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海士町みんなのnote

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海士町のみなさんが更新されているnoteや、海士町のことを書いてくださったnote、#海士町のnoteなどをまとめています。
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#料理学校

海士町みんなのnoteをご紹介!自然体の海士町をお届けします。

海士町で暮らし働いているみなさんや、移住されたみなさんがnoteを更新されています。海士町のみなさんのnoteを通じて、島の様子を知ることができたり、自分が知っていることとは違った視点で、海士を見ることができるかもしれません。 「海士町みんなのnote」マガジンで、海士町でのできごとや取り組み、施設・事業所の情報、イベントなどを知る方法の1つとして活用いただけたらなによりです。 それでは、「海士町みんなのnote」に掲載しているみなさんをご紹介します。 海士町の事業所や

島前高校弁当(2025.2.21)

海士町にある、島根県立隠岐島前高校へのお弁当作り。 今回は、高校を卒業してすぐに島食の寺子屋に入塾した生徒2人から、お話を伺いました! 今回のお弁当のイチ押しはありますか? 冨田: わたしは、ふろふき大根です。 この大根は島留学生が作った大根で、水と大根しか入れていなくて、調味料をなんも入れてないのに甘くて美味しくて、お勧めです! 魚谷: 僕は定置網で水揚げされた、サメの唐揚げを推します。ニンニク醤油で下味をつけているので、がっつりした味になると思うし、ひとつ20グラム

早緑月のいろは

 行事が盛りだくさんでめまぐるしかった一月。 お節に初釜の研修、大敷へおでんとワンハンドの仕出し、あんこう鍋の会、塩工場見学、ミニ畳のワークショップ、ento交流会、荒神さんのお祭り、餅つきの会、島食の茶懐石。誰かとともに食卓をかこむ時が多くあったように思います。 お料理がただ栄養を体に取り込むためだけにあるのではなく、人と人をつなぐ大切なものなのだと感じました。少々食べすぎなので、控えなければいけないと思いつつ、幸せな、幸せすぎる一ヶ月でした。 __冬の研修__  年末

琴線にふれる

2024年の節目は、京都嵐山の鳥米さんでのお節修行で終え、鳥米さんの目の前にある松尾大社にて新たな年を迎えました。 新年は家族との時間。寺子屋卒業後の進路について考え。新しいことに挑戦する機会をもらい。親友の門出をお祝いし。 足早に過ぎ去った1ヶ月でしたが、1つ1つ思い入れ深く残っています。本当に今しかできない経験がつまった1ヶ月でした。 今しかできない経験。 約1週間の京都でのお節修行にて、お世話になりました嵐山の鳥米さん。 夏の研修で訪れた際に驚いた…3人でまわしてい

京都の紅 岡山の青 隠岐の白

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー ひとも食材も集まる 京の都  辰巳屋(宇治) ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー 12月25日、クリスマスの京都宇治。紅葉が朝陽を浴びてきらきらしていて、わぁと思わずため息。 朝晩には霰、窓の外を見れば曇天と葉を落とした木々…毎日校舎で鼻をすすりながら料理をしていた私たちにとって、京の都の穏やかな川辺は感動的な景色だった。道を歩けば、海外からの旅行客がたくさん。京都はすごいねーと完全にお上りさん状態。 おせちづくりの期間に、6日間お世話になった辰巳屋さ

2025年1月

ついに年が明けてしまった。辛い。初めて家じゃない年越しをして、鳥米さんでお手伝いさせていただいて、会いたい人に会って、お小遣い稼ぎ頑張って、島に戻ってきて、やっぱり島は落ち着くなと感じた。のんびり一月を過ごした。 今年の目標は、語彙力UP! お節 鳥米さんで10日間勉強させていただいた。 ほんまにめちゃくちゃ勉強になったし、何より毎日楽しかった。時間はめっちゃ長いけど、体感はほんまに半日くらいでもうこんな時間?っていうのが毎日やった。それにお昼が毎回全部美味しかった。鳥出

憂き身を窶したい

【お節研修を経て活かしている事】  辰巳屋さんでの約1週間に亘るお節研修が終えて、もう1ヶ月が経った。 まだお節研修で感じた事は鮮明に覚えている。  結論の部分からにはなるが、寺子屋は普通では中々ない体験や経験をさせて貰えてるなと感じました。 というもの、自分たち寺子屋からそれぞれお節作りのお手伝いをさせて貰うという立場である事は分かっていたので自分達が同じ作業を延々と続けたり、味付けや重要な仕事をさせて貰えないのは分かっていたが、辰巳屋の従業員の方々1.2.3年目でも同じ

