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海士町みんなのnote

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海士町のみなさんが更新されているnoteや、海士町のことを書いてくださったnote、#海士町のnoteなどをまとめています。
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#日本料理

海士町みんなのnoteをご紹介!自然体の海士町をお届けします。

海士町で暮らし働いているみなさんや、移住されたみなさんがnoteを更新されています。海士町のみなさんのnoteを通じて、島の様子を知ることができたり、自分が知っていることとは違った視点で、海士を見ることができるかもしれません。 「海士町みんなのnote」マガジンで、海士町でのできごとや取り組み、施設・事業所の情報、イベントなどを知る方法の1つとして活用いただけたらなによりです。 それでは、「海士町みんなのnote」に掲載しているみなさんをご紹介します。 海士町の事業所や

挑戦と、悔しさと、盛りだくさんの学び

菱浦港を出発して、今はフェリーの中。25日から始まるおせち研修のため、本土に向かっている。 数日前に大寒波がやって来て終日フェリーが欠航していたので、たどり着けるのかな…とみんなとそわそわ話していたけれど、無事に出航できてまずはひと安心。 窓辺で冬の海を眺めながら、去年の12月に寺子屋の見学に来た日のことを思い出した。 冬の日本海とは思えないくらい晴れて穏やかだったその日は、帰りのフェリーでもデッキに出て、ずーっと小さくなっていく島を見ていた。冬の澄んだ空気の中、すっきりと

2024年12月 冬が来た!って感じの気温になってきて、寒い。 校舎の中で白い息になるくらいどこも寒い。でもまだ耐えれる。雪はまだ降ってくれなくてあらればっかり!帰ってきたら雪が降ってますように。 忙しいというか時間がないというか、なんか予定が詰まってて常に考えることがあって、1つのことに集中してできなかった。もっと集中して全力を出したかった。勿体無い1ヶ月やったなあってちょっと思う。 留学弁当 反省点がたくさんあるし、もっと美味しくできると思った。アンケートに、今まで

意識が変わる

 【2024年の漢字について】 今年も残り数日となった。2024年が終わる年越し前の今、自分の決めた2024年漢字を振り返ってみる。 一つ目は「鼓舞」 励まし気持ちを奮いたたせること。 当時の自分は自分にとても甘かった。面倒くさかったり、辛かったり、眠たかったり、。本当にだらしなく自分に言い聞かせられない人間で、とにかく理由をつけて逃げてきたし、多分それが本能じゃ無いけどありのままの姿で、楽をしていたなと思います。 小学生ならそのまま中学生に、中学生でもその流れで高校生

年満月のいろは

 気づけば今年も残すところ1週間となりました。3回の留学弁当に続いて、ファイナル弁当、桜風舎の忘年会会席、小中学校のクリスマスケーキ作りと毎週実践の予定があり、目まぐるしく日々が過ぎていきました。 ◯留学弁当について チームごとの留学弁当、そして寺子屋生徒全員でつくる留学弁当ファイナルがありました。 私たちが担当したお弁当の頃(11月末)の海士町は、季節が秋から冬へとグラデーションのように移り変わっていくのが楽しい時期でした。青々とした柿の葉から、鮮やかな朱色や黄色とにぶい

12月「詰める」

   あられがよく降る。こたつでみかんを食べてお茶をする。暖房やお風呂で顔が真っ赤になる。そんな毎日になった12月。認めたくないけれど、しっかり冬が来て、2024年が終わろうとしている。どんどんと過ぎていく日々。休みの日も予定を詰めて、一時も無駄にしたくないと時を惜しんでいる。 【留学弁当を終えて】     お品書きから仕入れ、段取りなど全て考え、海士町で働く方々に弁当を作る「島食の留学弁当」。11月末から4週連続!     始めの3週はシェアハウスごと3グループに分か

結びの月

12月。今年の終わりが近づく。 恐る恐る包丁を使い始めた春4月の入塾時から、もう8ヶ月経ちます。 海士町の漁港、野菜の生産者さんから仕入れをし、出刃、柳刃、薄刃を使い分けて料理して、お客様に提供する。使い終わった包丁を砥石で研ぐ。 非日常だった日々も、今はこの生活が通常運転に。 海士町で新生活を始めた、2024年の4月。 島食の寺子屋が始まる当初の気持ちを習字でしたためる機会に、選んだ言葉は”新米”。 趣味だった料理を、和食を通じて学ぶ。前職とは全く別の領域の料理の道への第

