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みんなの「ないものはない」ストーリー

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We have nothing? / We have everything? 「ないものはない」的だ!と感じたエピソードをまとめています。
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#この経験に学べ

「島じゃ常識さざえカレー」、「ないものはない」の誕生秘話。梅原 真さん・玉沖 仁美さんとのお話し会

島じゃ常識さざえカレー。海士町では誰もが知っている特産品。 このパッケージデザインをはじめ、「ないものはない」をデザインしていただいた梅原さんと、約25年前にさざえカレーの商品開発に尽力いただいた玉沖さん。 お二人ご一緒に海士町へ来られたこの機会に、隠岐ユネスコ世界ジオパークの泊まれる拠点施設 Entô にて、お話し会が行われました。 平日夕方にも関わらず30名を超えるみなさんに参加いただきました。お話し会の様子をお届けします。 ミニ講座:「そこにあるもの」をデザイン

謙虚に生きる。“繫がり”を続けていくために

「『ないものはない』って、もっと謙虚に使うべき言葉だと思う」 と、ぼそりと胸の内を伝えてくれたのは、Mさん(仮名)です。 「実際の島暮らしって、自分に何ができるかも大事ではあるんだけど、自分には何ができないのかをちゃんと分かっていることのほうが重要な気がします。その自覚がないと、島での人間関係づくりはうまくいかないんじゃないかな…」 そう語るMさんは、海士町出身の40代男性。15年ほど前に本土からUターンしました。島に戻り、今どんなことを考えながら暮らしているか。その話を