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半官半X

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半官半Xとは、『官』として役場の業務に従事しながら、『X』として自分の「好き」や「得意」を地域に還元する海士町独自の働き方です。
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#島根県

これまで取り組んできたことを次の世代へ紡いでいくー半官半Xという働き方

2021年より、海士町役場に新しく発足した半官半X特命担当。 今回は、海士町役場独自の取り組みである半官半Xについて、まるごとご紹介していきます! 自分の「好き」や「得意」を地域に還元するこれまでの海士町では、「官」と「民」とが連携をしながら、島のファンを増やすべく「まちづくり」に挑戦してきました。 しかし、昨今の急速な時代の変化とともに、地方課題は深刻化しており、海士町においても、地域の担い手不足という課題はとても大きなものとなってきています。 そんな中2018年度

令和5年度 第1回 海士町職員採用試験

海士町では一般行政事務(地域の担い手業務(半官半X))・土木事務・保険師を募集します。みなさまからのご応募、心よりお待ちしています。 地域の担い手業務(半官半X)とは役場職員が庁舎内で公務員としての仕事(官)だけでなく、現場に足を運び、町民とともに様々な仕事(X)をし、語り合う中で現場の課題を一緒に解決する力を身に着けていくことを目的とした働き方です。 様々な職場を経験することで役場職員も地域の担い手(自分たちが島をしゃばる )という自覚を持ち、それぞれの特技を活かした多

半官半Xの大山さんに密着!海士町特産「崎みかん」の現場支援レポート

半官半Xとは、新しい働き方を推進する海士町役場独自の取り組みです。公務員と聞くと、デスクワークや事務作業が中心というイメージを持っていらっしゃる方もいるかと思いますが、海士町の半官半Xは現場での当事者意識を大切にしています。 今回は、海士町役場で昨年10月からインターンをしている島体験生の私が、昨年4月に海士町役場の半官半X特命担当として入庁した大山さんを取材しました。 海士町の崎地区にある、みかん生産の現場の様子をお届けできればと思っています。 自然に囲まれた環境の中

互いの等身大をモットーに。キャンプ採用の醍醐味。

海士町役場では、海士町の次の 10 年を共創する新しい仲間を募集し、「令和4年度 海士町正規職員キャンプ採用枠試験」への公募を開始しています。 昨年度から始まったキャンプ採用試験。導入した1番の目的は、会話をして、お互いのことを知るということ。素の自分を出しあうことで、お互いに確かめあいながら、役場の雰囲気を知っていただければと思っています。 そこで前回は、キャンプ採用試験を導入した理由や詳細について、人づくり特命担当課長の濱中さんにお聞きしました。   今回は、昨年度

火を囲んでみんなで語らう、キャンプ採用試験を実施します。

海士町役場では、海士町の次の 10 年を共創する新しい仲間を募集し、「令和4年度 海士町正規職員キャンプ採用枠試験」への公募を開始しています! この採用試験の特徴は、1次試験でキャンプをするということ。行政の正規職員の採用試験が「キャンプ」というのは、おそらく日本全国初めてのことではないでしょうか。   挑戦したい人のためのステージ海士町の次の10年を共創するため、海士町職員が「官」という立場にとらわれない自由な発想と、それを仲間と共に実現していく実行力を活かしていけるよ

7月の海士町 特集:半官半X

梅雨も明け、海士町のベストシーズンの夏がやってきました! 海の透明度も増し、キラキラと輝いています。 これからの時期、マリンアクティビティを楽しめるのも隠岐の魅力の一つです☺ ご来島の際にはぜひ隠岐の海をお楽しみください! それでは7月の海士町をお届けします! 特集:半官半X 2021年より海士町役場に新しく発足した半官半X特命担当。 半官半Xという働き方には、役場職員自らが地域の担い手になること、自分の「好き」や「得意」を地域に還元すること、の大きく2つの特徴がありま

半官半X活動~保健福祉の魅力~

こんにちは!半官半X特命担当の根岸(ねぎし)です。 私は今、看護師・保健師の資格を生かして、福祉施設や役場の健康福祉課の中で、町がもっと元気になるために活動しています。 約3か月、活動の中で感じる、ここでの魅力ややりがいについて紹介します。 近年コロナ禍で大きく影響を受ける医療福祉の現場ですが、ほっこりと関心をもっていただけると嬉しいです。 自己紹介半官半Xの働き方については、こちらをご覧ください。 高齢者住宅・デイサービス「福来の里」福来の里とは 「社会福祉法人だんだ

令和4年度 第1回 海士町職員採用試験

海士町では一般行政事務(地域の担い手業務(半官半X))・土木事務・保健師を募集します。 みなさまからのご応募、心よりお待ちしています。 地域の担い手業務(半官半X)とは役場職員が庁舎内で公務員としての仕事(官)だけでなく、現場に足を運び、町民とともに様々な仕事(X)をし、語り合う中で現場の課題を一緒に解決する力を身に着けていくことを目的とした働き方です。海士町役場では令和3年の4月から半官半X特命担当を配置しています。 様々な職場を経験することで役場職員も地域の担い手(自

この採用は挑戦したい人のためのステージ。海士町長と半官半X特命担当課長による特別対談

日本初の取り組みである、海士町独自の働き方『半官半X』。これまで海士町noteでは、数回にわたりご紹介してきました。 今回は、海士町長と半官半X特命担当課長に、半官半Xがはじまってからの変化やこれから期待することなどについて話していただきました。また、海士町役場の職員募集の中で新たに「海士町魅力化推進枠」が生まれた経緯についてもお聞きしました。 この記事の最後には、採用試験についてのお知らせも掲載しています。ぜひご確認ください。 半官半Xとは 『官』として役場の業務に従

現場の声に寄り添う仕事/挑戦の島・海士町の次の10年を共創する、新しい仲間を募集します!

海士町役場では現在、2種類の職員採用募集をおこなっています。 現場の声に寄り添う仕事。海士町に興味を持ってくださったみなさんに、島で働くことをより具体的に感じていただけるよう、イメージフィルム(4分)を制作しました。 まずはこちらをご覧いただけるとうれしいです。 募集の1つである半官半Xは、『官』として役場の業務に従事するだけでなく、『X』として自分の「好き」や「得意」を地域に還元する海士町役場独自の働き方です。 半官半Xでは、『X』の仕事が海士町のためになっているかど

まちの未来を考える。移住の経緯とそのわけ。

海士町役場は今年度(2021)付けで7名の職員が入庁しました。 離島で働く、そして離島の役場で働くことは、なかなか想像がつきにくいかと思います。そこで、海士町役場の半官半X特命担当に焦点をあて、2回にわけてご紹介したいと思います。 今回の第1回目では、なぜ海士町に移住したのかや移住の不安、海士町役場で働くまでの流れなどをご紹介します。 今回インタビューをしたのは、新卒で海士町役場に入庁した洞さん(所属:半官半X特命担当)。洞さんは、大学を休学し海士町役場で1年間のインタ