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隠岐島前高校

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島根県立隠岐島前高等学校に関するおすすめの記事をまとめています。#隠岐島前高校 のタグなどで見つけたすてきな記事をご紹介しています。
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#離島にもっと若者の還流を

島に帰ってきて、自分と島をみつめる。自信をもって次の半年も行ってきます!

今回お話を伺ったのは、 2022年の4月から9月まで隠岐國学習センターで働いていた、山下弥桜(やましたみお)さん。 山下さんは西ノ島町出身で、大学進学を機に島を出ていましたが、 今回島体験生として島に帰ってきました。 そんな山下さんが半年間で見た島の姿、また自分自身の姿とは、 山下さんの島前での半年間をお届けします。 一度島に帰ろう 西ノ島で生まれ育って、地域に貢献したいという気持ちがあって、 いつか島に帰りたいって思っていました。 でも大学で島の外に出て、島の外で暮

地域を変えていくのは紛れもなく私たち一人ひとり

隠岐諸島の島前地域をフィールドに、『To Be Dozen』プロジェクトとして雑誌を制作している、隠岐島前高校の高橋さん。 『To Be Dozen』プロジェクトにかける想いやnoteで発信するワケをお聞きしました。   自分がやりたいこと、得意なこと、地域のためになることが全て詰まっているーまずは自己紹介をお願いします! 高橋さん:隠岐島前高校2年の高橋恭介です。出身は埼玉県坂戸市、趣味はカメラと映画鑑賞、行きつけのお店は「花屋のポンタ(海士町にある鉄板焼き屋さん)

平木茂樹さん -地域で繋げるバトン-

知夫でその人の名前を出すと、皆さんが笑顔で、「あの人は面白い人だよ〜。一度話してみるといい」と、口を揃えて一言。あまりにも皆さんの反応が同じなので、お会いしてお話を聞く前から、平木さんが”知夫を愛し、知夫に愛されている人”なのだということが容易に感じ取れた。 そのためとても楽しみであったし、平木さんのご自宅に着く頃には、私はもう取材モードに入りつつあった。しかし、初めましての挨拶を終えて私が案内された部屋にあったのは、「待ってました」とばかりに美味しそうな湯気を漂わせる大盛

井上奈々さん -予定調和を壊した遊びを-

島前から離れてみる「何より大事なのは、人生を楽しむこと。幸せを感じること、それだけです」。井上奈々さんにお話を伺って最初に頭に浮かんだのは、大女優、オードリーヘップバーンのこの言葉だった。 このインタビューが私にとって「自分は今を楽しめているか」という深海まで届きそうなほどの問いを見つめなおすキッカケになったのは間違いない。井上さんを紹介する際に、どんな肩書きを提示すればいいのか迷う。遊びのプロ、コミュニティで愛され続ける人、それとも仕事が定まらない人か。その生き方はまさに

小松倫世さん(TAKUHI. cafe & lifestyle) -食の伝統、日々を楽しむということ-

島らしさとは一体どんなものなのだろうか。伝統文化、大自然、はたまたその他の何かか。皆さんもこの島らしさ、魅力や愛すべき文化について一度は考えたことがあるのではないだろうか。 だが、意外とそういった魅力は日常に潜んでいても気づきにくいのかもしれない。例えば、普段の住民同士のやり取り、毎日のご飯、家から目と鼻の先の海。そんな島暮らしの心地よさのありかを教えてくれた場所が、西ノ島町大山地区にある「Cafe TAKUHI.」だ。                 ⬛️ 住む中で見

井田翔太さん・石原紗和子さん ご夫妻-自分と他人を受け入れられる地域-

「ここには自分と家族を両方大切にしながら生きていける、受け入れてくれる環境がある。」 そう感じさせてくれたのが、今回お話しを伺った井田翔太さん、石原紗和子さんご夫妻だ。 海士町では数年前から始まった町の魅力化により移住者が年々増加し、人口減少に歯止めがかかりつつある。しかし、良い意味でも悪い意味でも”風通しの良い”この島では結婚・出産のステップが一つの大きな課題であることは事実であり、やはり「人が住み、結ばれ、命を繋いでいく」というこの循環により地域が創られていくのも事実だ

