謙虚に生きる。“繫がり”を続けていくために
「『ないものはない』って、もっと謙虚に使うべき言葉だと思う」
と、ぼそりと胸の内を伝えてくれたのは、Mさん(仮名)です。
「実際の島暮らしって、自分に何ができるかも大事ではあるんだけど、自分には何ができないのかをちゃんと分かっていることのほうが重要な気がします。その自覚がないと、島での人間関係づくりはうまくいかないんじゃないかな…」
そう語るMさんは、海士町出身の40代男性。15年ほど前に本土からUターンしました。島に戻り、今どんなことを考えながら暮らしているか。その話を