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地域ならではの視点で | 山陰広告賞2022で海士町のみなさんが多数受賞!

山陰広告協会が主催し、毎年開催されている「山陰広告賞」。今年は部門が12に細分化され、写真、新人、地域創生の各賞を新設されました。

山陰広告賞
 山陰広告賞グランプリ1点
 山陰広告賞準グランプリ1点
 地方創生賞1点
 部門賞(12部門、各金賞銀賞)
 クリエーター特別賞1点
 写真賞1点
 新人賞1点
山陰広告賞サイトより

なんと昨年に続き、今年も海士町のみなさんが山陰広告賞を受賞されましたのでご紹介したいと思います。
受賞されたクリエーターのみなさん、広告主のみなさん、おめでとうございます!


地方創生賞

フルスイング!大人の島留学イメージビデオ(動画部門)

今年度から島前地域ではじまった大人の島留学のイメージビデオです。国内外の若者たちへ向けた島根県・隠岐島前3町村(海士町・西ノ島町・知夫村)での【中長期】就労型お試し移住制度。制作は、なかむらりょかんプロジェクトの中村さんによるものです。

制作社:なかむらりょかんプロジェクト
広告主:海士町役場人づくり特命担当

中村さんからは、「これからの時代、印象を伝えるためには動画での接続が大事になります。今回は海士町から依頼をいただき、ありがとうございました。リズムに乗せた転換と言葉の強さに重点をおき、観る人の意識を動かせたと思っています。島に最もふさわしいといえる地方創生賞を受賞することができ、感謝しています。これからも地域ならではの視点で、ローカルの魅力を発信していきます。」とのコメントをいただきました。


7人の中学生と7人の島民のつなぐ知夫案内(インタラクティブ部門)

同じ島前地域の知夫里島にある、知夫村立知夫小中学校の中学部2年生の7人がクリエイターさんとつくった、知夫村を案内するための特設サイトやポスターです。

制作社:隠岐デジタルラボミナミデザイン
広告主:知夫村立知夫中学校

制作過程は、ミナミデザインの南さんのnoteにも綴られています。


部門賞

金賞 | 800年後のあなたへ(動画部門)

後鳥羽院遷幸800年を記念して制作した、 後鳥羽院顕彰事業のコンセプト動画。 コンセプトは「つながる800」 この文化をみらいにつなぐことを目的とされています。

制作社:後藤章治
広告主:後鳥羽院顕彰事業実行委員会


銀賞 | 海士のごとばんさん 島民劇ポスター(ポスター・アーバンアド部門)

3月6日(日)の18時から隠岐神社特設ステージで行われる、後鳥羽院遷幸八百年を記念した島民劇「海士のごとばんさん」のポスターです。
当日は特別に無料で視聴できるYouTube Liveもあるとのことで、ぜひ海士町にお住まいでない方もご視聴ください!

3月6日に上演!

▼ 島民劇のYouTube Liveはこちらから視聴できます。

制作社:ミナミデザイン
広告主:後鳥羽院顕彰事業実行委員会


銀賞 | 大空高等学校 校章コミュニケーション(デザイン部門)

北海道大空高等学校の「飛行機人」という、自由に自分の意思で未来を切り拓いていくという意味合いのスローガン(コンセプト)があり、それにも通じる校章をデザインされたそうです。

制作社:ミナミデザイン
広告主:北海道大空高等学校


クリエーター特別賞

受賞した様々な作品に関わる、海士町在住のミナミデザインの南さんが受賞されました!南さんのnoteもぜひ見てみてください。

南さんから受賞のコメントをいただきました。
「この度は山陰広告賞にていくつもの賞をいただき、ありがとうございました。また、2年連続の受賞となり、光栄です。
ないものはないを掲げる海士町。デザインの環境も、ないものはない。ないからアイデアを出す。ないから斬新なコラボレーションが生まれる。ないからユニークなものになる。ないから工夫と知恵を絞る。その結果がこのような賞につながった大きな要素一つかもしれないなと思っています。
また、今回は島根県海士町・知夫村、鳥取県米子・大山、そして北海道大空町と、多地域のクリエイティブを出品させていただきました。
受賞により、より多くの方がさまざまな広告を目にしクリエイティブに興味を持っていただけるとともに、クライアントの方にも喜んでいただければ嬉しいです。ともに汗をかいてくれたみなさま、応援・サポートしてくださったみなさま、ありがとうございました。」


田舎の広告は、誰を幸せにしていますか?

この言葉は、山陰広告賞2022のキャッチコピーです。その続きは、こう書かれていました。

例えば、ローカル鉄道は地域の人々のために走る、ローカル新聞は地域の人に必要な地域の情報を届ける、私たちローカルクリエイターは、誰のために、何のために、いったい何をしているのか。

きっと、あなたは誰かのためのローカルで、身近な人のためにがんばっている。広告で地域の何かをよくしている。あなたがつくった広告は、誰を幸せにしてますか?

誰のために、何のために。
 教えてほしい、あなたが今年、何を広告したのかを。


受賞とあわせてご紹介させていただいた作品は、どの作品も地域の人に必要な、地域の情報を届けるためのもの。

noteスタッフの私は、近年特に島内外の様々なクリエーターさんによって、海士町の魅力が発信されていると強く感じますし、「広告」を依頼された広告主のみなさんもきっと同じ気持ちだと思います。

海士町noteも、クリエーターのみなさんに負けじと島のいろいろな面を文章を通じて発信していかなければと、元気をもらえました。

受賞されたみなさん、改めてご入賞おめでとうございます!


山陰広告賞2022の受賞作品はこちらからご覧いただけます。


応募作品は3月11日から4日間、米子市美術館で展示されるそうで、こちらも楽しみですね。

自分の地域や知らない地域の、心にささるクリエイティブがあるかもしれません。お時間ありましたらぜひ足をお運びください。


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