見出し画像

6月のオープンアイランド、私たちが担当します!(その2)

オープンアイランドとは?

「また会いたくなる人に出会える2日間」をコンセプトにつくられるオープンアイランド。このnoteでは6月の「島の当番」をご紹介します。

オープンアイランドの詳細については、ぜひこちらをご覧ください!

画像2

6月の当番!(御波地区チーム)

6月の当番、2組目は井筒佳和さん、永原馨さん、新立みずきさんの御波チームでお届けします。

「御波」と書いてなんと読むかわかりますか? おんなみ? ごは? 正解は「みなみ」です。御波は文字通り島の南側にある集落です。

画像1

海士町は山を隔てて大きく2つに分けられます。フェリーターミナルのある北側を「海士方(あまがた)」と呼び、その反対側を「上方(うえがた)」と呼びます。いわゆる観光でいらっしゃるバスツアーなどはほぼ100%「海士方」で完結してしまい、「上方」に行くことはまずありません。島の中でも「海士方」に住んでいる人で、しょっちゅう「上方」に行きますという人はそんなに多くないはず。

2組目の「当番」は、そんな上方の御波地区にお住まいのお三方にご協力をいただくことになりました。

井筒さんと永原さんはナイスミドルな同級生。ふだんから何事にも熱心で積極的で、とくに移住して来た人の面倒見も本当にいいお二人。その評判から最近では「海士に住むなら御波地区に住みたい」という移住者も増えているのだとか。

井筒さん

井筒佳和(写真中央)。海士町出身。島の建設会社「飯古建設」に勤めて28年目。海士の名物スナック「みちくさ」の常連さんで、ママと大の仲良し。歌がとてもうまい気さくでダンディなジェントルマン。

永原さん

永原馨(写真右)。海士町出身。元郵便局員で、今は海や山での百姓仕事に日々勤しむ。移住者の面倒見がよく、みんなから頼りにされるナイスミドル。実はお坊さんの資格を持っていてお経が読める。

そしてこのお二人を支えるのが、いつも冷静沈着な移住者である新立みずきさん。御波に移住してからとくにお二人にはお世話になっているという新立さん。お話しを伺った際も、年齢の差を感じさせない仲の良さを見せてくれました。

画像8

新立みずき。奈良県出身。2016年11月に海士町移住。隠岐島前高校魅力化コーディネーター。移住前は青年海外協力隊としてアフリカはウガンダで活動。島の高校生からも慕われる頼りになるお姉さん。

画像5

「どんな旅になるといいと思いますか?」という問いに、「この島でしかできないことはもちろんだけど、この御波のよさも知ってもらいながら、参加者の人たちといろんなことを話してみたい。」とお話ししてくださった井筒さん。

「毎週末には公民館前の広場でグランドゴルフやってるんだよ。のんびりしたいい時間だから一緒にやるのもいいし、地区にある布施神社からの絶景を一緒に見るのもいいなぁ。だけど上まで行くのに120段くらい階段登らないとだから、しんどいと思うけど。」

一方で「参加者の方々は何をやりたいんだろうなぁ。」と参加者に思いを馳せていた永原さん。「こっちは参加する人たちのやりたいことにできる限り応えられるように、いろいろ準備したいなぁ。」とお話ししてくださいました。
どうすれば参加する人が「御波地区の日常」に溶けみやすくできるか、あれこれと考える姿には、島の人たちが根底に持っている「来た人に楽しんでもらいたい」という想いを感じることができました。

移住者でありながら御波地区に溶け込んでいる新立さん。「御波地区は人口も多くない集落なので、とても仲がいいんですよ。年末にみんなでお餅をついたり、地区まるごとで運動会をやってしまったり! 90歳を超えてもまだまだ元気なおじいちゃんから昔話聞いたこともあって、何をしても楽しいんじゃないですかね(笑)
魅力的で個性的な移住者もたくさんいるので話しを聞いてみると面白いと思いますよ!(笑)」。

画像6

また、筆者である河本も御波地区の水先案内人としてこの旅に参加します!

画像7

河本直起。神奈川県川崎市出身。大学を休学してプチ移住体験のつもりで来たら、いつの間にか在学中にもかかわらず就職していました。海士町の「人」が大好きです。

今回、事前のヒアリングで御波地区を訪れて感じたのは、当番のお三方はもちろん、気さくで社交的な御波地区の皆さんとの交流機会が純粋に楽しみだと思いました。筆者である僕自身もまだあまりよく知らない町の中でも「ディープスポット」である御波地区を一緒に楽しませてもらえたらと思います!

なお、当日は「御波大探検ツアー」と題して、御波のdeepな街並みを散策したのち、島の有名おじいからの貴重な昔話を聞いて、最後はみんなでBBQをする予定です!島の一つの地区をこんなに堪能できるツアー他にない!!

画像9

6月のオープンアイランド、もう1組の「当番」はこちらのリンクからご確認いただけます。途中で合流するかもしれませんので、あわせてご覧ください!


島との距離は離れても、気持ちはいつも近くに