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令和3年度 後鳥羽院遷幸800年アーカイブ

後鳥羽上皇がお遷りになられてから令和3年で800年。
海士町には後鳥羽院に由緒を持つ、たくさんの伝承と文化があります。
一つ一つを大切な財産として、未来へつなげるべく、あらゆる行事が執り行われました。

「よみがえる承久の乱」展 京都文化博物館 4月6日

特別展「よみがえる承久の乱―後鳥羽上皇 vs 鎌倉北条氏―」は、800年前に起きた日本史上の重大事件「承久の乱」をテーマにした初の大規模展覧会を開催しました。時代を映し出す国宝22点、重要文化財12点を含む、貴重な作品約160点が展示されました。


ものつくりワークショップ~竹燈篭~ 6月12日~13日 

「島一周神輿渡御」の道中や崎の港に飾る竹灯篭作りのワークショップが行われました。大人の島留学生を筆頭に、隠岐島前高校のみなさんと協力。
色とりどりの灯篭が完成しました。


800年モニュメント除幕式 8月5日


後鳥羽上皇が海士町にお遷りになられてから800年を迎えたことを記念し、モニュメントの除幕式が行われました。
モニュメントには、上皇が祀られている隠岐神社の松の間伐材を使用。
キンニャモニャセンターの切符売り場に置かれました。


神迎祭(崎地区) 9月11日 

後鳥羽上皇のご着船の地である海士町崎地区の海岸。
後鳥羽上皇の御霊をお迎えし、祭典が行われました。
神迎祭の様子はnoteからもご覧いただけます。


令和3年度 第2回 島のオンライン文化会議~「生きる」×「私」たちの表現 隠岐と後鳥羽院から考える~ 9月20日 

「刀剣」、「陶芸」、「詩・絵画」などで活動をするゲスト3名をお招きし、ものを生み出す、ものを見る際の背景にある「生きること」、「表現すること」について学び、語り合う場を企画しました。


後鳥羽院遷幸800年記念大祭 記念文化祭 10月16日

100万人のクラシックライブ・かわず太鼓・こころ音雅楽会・隠岐島前神楽・白拍子舞・奉納刀神前打ち(月山貞利氏)・子どもたちの学習発表など当日を盛り上げました。


NHK大河「鎌倉殿の13人」PR企画~ごとばんさんTシャツアートプロジェクト~ 11月11日

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に後鳥羽上皇がご登場なさったことから、NHK松江放送局主催のPR企画として「ごとばんさんTシャツアートプロジェクト」を開催しました。町内の小学生を中心に、真っ白なTシャツにも色をつけていきます。作ったアート作品は、隠岐神社の外苑と隠岐神社境内にある離島キッチンで展示されました。


令和3年度 第3回 島のオンライン文化会議~遷幸800年 伝承に見る三上皇のお姿~ 11月20日

第3回島のオンライン文化会議では、「承久の乱」研究の第一人者、長村祥知さんをお呼びし、基調講演が行われました。


島民劇「海士のごとばんさん~悠久の海の彼方から~」上演 3月6日

島民から「ごとばんさん」と呼ばれる後鳥羽上皇の伝承を劇団幻影舞台主宰の清原眞さんによる脚本と演出でまとめた劇です。
令和元年の秋に行われた島民オーディションで選ばれた方々が役を演じ、役者とスタッフ含め、約70名以上で力を合わせて作り上げました。

隠岐神社奉納コンサート「100万人のクラシックライブ&清水十輝 3月7日

隠岐神社拝殿にて、第1部では、ヴァイオリニストの矢部咲紀子さんとピアニストの楠絵里奈さんによるクラシック曲が演奏されました。
第2部では、シンガーソングライターの清水十輝さんによるオリジナルソング、第3部では、コラボ演奏として、矢部さん、楠さん、清水さんの3名による「海士町民の歌」の披露がありました。

後鳥羽ロード探索~御波から西への道~ 3月23日 

800年前上皇が崎にご着船後、行在所である苅田郷へ移動される時に上皇自ら歩いたとされる「後鳥羽ロード」を探索しました。

ごとばんさん伝統文化未来教室 通年

後鳥羽上皇が海士町にお遷りになって800年。
ごとばんさんゆかりの伝統を子どもたちに体験してもらいたいとできたのが、「ごとばんさん伝統文化未来教室」です。
R3年度の伝統文化未来教室は計7回行われました。

第1回 7月17日
〜囲碁〜
第2回 8月1日
〜和歌〜
第3回 10月2日 
~琴~
第4回 10月24日
~お茶~
第5回 11月13日
~蹴鞠~
第6回 1月
~刀~
第7回 1月
~料理~


島との距離は離れても、気持ちはいつも近くに