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海士人(あまじん)

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見どころ満載!島内で様々なことに挑戦されている海士町の「人」にフォーカスした記事をまとめました。
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#離島

見どころ満載!海士町でいろいろなことに挑戦している「海士人」紹介マガジンができました!

海士町noteが作成している、海士町みんなのnoteマガジンや海士町教育委員会のマガジンには、計1,000本を越える記事が掲載されています。 それらの中から、海士町の「人」にフォーカスした記事をまとめ、新たに「海士人」というマガジンを作成しました。 さらに!海士人マガジンに掲載している記事のマップ化もしています。気になる記事から、気になる場所から、海士のみなさんを知っていただけるとうれしいです✨ マガジンを作成するに当たって、海士町noteスタッフの私が、ぜひみなさんに

【海士町】海士町の公務員の人

私qbcこと栗林は、東京生まれ、東京育ち。地方というものに縁遠いのですが。さらに離島というものにもかなり距離を感じているのですが。 無名人インタビューをしていて、思ったよりも離島関係のインタビューをしているんだなあと。 でも自分自身は行ったことがなくて。 いや、20代の頃に、伊豆大島に行ってますね。 遠かった。島の人に夜、車に乗せてもらって、ドライブしたな。 懐かしい。 また、そろそろ離島に行くタイミングなのかもしれない。 ということで無名人インタビューゴッ!!!!! 【ま

「変化の時代」を乗り越えて@CAS凍結センター       

こんにちは。 海士町ふるさと納税担当の遠藤です! いつも海士町を応援して下さり、本当にありがとうございます。 今回は、離島であるが故のハンディを克服し、海士町の成長発展に著しい貢献をしてきた「株式会社ふるさと海士」のCAS凍結センターを再訪し、“withコロナ”の時代にどういう変化があったのかを根掘り葉掘り質問させていただきました! 海士町が離島としてのハンディを克服するために【島民インタビュー】|海士町ふるさと納税担当|note 1.業務用から個人用になったのが一番の

約2年間で3つの仕事を経験した、「複業」という新しい働き方をしてみて

今、地方においてそれぞれの地域の特色を活かした「複業」「多拠点居住」という新しい働き方が増えてきています。 隠岐諸島でも「地域におけるマルチワーク」つまり「複業」推進の動きは加速しており、現在隠岐4島それぞれに地域づくり事業協同組合組織が設立されています。 そこで、2022年12月11日(日)に、一般社団法人 離島百貨店オフィス内(東京都千代田区 永田町グラスゲート5階)で、多拠点生活や新しい働き方を探る『離島の地域複業・就職フェア』を開催することになりました。 このイ

季節によって働き先を変える「複業」をして、漁師を目指す決意ができた。

今、地方においてそれぞれの地域の特色を活かした「複業」「多拠点居住」という新しい働き方が増えてきています。 隠岐諸島でも「地域におけるマルチワーク」つまり「複業」推進の動きは加速しており、現在隠岐4島それぞれに地域づくり事業協同組合組織が設立されています。 そこで、2022年12月11日(日)に、一般社団法人 離島百貨店オフィス内(東京都千代田区 永田町グラスゲート5階)で、多拠点生活や新しい働き方を探る『離島の地域複業・就職フェア』を開催することになりました。 このイ

#ジオパークで生きる人01 |島を故郷に持ち、百姓として生きる。

海士町は離島の火山島という成り立ちでは珍しく平地と水が確保できる環境に恵まれており、島前地域の中で唯一田園風景が広がる場所です。しかし近年全国的な米消費の落ち込みや外国産の安価な米との競合の中、離島での米作りは難しさを増しています。波多さんから見える米作りの現在と昔と未来、一体どんなものでしょうか。 ー昔から今、百姓の現状とは。ー  "米作りはちっちゃい頃から当たり前のようにやっとったなあ。あとは餅、あんこ、赤飯、きなことかの加工品やな。あんこを1パック出すのも手間がかかる

自分を変えるために必死になったからこそ見えたもの

これまでの人生の80%を離島で過ごしている清瀬さんは、鹿児島県にある徳之島で育ちました。島に大学がなかったことから、鹿児島本土へ進学。そして、大学を卒業し2021年4月から1年間の大人の島留学に参画されました。 現在も離島在住歴を更新中。大人の島留学を経て、2022年4月より海士町役場職員として海士町で暮らしています。 「地元が大好きだし、いつかは帰ろうと思ってるけれど、海士町でもっと色々な経験や考え方を身につけたい。」と話す清瀬さんに、海士町に移住した理由や大人の島留学

