の魅力と安心をつなぐマリンサービス事業」を紹介していきます。 安心をつなぐマリンサービス事業とは、海洋設備のメンテナンスや漁業に関する管理を行い、観光・旅行で海を訪れた人や漁業関係者などがそれぞれ安心して、レジャーを楽しんだり

採択後も「事業の今」と繋がりつづける。海士町未来共創基金の定期訪問会

2021年度未来共創基金で採択された事業である、なまこ漁師会さんの「ナマコ事業」と宇野さんの「マリンボート事業」。2021年度事業が提案されてから約1年がたち、「事業の今」を知るため、海士町未来共創基金の審査員とアドバイザーのみなさんが事業訪問をされました。 海士町未来共創基金で採択された事業は、採択後も定期的に事務局に進捗を共有をし、審査員のみなさんにも半期に一度、事業の状況を報告しています。 審査後も、引き続き事業所と関わり合っていくことがこの基金の特徴の1つなんです

もじゃもじゃの設置完了!なまこ事業の進捗報告です

令和3年度、海士町未来共創基金で採択された「ナマコとともに生きていく(ナマコ資源増殖支援事業)」が事業提案から約1年経ちました! 今回は事業開始からの経過や、現在のお気持ちを提案者の宮﨑さんにお聞きしました。 事業を行うことにしたきっかけや経緯、想いについては前回のインタビューをご覧ください。 増殖礁と、藻じゃ藻じゃの設置が完了しましたーー早速ですが、事業の進捗はいかがですか? 宮﨑さん:5年間かけて事業を進めていく予定で、概ね計画通りに進んでいます。今年の3月28日

事業提案から約1年。隠岐島前クルージングスタート!

令和3年度に海士町未来共創基金で採択された「海が好きになるマリンボート事業」が、「隠岐島前クルージング」という観光体験プランとしてスタートしました! 宇野さんの「この島で育った子どもたちに隠岐の海のすばらしさを伝えたい」という想いからはじまった「隠岐島前クルージング」は、4種類からクルージングを楽しむことができます。 以前取材させていただいた「このまちで育った子どもたちに隠岐の海のすばらしさを伝えたい。」という記事では、事業をはじめたきっかけや、事業を一緒に進めた海士町未

【公募開始のお知らせ】2022年海士町未来共創基金

2022年の海士町未来共創基金の公募を開始しました。 みなさんからのエントリーをお待ちしています。 ■申請条件 ■公募スケジュール ■エントリーフォームについて ■お問合せ先 みなさんからのエントリーをお待ちしています。 また、エントリーをご検討されている方向けの資料や説明の動画もございますので、info@amaholdings.co.jpまで、送付ご希望の方はご連絡ください。

【1/29(土)】海士町未来共創基金を知る茶話会を開催します!

おかげさまで、2021年の海士町へのふるさと納税は2億円を超えました!これからの海士町へ、大切なお金を託してくださった方々に感謝を申し上げます。このお金を原資に、今年も海士町未来共創基金は新たな挑戦を後押ししていきます! 2021年の海士町未来共創基金への応募は2月より開始予定です。そこで、1/29(土)10時~11時に海士町未来共創基金を使って、挑戦をしたい方向けに、茶話会(説明&質問会)を開催します。 海士士町未来共創基金を知る茶話会~今年、新たな挑戦をしたいあなたへ

後編:【海士町】チャレンジフォーラム~未来へ繋ぐふるさと納税を使った新たな挑戦の報告会~を開催しました!

11/20(土)に【海士町】チャレンジフォーラム~未来へ繋ぐふるさと納税を使った新たな挑戦の報告会~を開催しました。前編・後編に分けて、当日の様子をお伝えいたします。(前編はこちら) 未来共創基金理事より 「海士町未来共創基金の可能性」 海士町未来共創基金は、立ち上げ以前から海士町と関わりのあった島外の4名と海士町役場財政課長をあわせた5名の理事によって、構成されています。理事は、投資案件の審査も担当しています。 本フォーラムでは、未来共創基金の構想~立ち上げから尽力を

前編:【海士町】チャレンジフォーラム~未来へ繋ぐふるさと納税を使った新たな挑戦の報告会~を開催しました!

11/20(土)に【海士町】チャレンジフォーラム~未来へ繋ぐふるさと納税を使った新たな挑戦の報告会~を開催しました。前編・後編に分けて、当日の様子をお伝えいたします。 海士町ふるさと納税と海士町未来共創基金についての紹介 イベント登壇のトップバッターは、海士町ふるさと納税担当の松田。ふるさと納税と海士町未来共創基金の仕組みについて改めて、お話をさせていただきました。(松田は、この取組のプレゼンテーションで、「ふるさとチョイスアワード2021」において、「未来につながるまち

ナマコ事業をきっかけに持続可能な漁業に切り替えていく

令和3年度、海士町未来共創基金では2つの事業が採択されました。なまこ漁師会さんの「ナマコとともに生きていく(ナマコ資源増殖支援事業 以下、ナマコ事業)」と宇野さんの「海が好きになるマリンボート事業」です。 事業を提案された宮﨑さんと、事業を伴走者としてサポートする山下さんに、ナマコ事業を行うきっかけや経緯についてお聞きしました。 ▼ 設立の経緯や基金についてはこちら ーーーーー ナマコが減少している危機感があった 3年ほど前から海士町近海でナマコが減少している現状を山