明ける

年末のお節修行は、辰巳屋さんにお世話になった。初日行ってすぐに、里芋の六方剥きを。次の日は、くわいの六方剥きを朝から昼休憩までひたすらやった。寺子屋でも多少の練習をしてはいたけれど、ひと息で剥けずに表面がガタついたり、均等な六方にならなかったり、綺麗な六方剥きにはなかなか出来なかった。私みたいなのがやっても良いのだろうか…という不安があったけれど、大きな容器に何百個と積まれている天地カットされた里芋を前にしたら、腹を括ってやるしかないとなった。やり方やコツも、辰巳屋の先輩方が

1月「別世界を見る」

    年始休みから帰ってきた海士町は真っ白で、島を出た12月とは別世界になっていた。雪が積もることのない静岡県で生まれ育った私にとって、自宅の周りに雪があることは初めて。雪の道、雪の畑を楽しんだ。     12月25日から31日まで、お節料理の研修で「京料理 鳥米」さんにお世話になった。1つの仕事だけをしてきたので、別世界の仕事場を体験させていただくのはとても貴重な機会になった。「こんなことまで私たちがやっていいの?」と思うような調理も丁寧に教えてくださり、いろいろな仕込

挑戦と、悔しさと、盛りだくさんの学び

菱浦港を出発して、今はフェリーの中。25日から始まるおせち研修のため、本土に向かっている。 数日前に大寒波がやって来て終日フェリーが欠航していたので、たどり着けるのかな…とみんなとそわそわ話していたけれど、無事に出航できてまずはひと安心。 窓辺で冬の海を眺めながら、去年の12月に寺子屋の見学に来た日のことを思い出した。 冬の日本海とは思えないくらい晴れて穏やかだったその日は、帰りのフェリーでもデッキに出て、ずーっと小さくなっていく島を見ていた。冬の澄んだ空気の中、すっきりと

2024年12月 冬が来た!って感じの気温になってきて、寒い。 校舎の中で白い息になるくらいどこも寒い。でもまだ耐えれる。雪はまだ降ってくれなくてあらればっかり!帰ってきたら雪が降ってますように。 忙しいというか時間がないというか、なんか予定が詰まってて常に考えることがあって、1つのことに集中してできなかった。もっと集中して全力を出したかった。勿体無い1ヶ月やったなあってちょっと思う。 留学弁当 反省点がたくさんあるし、もっと美味しくできると思った。アンケートに、今まで

意識が変わる

 【2024年の漢字について】 今年も残り数日となった。2024年が終わる年越し前の今、自分の決めた2024年漢字を振り返ってみる。 一つ目は「鼓舞」 励まし気持ちを奮いたたせること。 当時の自分は自分にとても甘かった。面倒くさかったり、辛かったり、眠たかったり、。本当にだらしなく自分に言い聞かせられない人間で、とにかく理由をつけて逃げてきたし、多分それが本能じゃ無いけどありのままの姿で、楽をしていたなと思います。 小学生ならそのまま中学生に、中学生でもその流れで高校生

年満月のいろは

 気づけば今年も残すところ1週間となりました。3回の留学弁当に続いて、ファイナル弁当、桜風舎の忘年会会席、小中学校のクリスマスケーキ作りと毎週実践の予定があり、目まぐるしく日々が過ぎていきました。 ◯留学弁当について チームごとの留学弁当、そして寺子屋生徒全員でつくる留学弁当ファイナルがありました。 私たちが担当したお弁当の頃(11月末)の海士町は、季節が秋から冬へとグラデーションのように移り変わっていくのが楽しい時期でした。青々とした柿の葉から、鮮やかな朱色や黄色とにぶい

12月「詰める」

   あられがよく降る。こたつでみかんを食べてお茶をする。暖房やお風呂で顔が真っ赤になる。そんな毎日になった12月。認めたくないけれど、しっかり冬が来て、2024年が終わろうとしている。どんどんと過ぎていく日々。休みの日も予定を詰めて、一時も無駄にしたくないと時を惜しんでいる。 【留学弁当を終えて】     お品書きから仕入れ、段取りなど全て考え、海士町で働く方々に弁当を作る「島食の留学弁当」。11月末から4週連続!     始めの3週はシェアハウスごと3グループに分か