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2月の海士町 特集:地産地消

こんにちは。
海士町では、まだ雪が降り積もる日もありますが、少しずつ天気の良い日が増えてきたような気がしています。日もだんだんと長くなってきていて、少し明るい空に浮かぶ月がきれいな2月でした。

特に日数も少ない2月は、とてつもないスピードで走り去ってしまったように感じますね。それでは、今月の海士町をお届けします。


山陰広告賞2022|海士町のみなさんの受賞多数!

特集の前にうれしいニュース!山陰広告賞2022で、海士町のみなさんが多数受賞されました。今年は部門が12に細分化され、写真、新人、地域創生の各賞を新設された山陰広告賞。受賞されたクリエーターのみなさん、広告主のみなさん、おめでとうございます!


特集:地産地消

海や山、畑、田んぼに囲まれている海士町。季節ごとに旬の食材がたくさんあり、どの季節も島暮らしを彩る食べ物であふれています。海士町で獲れた食材を島のみなさんでいただく。地産地消を感じる記事をご紹介します。

⒈ まずは出店する自分たちが楽しむこと。日常を彩る島のマルシェ

毎月第1土曜日に海士町で行われている「まるどマーケット」。島のみなさんが集まる交流の場でもあり、誰もがお試しで実践できる場でもあるマルシェのような場所です。まるどマーケットができた経緯と想いをインタビューしました。


⒉ 学校給食

昭和57年からはじまった海士町の学校給食。イベントや食の記念日、学校行事などに合わせて考えられている給食メニューは、地産地消や海士町の風土などを考え、心を込めて作られています。海士町の学校給食の取り組みや想いをインタビューしました。


⒊ シマメとしいたけ

海のものと山のもの。シマメ(スルメイカ)と椎茸についてご紹介します。自然の恵みですね。

「季節ごとにはずせない食べものを少しずつ覚えていくのは島暮らしを重ねる楽しみの一つ。こんなにも細かな季節のグラデーションを視覚や味覚で感じられる暮らしは、つくづく贅沢です。」



海士町からのお便り✉|NEWSをお届けします!

今月の海士町に関するお知らせやおすすめ情報です。

⒈ 漁火光柱
漁火光柱とは、海上で漁船が使う魚を集めるための光が、上空の氷の結晶に反射して柱状に見える現象のこと。1年に1度、見られるか見られないかという確率だそうです。神秘的な光のもとが、漁師さんたちが灯す明かりだと思うと、ちょっと身近に感じられますね。


⒉ 漂着物コレクション展示会
様々な思い出とともに、どこからともなく海士町に流れついた漂着物。その漂着物を使った芸術品の展覧会が開催されました。
「流れ着いたモノたちは、どんなストーリーで流れ着いたんだろう、どんな旅路を経てきたのだろう、いろいろと思いを馳せてしまいました。」


⒊ 顔パス決済の実証実験がスタート
入島時に顔認証チェックインすると、宿泊施設やおみやげもの屋に設置された「スマートホテルマネージャー」の顔認証機能を使って、顔パス決済が可能になります。


⒋ 1年間もしくは3か月間、100名の仲間たちと挑戦する「大人の島留学」募集中!
全国各地の社会人・学生問わず20代の若者を対象とした、離島での1年間の就労型お試し移住制度「大人の島留学」。1年間、島の一員として島での仕事と暮らしに挑戦することができます。


⒌Life is Learning ツアー 2022
2022年3月5日(土)〜7日(月)に、海士町で「Life is Learning ツアー 2022」が開催されます。

「気づかぬうちに自分の中の「あたりまえ」に支配されている。そんな疑いもしない、当たり前の感覚を立ち止まり、取り外し、剥がしていく。新しい自分へと一歩を踏み出し、自分を知る喜びを「ないものはない」この島に体験しに来ませんか?」

▶イベント詳細


5. 交交株式会社「the RETRO FUTURE」
自然エネルギー導入支援事業や、地域の未利用資源活用支援事業を中心に、海士町で事業を展開する交交株式会社。交交株式会社設立の経緯や背景についてのインタビュー記事です。

コンセプトサイトはこちら


今月の読みもの|おすすめの記事をご紹介!

じっくり読んでいただきたい、おすすめの読みもの・動画特集です。

⒈ 私たちはどのくらい方言を理解しているのだろう?
現在、日本に16種類存在している方言。海士町にも特有の方言やイントネーションがあります。1~2年ほど海士町で暮らしている隠岐島前高校生のみなさんが海士町の方言クイズをしています。みなさんもぜひ一緒に考えてみてください!


⒉ わてわて「島の春シマメ」
海士町での冬の味覚といえば「シマメ」。イカの美味しい食べ方や、イカあるあるなど、海士町のみなさんの豆知識が集まっています。島の春が近づいていますね☺

▶︎ 拡大して見る


⒊ 隠岐を拠点に、旅するように暮らす「地方×多拠点×パラキャリ」の秘訣海士町を拠点として旅をするように暮らすお2人に、多拠点に活動する秘訣や経緯、多拠点で働くことで大事にされていることなどをインタビューされています。


⒋ AMU WORKの働き方
季節によってはたらき先を変えながら、島内の複数の生業に関わるAMU WORK(海士町複業協同組合)。時季によって、島内の様々な事業所へ派遣されます。現在、森林組合で働く方が、今月の仕事の様子や驚いたことを綴られています。


⒌ 大地の問いに耳をすまそう【Entô】
Entô」の公式オーディオガイドです。宿泊しながら聴いたり、歴史や文化を学びながら町を歩いたり。「泊まる」だけでは知りえない知識や視点を持てるとのこと。「日暮れから朝を迎えるまでの過ごし方」などのオーディオガイドをお楽しみください。


⒍食の力でみんなを笑顔にしたい【大人の島留学・島体験】
大人の島留学生・島体験生が海士町で暮らし、働いた経験から、自分自身の変化などを振り返っています。約3か月間で挑戦した商品開発。お互いに補い合いながら仲間たちと一緒に取り組んだそうです。



今月選んだ1枚:あそびをつくる

浜辺で拾い集めたお茶碗のカケラを使ってコースターを作りました。ただ海に落ちているものも、ちょっと工夫すると価値あるものに変化するのが面白いです。いつもより海に行くのが楽しみになりました。


ピックアップ SNS


「今月の海士町」アーカイブ


毎月の海士町の様子をまとめています。こちらのマガジンもぜひ見てみてくださいね。

▶ 12月の海士町 特集:隠岐島前高校
▶ 1月の海士町 特集:離島にもっと若者の還流を


Episode ~今月の表紙~

2月ということで、節分をテーマに描きました。豆まきにおびえている赤鬼・青鬼が、ぴったり寄り添いながら広報のお手伝いをしています。具材たっぷりの恵方巻にも注目してください!(イラスト:東瀬戸

今月の写真は17時半頃の日須賀の夕焼けです。空全体に広がるオレンジ色の光がきれいで、その光を追いかけたところ、日須賀の海にたどり着きました。橋の上から見る夕焼けは特に空が大きく見えました。(写真:嘉根)


島との距離は離れても、気持ちはいつも近くに