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みんなの「ないものはない」ストーリー

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We have nothing? / We have everything? 「ないものはない」的だ!と感じたエピソードをまとめています。
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#海士町中央図書館

ゆっくり、海士町を歩いてみる

海士町に来てから、ただ道を歩きたくなったり、 自然を見てみたくなったりすることが多くなりました。 海士町note担当、R5年度大人の島留学生です。 海士町に来るまで、休日は何かと予定を入れてどこかへ行ったりしたけれど… ないものはないからこそ、見てみたいものが出てくるのかもしれません。 夏はじりじりと照りつけていた太陽もおとなしくなって、 外に出られる気温になったことも、一つの理由でしょうか。 港の近くに、なんだか登っていけそうな道を見つけました。 登ってみるとその先

「みんなで創る地域の未来」海士町・島まるごと図書館構想とは?

図書館のない島のユニークな構想海士町は島根県の沖合60キロに浮かぶ隠岐諸島のうち、2番目に小さな人口2200名の島である。高齢化率40%を超える課題先進地だが、革新的なチャレンジを重ね現在はまちづくりの分野で注目を浴びるまでになった。活性化の流れは2005年、財政難となり存続の危機に追い込まれた年に始まる。行財政改革・産業振興・人づくりに重点をおいた施策が次々と打ち出されるなか、2007年に島まるごと図書館構想が立ち上がった。 島まるごと図書館構想とは学校・港・病院など人