自分で育てた「もち米」で作る本みりん「海士の本みりん 儘(mama)」

海士町の自然の”まま”に育った、海士町のその”まま”の味を感じる「海士の本みりん 儘(mama)」。海士町のお米から作られた本みりんができました。 「海士の本みりん 儘 mama」を手掛けたのはみやざきサービスの宮﨑さんご夫婦。自家生産された「もち米」を原料として、愛知県の九重味淋株式会社さん(以下、九重味淋さん)のもとで製造されています。 今回は、宮﨑さんご夫婦に「海士の本みりん 儘 mama」を作るきっかけや、特徴、オススメの使い方などを取材しました。 海士町の食材

海士町の自然、食材、仲間。すべてがチームとなって届ける学校給食

昭和57年4月から始まった海士町の学校給食。海士中学校に隣接された海士町学校給食共同調理場(以下 海士町給食センター)から、出来立てほやほやの給食を小中学校に届けています。 海士町の学校給食は、小学校2校、中学校1校 約220食提供されています。栄養満点!ボリューム満点!の学校給食。海士町の給食の取り組みや想いをお聞きするべく、海士町給食センター栄養士の小田川さんにお話を伺いました。   給食には物語がある給食はどこか特別で、大人になっても話題になるもの。小田川さんは、こ

まずは出店する自分たちが楽しむこと。日常を彩る島のマルシェ

毎月第1土曜日に、海士町で行われている「まるどマーケット」。マルシェのような雰囲気で、パンや野菜、海産物など、さまざまな食材や食品、雑貨などを買うことができます。 海士町の人が、海士町のものを、海士町のために。島らしさがつまった「まるどマーケット」は2021年12月に1周年を迎えました! 今回は「まるどマーケット」がどうして開催されるようになったのか、まるどマーケット実行委員の藤澤さんにインタビューをさせていただきました。開催の経緯や想いなど、まるどマーケットについて詳し

仲間と共に、大人と共に、地域と共に、意志ある未来を創る

隠岐島前高校に、来年度より新しく地域共創科が創設されます。 「地域共創科」とは、文部科学省の普通科改革の流れを全国に先駆けて実施するもので、より地域の特徴を生かしたカリキュラムで学ぶことができる新しい制度です。 入学から1年間は全員が普通科として共通カリキュラムを学び、2年次より各自の興味関心や進路希望などに応じて学科選択をし、普通科か地域共創科に分かれて学びます。 今回は地域共創科について、教育魅力化コーディネーター・隠岐島前高校の先生方に地域共創科の特色などをお聞き

食べれるしゃもじ、踊れるサブレーができるまで。

海士町を代表するものと聞いて、みなさんはなにを思い浮かべますか? そのひとつに「キンニャモニャ」があります。 キンニャモニャは、海士町で古くから大切にされている隠岐民謡の一つです。毎年8月に開催される町一番のお祭りのキンニャモニャ祭りでは、両手にしゃもじを持ち、新しく移住してきた人も、ずっと海士町で暮らしている人も、みんなで一緒に踊ります。 そんな島のアイデンティティでもあるしゃもじをモチーフに、新しい海士町のお土産ができました。食べれるしゃもじ、踊れるサブレー「あましゃ

ナマコ事業をきっかけに持続可能な漁業に切り替えていく

令和3年度、海士町未来共創基金では2つの事業が採択されました。なまこ漁師会さんの「ナマコとともに生きていく(ナマコ資源増殖支援事業 以下、ナマコ事業)」と宇野さんの「海が好きになるマリンボート事業」です。 事業を提案された宮﨑さんと、事業を伴走者としてサポートする山下さんに、ナマコ事業を行うきっかけや経緯についてお聞きしました。 ▼ 設立の経緯や基金についてはこちら ーーーーー ナマコが減少している危機感があった 3年ほど前から海士町近海でナマコが減少している現状を山

このまちで育った子どもたちに隠岐の海のすばらしさを伝えたい。【未来共創基金 海が好きになるマリンボート事業】

令和3年度、海士町未来共創基金では2つの事業が採択されました。宇野さんの「海が好きになるマリンボート事業(以下、マリンボード事業)」となまこ漁師会さんの「ナマコとともに生きていく(ナマコ資源増殖支援事業)」です。 事業を提案された宇野さんにマリンボート事業を行うきっかけや「アドバイザー・伴走者」という海士町未来共創基金独自のサポート体制についてお聞きしました。 ▼ 設立の経緯や基金について ーーーーー 海士町の海を知ってほしいマリンボート事業提案者 宇野さん(以下、宇