松田昌大さん-大躍進する海士町のふるさと納税の裏側に迫る!-

              『(株) AMA holdings』が海士町の第三セクターとして積極的に取り組んできた「ふるさと納税事業」。納税と返礼という単純な関係を超えた『海士町未来共創基金』の仕組みはこの会社のコンセプトである「あらゆる境界を超えて」を体現しているように感じる。 2020年12月、海士町のふるさと納税寄付総額は1億円に達し、2021年には2.15億という新たなボーダーを超えていった。そんな怒涛の2020年に海士町に移住し、このふるさと納税事業に取り組み、偉

島前地域をつなぐオンライン交流会を行いました。

隠岐島前高校の卒業生のみなさんともっと交流がしたい! 交流盛んな面しろい島を実現したい! そんな思いから、12月10日に「島のオンライン交流会」が行われました。 このオンライン交流会では、島前地域で暮らしている隠岐島前高校卒業生のみなさんと、全国各地で暮らしている隠岐島前高校卒業生のみなさんとの交流会でした。 島前高校に携わってくださった関係者の方々もいらっしゃり、「懐かしい~!お久しぶりです!」との声が多かったです☺ 2011年3月卒~今年(2021年)の卒業生を含

【後編】高校生たちが夏休みに島で働いてみた!

7月22日~8月17日の間、海士町では島前高校生を対象としたローカル探究が行われました。 高校の夏休み期間を活用し、日中はインターンシップとして" 島の仕事 "をしながら、シェアハウスで共同生活をする" 島の暮らし "に挑戦するローカル探究。 後編となる今回は、有機栽培で野菜を育てているムラーズファームと、島で唯一のホテル×ジオパーク施設entoを運営する株式会社海士でインターンをした高校生2人の様子をお伝えします。 ▼前編はこちらから さくらの家池田さん 1年生 さ

【前編】高校生たちが夏休みに島で働いてみた!

7月22日~8月17日の間、海士町では島前高校生を対象としたローカル探究が行われました。 高校の夏休み期間を活用し、日中はインターンシップとして" 島の仕事 "をしながら、シェアハウスで共同生活をする" 島の暮らし "に挑戦するローカル探究。 ローカル探究に参加した4人の島前高のみなさんにインタビューをしました。前編の今回は、海士町版RESAS事務局・ハーンプロジェクト、豊田地区・海の駅松島でインターンシップをした2人の様子をお伝えしていきます。 ローカル探究とは夏休み

海士町の「教育」と「学び」をまるごとご紹介します。

海士町では教育の魅力化をはじめ、さまざまなプロジェクトを推し進めており、子どもから大人まで幅広いカタチで学びの場があります。今回は海士町の「教育」と「学び」についてご紹介いたします。若い順にお伝えしていきますね。 けいしょう保育園(0歳~5歳児)海士町の子育て支援の中心的な役割を担っているのが、島で唯一の認可保育園である「けいしょう保育園」です。 たくましい心身を培い、豊かな心情と協調性を養う剛健感謝を保育目標とされており、地域に伝わる島前神楽やキンニャモニャ踊りをはじめ

生まれてからも、これからも、ずっと島前で。

島前地域で暮らす若者にスポットライトをあて、離島で暮らすことのリアルに迫る若者特集。記念すべき第1回目は、海士町で暮らす増谷実香さんにお話を伺いました。 増谷さんは、生まれてからずっと、人生の100%を海士町で過ごしています。選択肢が増えてもなお、島を選ぶ。増谷さんから見える島のかたちをお届けします。 島ってすることがいっぱいある ー島の好きなところはどこですか。 みんなでイベントを盛り上げる、人のつながりの深さが好きです。 住んでいる菱浦地区の青年部の活動に参加する