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半官半X

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半官半Xとは、『官』として役場の業務に従事しながら、『X』として自分の「好き」や「得意」を地域に還元する海士町独自の働き方です。
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#島体験

これまで取り組んできたことを次の世代へ紡いでいくー半官半Xという働き方

2021年より、海士町役場に新しく発足した半官半X特命担当。当時は5名の組織でしたが、今年度は17名(内、令和4年度の新規採用は11名)体制になり、新たに半官半Xが動き出しました。 今回は、海士町役場独自の取り組みである半官半Xについて、まるごとご紹介していきます! 自分の「好き」や「得意」を地域に還元するこれまでの海士町では、「官」と「民」とが連携をしながら、島のファンを増やすべく「まちづくり」に挑戦してきました。 しかし、昨今の急速な時代の変化とともに、地方課題は深

官と民から水産業を知る【わたし、島で働く。】

こんにちは!「わたし、島で働く。」連載企画。 今回は、10月~12月に島体験生として海士町役場 半官半X特命担当で働く竹内 勇飛さんにお話を伺いました。 竹内さんは、4月~6月の島体験生だった伊藤永遠さんから島体験について話を聞き、島ならではの生活に惹かれ、島体験に参画されました。 ▼伊藤永遠さんの「わたし、島で働く。」はこちら 役場と現場の両方から水産業を知る 海や魚が大好きで、毎日のように釣りにでかけていた竹内さん。一方で日本全体の魚の消費は年々減少していることを知

大学で学んだことを活かしながら、0から1を作る【わたし、島で働く。】

こんにちは!「わたし、島で働く。」連載企画。 今回は、7月~9月の島体験生として半官半X特命担当で働く樋口 加奈さんにお話を伺いました! 樋口さんは、同じく7月からの島体験生の紹介で島体験を知り、一生覚えていられるような3か月を過ごしたいという思いで、島体験に参画されました。 3か月間の仕事内容 樋口さんは3か月間の働き先を決める中で、色々なものを体験できること、そして大学で学んでいる法制度を活かせる半官半X特命担当(以下 半官半X)に興味を持たれました。 大学では判例

島での経験がいつかどこかで活かされると確信しています【わたし、島で働く。】

こんにちは。「わたし、島で働く。」連載企画。 今回は、7月~9月の島体験生として半官半X特命担当で働く、渡辺 理恵さんにお話を伺いました。 地方創生を学ぶために、海士町で島体験に参画された渡辺さん。 地域の文化が地方創生にどう生かされているのかを見てみたいことから、半官半X特命担当に所属しながら、後鳥羽院顕彰事業に携わっています。 積み重なったみんなの思いを忘れないように ー後鳥羽院顕彰事業で色々な企画をされていましたね。具体的な仕事内容を教えてください。 2021年9

自分の興味が海士につまってました。【わたし、島で働く。】

こんにちは! 連載企画「わたし、島で働く。」をお届けします! 今回は海士町役場 半官半X特命担当で働く中山 晋さんにお話を伺いました。中山さんはこれまで日本・世界中を訪れ、コミュニティについて学んでいました。 3ヶ月の「島体験」インターンシップでは、中山さん自身が「自給自足」というテーマを持ちながら、地域のあらゆる場所で業務を行っていました。 中山さんがなぜ島体験に参画したのか、海士町で暮らしてみて、気づきや学んだことをお話していただきました! お話を聞いた人:中山

葛藤しながら進んだ3ヶ月。【わたし、島で働く。】

こんにちは!広報担当の清瀬です。 今回は連載企画「わたし、島で働く。」です。 今回は海士町役場半官半X課で働く金野翔太くんにお話しを伺いました。 金野くんはコロナ禍で留学が中止となり、日本でローカルな視点を得ようと島体験に参画しました。「自分がやってないことはなんでもやりたい」と4月にできたばかりの半官半X課を希望し、上司の方と半官半X課の立ち上げに取り組んでいます。 お話を聞いた人:金野翔太(こんの しょうた)くん 21歳(取材当時)。千葉県出身。横浜の大学に通い、4