全速前進

原木椎茸のほだ起こしのお手伝いや、留学弁当2回と、夜会席、給食のクリスマスケーキ作りに、忘年会、離島キッチン・寺子屋の大掃除、年末は京都でおせち料理の手伝いに…。 師走とはこのことかと、今までにない速度で駆けていった今月。  留学弁当の1回目の方は、同じシェアハウスのメンバーで担当した。 テーマを"海士町の風景"に決め、献立を考えていった。過去に皆んなのお弁当作りの中で出たアイディアを取り入れたり、自分の中でまとまり切っていない抽象的なアイディアも3人で話し合って、どんどん

学び,挑戦,反省,挑戦

今はフェリーの中。お節のお手伝いをしに、京都に向けて出発。12月は慌ただしい毎日を過ごしていた。 【男2人で作る留学弁当】 留学弁当の振り分けで、同じシェアハウスのメンバーですることになった。男2人。1回目の会議で,とりあえず華やかな料理を作るというよりも弁当にあって嬉しいものをおかずにし,ご飯に合うおかずにしようとテーマを決めた。 私が、ここ海士町に来て,1番感動した食材はお米。 今までスーパーに売ってある地元のお米を選んで、何の気なしに使っていて特に感動するお米に出会

島食の留学弁当(2024.12.20 年内FINAL)

生徒たちだけでお品書きを考え、 仕込みの段取りも自分たちで考え組み立てていく「島食の留学弁当」企画。今回は、2024年度 島食の留学弁当のファイナル!生徒全員でお品書きを作りました。今回のお弁当のお勧めや、自分たちなりにチャレンジしたことなどを話してもらいました。 まず最初に。どのような意気込みで今回のお弁当に臨もう、みたいな話はありましたか? 前田: 今回は今年最後の留学弁当ということもありますし、生徒みんなでお弁当を仕上げるというので、自分は卒業制作弁当みたいだなと思

島食の留学弁当(2024.12.13)

生徒たちだけでお品書きを考え、 仕込みの段取りも自分たちで考え組み立てていく「島食の留学弁当」企画。今回は、2024年度 島食の留学弁当の冬編第2弾!今回のお弁当のお勧めや、自分たちなりにチャレンジしたことなどを話してもらいました。 今回のお弁当のテーマは? 魚谷: 男ふたりで作るということで、男らしく「御飯がすすむお弁当」にしました。 テーマはどんな風に表現しましたか? 坂元: 基本的に味をいつもより濃ゆくするように心がけてみました。 自分のお勧めは里芋コロッケです

島食の留学弁当(2024.12.6)

生徒たちだけでお品書きを考え、 仕込みの段取りも自分たちで考え組み立てていく「島食の留学弁当」企画。今回は、2024年度 島食の留学弁当の冬編第2弾!今回のお弁当のお勧めや、自分たちなりにチャレンジしたことなどを話してもらいました。 今回のお弁当のテーマは? 小澤: 「海士町の風景」です。 夕陽がすごく綺麗だなって思うことがあって、こういう景色をお弁当で表現することができたら素敵だなと思って。留学弁当も終盤になってきたので、せっかく海士町にいるなら海士町らしさを存分に出そ

島食の留学弁当(2024.11.29)

生徒たちだけでお品書きを考え、 仕込みの段取りも自分たちで考え組み立てていく「島食の留学弁当」企画。今回は、2024年度 島食の留学弁当の晩秋編第1弾!今回のお弁当のお勧めや、自分たちなりにチャレンジしたことなどを話してもらいました。 今回のお弁当のテーマは? 河野: テーマは「海士の晩秋」です。 お弁当を食べる方に感じてもらいたいことってなんだろうね、 ということを最初に考えました。 3人それぞれがこの季節のお弁当を表現するとして、どういうことを具体的に食べて感じても

雪待月のいろは~萌芽~

< 忘れられない3日間 崎だんじり祭り >  11月初めは、崎だんじり祭りのお弁当を作る実践がありました。定置網のある崎地区の豊漁を願うこのお祭りは、コロナ禍で中止になり今年はなんと8年ぶりの開催。春から崎地区で生活させていただいている私たちも、心待ちにしていたお祭りですが、祭りの担い手の方、崎地区の方にとっては待ちに待った待望の日で、祭りにかける想いの熱さは比べ物にならないと思います。  そんな大切な日にお弁当作りで携わらせていただけることが楽しみな反面、120食という今