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海士町でのたくさんの経験をお土産に。とても濃厚な2週間でした。(海士町インターンシップ)

気づけば、もう離島の日。
あっという間に2週間経ってしまいました。

海士町役場総務課のインターン生として情報発信業務に携わりました。
東京都市大学(以下、都市大) 2年の丸山です。
海士町での仕事や暮らしについて、振り返ってみたいと思います。

帰り道の一コマ



仕事を振り返って。

私個人としては、普段からアルバイトはしているものの、インターンシップに参加するのは今回が初めてでした。

配属先は海士町役場 総務課。まさか自分が役場に所属してインターンシップを経験するなんて…。貴重な機会をいただきました。

勤務初日。
とても緊張しながら出勤しましたが、
みなさんに温かく迎え入れていただき安心しました。

まずは、自己紹介記事の作成。

初めての記事作りは、ただ自分の思いを書くだけではなく、読者の方へ誤解のないように伝えるなど、気をつけることが沢山あり、一つの記事を書くのに結構考えることがありました。


無事に自己紹介記事が投稿できた後は、水族館イベントの取材・レポートを担当しました。

初めてのインタビューに戸惑いながらもイベント取材を頑張りました。
取材後は、早速イベントレポート記事の作成へ。

私はインタビュー部分をまとめることに。

インタビューをした方の人柄を残しつつ、誤解のないように上手く言い換えながら、伝えたいことをまとめるという責任のある仕事だと感じました。

初めてヒトデに触りました!


そして、最後はまさにこのインターンシップの振り返り記事です。

2週間色々なことがあり、書きたいことが沢山あるため
まとめることにかなり苦戦して書いています。


インターンシップの魅力を動画に

広報担当として、私の活動だけではなく、他のインターンシップ生がどんな様子で仕事をしているのかを一本の動画にまとめてみました。


この動画を制作するにあたり、色々なインターンシップ生の配属先にお邪魔させていただきました。

正直、みんながどんなことをしているのかお互いに気になるところではあったので、そういう意味でも各事業所に取材へ行くことができ、良い経験となりました。

みんなの頑張っている姿を生で見ることができたのは広報担当の特権ですね。全員それぞれの事業所で、やりたいこと・得意なことを活かして頑張っていました。

宇受賀から見える隠岐の島町


広報業務で感じた、人と人とのつながりの大切さ。

どの記事も共通して、

  • 「海士町の方々に海士町で起きている出来事を知ってもらいたい。」

  • 「海士町に関心を持ってもらいたい。」

という気持ちで書いていました。

知ってもらうことで、関心を持ってもらうことで、より人と人との繋がりが強くなり、コミュニティの幅が広がるのではないかと考えます。

人と人とのつながりが強くなることで、お互いに協力し、ひとりでは絶対に成すことのできないことができるようになるのでは。

今回これを強く感じたのは、水族館イベントに参加したときでした。

インタビューをさせてもらったみなさんが共通して、「みんなで協力したから」「みんながそれぞれ得意な分野で活躍してくれたから」などみんなでやったからこそ大成功できたイベントであったと語ってくれました。

豊田地区の風景


心が落ち着く海の時間。

海士町滞在中の休日や仕事終わりのことを。

海士町には沢山魅力的な場所があり、毎日どこかへ出掛けていました。仕事終わりには夕日を見に行ったり、ご飯を食べに行ったり、地域のバドミントンに参加したり…。

夜になると、無数の星が見えて感動しました🌟

数えきれないほどの星


休日は西ノ島にも行きました。

外浜海水浴場で黄昏


海士町をはじめとする、隠岐の島々は本当に自然が豊かで心が落ち着きます。

海を見ながらボーっとする時間が大好きでした。
私の推し海は風呂屋海水浴場やひすか会館付近です✨

ひすか会館付近


2週間、海士町で過ごしてみて感じたこと。

都会と比べると物理的に島にいる人の人数が少ないので、ある意味ひとりひとりの役割の重大さが大きく、少し誇張して表現すると、「自分がいなくなると島が成り立たなくなる」。

そのくらい、ひとりひとりの存在意義が大きいんじゃないかと感じました。一人一役的な。

自分の存在意義が大きいからこそ、自分の得意なことを活かすことができ、自己肯定感もあがり自信がつく。

そして、みんなが活発になる。
まちが活性化する。

そんなことを感じました。
私も、たった3つの記事でしたが、微力ながらも海士町の情報伝達に役立っているんだと思うと自信も付き、自己肯定感もあがりました。

特に、動画制作に関しては私が「作りたい」と言ったら快く受け入れてくださり、実現することができました。

自分のやりたいことを肯定的に受け入れてくださる海士町の優しさが嬉しかったです。


海士町の経験は今後の自分の糧に。

長いようで短かった、
短いようで長かった。

2週間という期間でしたが、
大学2年生の夏。
私の人生に残るかけがえのない経験ができました。

それも海士町という素晴らしい土地と、
海士町のみなさんが温かく受け入れてくださったおかげです。

制作した記事や動画を通して、海士町のこういった制度に興味を持ち、参画してくれる人がいたらとても嬉しいです。

きっと、ここで得た経験が今後の生活の中で役に立つ日がくると思います。

私は海士町にきて本当に良かったです。

レインボービーチから見えた虹🌈


海士町で得た経験を活かして頑張ります!

私だけではなく、8月に来た前半組のインターンシップ生を合わせると、約20人の都市大生が今回参加しました。

シェアハウス内でも「良い経験ができた」「本当に楽しかった」とみんなで話しています。

東京に戻っても、私たちはここで得た経験を活かして活躍していきたいと思います!

東京都市大学 インターンシップ生

改めまして、海士町のみなさんありがとうございました!!


島前地域で大人の島留学・島体験・インターンシップを考えているみなさんへ

見ず知らずの地域に飛び込むためには勇気がいりますが、考えているだけじゃなくて、まずは行動してみると良いと思います。

「やりたいことができる。」というのが海士町の大きな特徴だと思います。

普通のインターンシップであれば、自分で業種を絞り、自分で企業を見つけて応募する。

しかし、島前のこの制度では島の方と複数回にわたり面談をし、配属先は自分の興味関心に寄り添ってマッチングしてくれます。

だからこそ、こうして私も自分のやりたいことをさせてもらいました。

私の在籍する学部は、学校教諭や保育士資格が取れるわけではありません。
それでも、小学校や保育園に配属することができます。

やりたいことをできる限りやらせていただける、
こんな貴重な経験はないと思います。

やりたいことができる・実現するというのは自分の中で大きな自信に繋がりました。

私は初めてのインターンシップが海士町で本当に良かったです。


(海士町インターンシップ生:丸山)


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島との距離は離れても、気持ちはいつも近くに