島暮らし9ヶ月目、降った雪がうれしくて雪だるまを作った話
海士町にも雪が降り始めました。
話には聞いていたけれど、山陰地方の冬はやっぱりさむいですね!
4月から海士町で暮らしはじめ、9ヶ月が経ちました。
海士町note担当、R5年度大人の島留学生です。
ながいながい冬が、ついに到来です。
町の建物の中ではあたたかいストーブが付けられていたり、フェリーや内航船が全便欠航になる日もあったり。
「冬が来たね」という言葉を聞く機会も増えてきました。
とある休日。
雪がうっすらと積もっていました。
今日は一日家のなかでゆっくりしようと思っていたところ、
シェアメイトが「ゆきだるま作ってきます!」と、外へ出て行きました。
追いかけてみると、
車のボンネットに積もった雪をかき集めています。
手がつめたそうですね。
この雪だるまを完成させて、玄関に置きたいそう。
雪ってこんな楽しみ方があるんだなぁ、なんだかいいなぁと思いながら、私は家の周辺をお散歩します。
家主さんの畑の野菜には、雪が降り積もっていて
家のまえのナンテンもなんだか冬っぽく。
島に来るまでの冬って、イルミネーションや街中の音楽で感じることが多かったけれど。
自然から季節を感じることができるって、豊かなことだなと思います。
そんなことを考えながら歩いていると、家の方から声が聞こえてきました。
小走りで近づいてみると、
どうやら、雪だるまを玄関へ持っていくときに
落としてしまったようですね。
大丈夫大丈夫、まだカタチは残っています。
ひろって、丸くして、
小枝で手をつければ、雪だるまが完成!
と思いきや、
あたまには葉っぱ、鼻には枯れたオクラを。
めだまは落っこちていた夏野菜の名残り、プチトマトをつけて。
雪だるまが完成しました。
すこしハロウィンぽさも感じつつ、
しっかりと記念撮影。
雪国育ちのシェアメイトも一瞬出てきて、
かわいらしい雪うさぎを作ってくれました。
ふたり並べて完成です。
雪だるまたちが完成したころには、陽のひかりも出てきました。
青空が見えるとうれしい今日この頃。
これからもっと寒くなるのかな、もっと雪が降る日もあるのかな?
どんな景色が見られるんだろう。
冬もしっかりと、味わいたいと思います。
(R5年度 大人の島留学生:柿添)